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火山で読み解く古事記の謎 (文春新書) 単行本 – 2017/3/17

5つ星のうち 4.0 4件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

7300年前、日本列島を襲った巨大カルデラ噴火を
縄文人が記憶していたのだとしたら――
地質学データ、文献、足で集めた情報をもとに
古事記神話の謎に挑戦する意欲作!
日本列島の原風景、日本人の意識の「古層」を探る旅。

第一章 アマテラスと縄文時代の巨大噴火
第二章 出雲――八雲立つ火山の王国
第三章 縄文時代に出現した天孫降臨の山
第四章 女神イザナミ――黄泉の国は火山の国か
第五章 熊野――謎の巨大カルデラの記憶
第六章 大地を鎮める王――永遠に遍歴するヤマトタケル
終章 日本列島における火山の記憶

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、古事記神話は日向(九州南部)と出雲(島根県)を主な舞台としているのか。もし、7300年前の巨大噴火を縄文人が記憶していたのだとしたら―。地質学データ、足で集めた情報をもとに古事記神話の謎ときに挑戦する。

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登録情報

  • 単行本: 252ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2017/3/17)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4166611224
  • ISBN-13: 978-4166611225
  • 発売日: 2017/3/17
  • 商品パッケージの寸法: 17.4 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 4件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 単行本 Amazonで購入
古事記の神話を火山に関連付けて読み解く説は私は聞いたことがなかったのだが、面白い試みだなと思い、本書を読んでみることにした。『はじめに』によると、こうした試みは、さまざまな分野の人たちが早くは戦前から発表しているのだそうだ。ただし、その顔ぶれの中には専門家の名前はなく、筆者自身が「火山と神話を結びつける言説は、古事記の専門家による注釈書や解説書ではほとんど関心を払われていません。トンデモ学説とみなされているのかどうかはわかりませんが、異端的な古事記解釈として黙殺されてきました」と述べている。そういう前提のある説であっても気にならず、興味を持てるという方は、本書を読んでみる価値はあるというのが、本書を読み終わった後の私の率直な感想だった。 

特に、アマテラスの「岩戸隠れ」神話において有力とされている日食説と冬至説のうちの日食説について、わずか数分間で終わってしまう日食には当該神話に記されているような祭祀を行えるような時間などなく大騒ぎする問題であるとも思えないとし、また冬至説についても、太陽を永遠に隠してしまうほどの恐るべき力が日本の冬にあるとは思えない(しかも、冬至は毎年同じ時期に必ずやってくる)としているのは、言われてみればたしかにそのとおりだと思う。それに対し、日本全土がほぼ火山灰に覆われ、長期にわたり太陽光が失われたという縄文
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投稿者 ウシン・ソージスト トップ500レビュアー 投稿日 2017/3/20
形式: 単行本 Amazonで購入
これまで幾つかの古事記関連本を読み、其々独自の解釈には
刺激を受けて来ました。
しかしながら、以下の疑問点は解消されずに残っていました。

それは例えば、スサノオの狼藉であり、糞が多出することで
あり、出雲や諏訪の正体であり、何故日向に降臨したのかで
あり、ヤマトタケルとは何であるか等々、といったことにな
ります。

鬼界カルデラ噴火と古事記を結び付けるという大胆な発想に
惹かれて読んでみた本書は、上記の疑問点を払拭してくれた、
紛うことなき傑作でした。

火山と神話と古事記を巡る数多くの書物を引用したうえで、
著者は見事に自らの論考として、纏め上げて行きます。

それは、これまでの古事記=稲作=弥生といった観念を突き
崩し、縄文=火山周辺文化=火山鎮撫=古事記という、実に
新鮮な立論を示しています。
これにより、上記の疑問点が劇的に氷解する様には、全くも
って納得させられました。

この視点により、アマテラスと古事記が蘇り、天皇による鎮
めの源流が鬼界カルデラ噴火の衝撃にまで辿られることにな
ります。

『宇宙に「終わり」はあるのか』(ブルーバックス)も含め、
今年は早々に、新書年間ベストワン級が出現しています。
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形式: 単行本 Amazonで購入
 書名の通り、火山をキーワードにして、古事記(や日本書紀)に記された神話を読み解くことをテーマにした本である。取り上げられているのは、イザナギ、イザナミからヤマトタケルの遠征譚までかなり広い範囲に亘り、それぞれの神が火山を基に造形されている、あるいは逆に火山の噴火やそれによる被害を鎮める役割を演じているということが説明されている。

 かなりこじつけのように思える説明もあるし、神々の行動や神話に現れる現象をなんでも火山に結び付けているきらいはあるが、これまでにも多く出版されてきた「〇〇で読み解く」と題された神話や古代史本に比べるとあまり極端なトンデモ本だという印象は受けなかった。その理由として、一つは著者の筆致が全体としては抑制的で、これ以外の解釈はないといった断定をしていることが少ないのと、神話の舞台となった地方にある火山やカルデラでできた地形などを著者自身が直接訪問し、肌で感じた感想などが書かれているために紀行文的にあまり構えずに読めるからかもしれない。そしてもう一つは、本書に述べられたような広い範囲かどうかは別として、火山とそれによる被害の記憶が神話に反映されていることは十分にありうると思われるからではないか。古来より日本列島の住民は、高い山や大きな木・石など自然界の様々なものを信仰の対象とし、神として祀ってきた。大地を鳴動させ、噴煙を上げ、時には大規模な
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形式: 単行本 Amazonで購入
日本神話のベースを火山に求めるというテーマは面白い。
ただ、仮説の妥当性の検証が十分でないような…
仮説は魅力的なので、プロ研究者によって検証してほしいと思う。
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