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激震! セクハラ帝国アメリカ 言霊USA2018 USA語録 (文春e-book) Kindle版
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言語日本語
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出版社文藝春秋
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発売日2018/3/26
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ファイルサイズ29949 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
つぶやくほど敵を作る失言マシーンの大統領!側近は次々に辞任、息子はボンクラ、何一つ公約は実現できない!そこにメガトン級の「セクハラ・ミサイル」が着弾!元祖セクハラおやじトランプの運命は…?週刊文春連載「言霊USA」単行本化、第六弾!澤井健のイラストも完全収録。
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
町山/智浩
1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者として雑誌『映画秘宝』を創刊した後に渡米。コラムニスト、映画評論家として多数の連載をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者として雑誌『映画秘宝』を創刊した後に渡米。コラムニスト、映画評論家として多数の連載をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B07BMQ6RMP
- 出版社 : 文藝春秋 (2018/3/26)
- 発売日 : 2018/3/26
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 29949 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 285ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 168,234位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 22,098位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月26日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
アメリカの今がよくわかった。貧富の差が拡大し、国民が分断されてしまった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト500レビュアー
アメリカの「今」を知りたければ、町山氏の言霊シリーズだけ読んでいればいい。
凡百の学者や滞在経験者の本はいらない。最高の一冊だけチェックしておけば、あとはそれ以下だ。
このシリーズは毎年読んでいて、いつも守備範囲の広さと指摘の鋭さに感心している。
今回も痛快ではあるが、テーマがほぼ反トランプに占められていて、やや単調だ。
これはトランプのキャラが悪い意味で立ちすぎているせいで、町山の責任ではない。
実際の話、存在自体が悪質なジョークみたいな男だ。歩くブラックユーモアというか。
三十年くらい前のまだアメリカ人に思考力があった時代に、
こういうキャラを小説や映画に出したら評論家に非難されただろうね。「ウソくさい」「マンガみたいな造形だ」と。
私はもちろん反差別・反トランプの立場だが、本書でしっかり論じられているので繰り返すのはやめておく。
少しだけ補足すると、ステロタイプを信じ込んでいる人は、シナリオに合わないニュースを前に立ちすくむしかない。ラスベガスで最大のスコアを稼いだ殺人鬼は、高齢の白人でムスリムでも移民でもなかった。はい、残念。
乱射事件の犯人を警官が射殺したら、「正義の銃弾が悪を倒した、銃は必要だ」。
あのね、その前に何十人も善人が死んでるんだけど。 問題は銃が野放しになってることだろうが。
右派・差別主義者だけでなく、リベラルにも痛い指摘が載っている。
「イスラムでは同性愛は犯罪だ」。困ったことにその通りだ。
弱者同士の連帯が難しいことを証明する事実だな。
冷静で公正で、読んで笑える。一読の価値はあります。
凡百の学者や滞在経験者の本はいらない。最高の一冊だけチェックしておけば、あとはそれ以下だ。
このシリーズは毎年読んでいて、いつも守備範囲の広さと指摘の鋭さに感心している。
今回も痛快ではあるが、テーマがほぼ反トランプに占められていて、やや単調だ。
これはトランプのキャラが悪い意味で立ちすぎているせいで、町山の責任ではない。
実際の話、存在自体が悪質なジョークみたいな男だ。歩くブラックユーモアというか。
三十年くらい前のまだアメリカ人に思考力があった時代に、
こういうキャラを小説や映画に出したら評論家に非難されただろうね。「ウソくさい」「マンガみたいな造形だ」と。
私はもちろん反差別・反トランプの立場だが、本書でしっかり論じられているので繰り返すのはやめておく。
少しだけ補足すると、ステロタイプを信じ込んでいる人は、シナリオに合わないニュースを前に立ちすくむしかない。ラスベガスで最大のスコアを稼いだ殺人鬼は、高齢の白人でムスリムでも移民でもなかった。はい、残念。
乱射事件の犯人を警官が射殺したら、「正義の銃弾が悪を倒した、銃は必要だ」。
あのね、その前に何十人も善人が死んでるんだけど。 問題は銃が野放しになってることだろうが。
右派・差別主義者だけでなく、リベラルにも痛い指摘が載っている。
「イスラムでは同性愛は犯罪だ」。困ったことにその通りだ。
弱者同士の連帯が難しいことを証明する事実だな。
冷静で公正で、読んで笑える。一読の価値はあります。
2018年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカの現在を知るというテーマからすると、さすがにトランプ叩きが多めかな?でもそれくらい傍迷惑な人なのかもしれない。トランプの大統領就任時は、もうアメリカに絶望しかないと思ったが、かえって銃規制やセクハラなどには動きが見えてきたような気もする。アメリカの自浄作用の高さに感心。
殿堂入りNo1レビュアーベスト500レビュアー
週刊文春の2017年3月9日号から今年2018年3月1日号まで連載したコラム記事「言霊USA」を集めた一冊です。アメリカで話題となっている表現を毎回ひとつ取り上げてその言葉の使われている社会背景などを分かりやすく、時に毒舌まじりで楽しく伝えるコラム集で、『
教科書に載ってないUSA語録
』(2012年)、『
知ってても偉くないUSA語録
』(2014年)、『
マリファナも銃もバカもOKの国 言霊USA2015
』(2015年)、『
トランプがローリングストーンズでやってきた 言霊USA2016
』(2016年)、『
実況中継 トランプのアメリカ征服 言霊USA2017
』(2017年)に続く、これが第6弾です。
ざっくりいうと、今回とりあげている話題の大半はトランプ大統領の乱痴気ぶりと、ハリウッドをはじめとする鬱々とさせられるセクハラ問題の数々です。
そして今回も様々なことを知り、思い込みを正される思いをしました。
◆大統領選でトランプに票を投じたのは、ラストベルトと言われる五大湖周辺の衰退した重工業地帯の有権者とされるが、ペンシルヴェニア州の鉄鋼都市ピッツバーグは実は市民の75%がヒラリーに投票していた。ピッツバーグの鉄鋼業は確かにアジアとの価格競争に敗れたが、すでに全米第2位の先端医療研究都市に生まれ変わっている。次世代産業への転換こそ労働者を救う道であり、それに必要なのはヒラリーも指摘したとおり教育である。
◆南北戦争で南軍の将軍リーは「奴隷制に反対しながらも南部のために戦った善意の将軍」と言われてきたが、実は「黒人に体罰は必要だ」と主張して北軍の黒人兵を「クレーターの戦い」で虐殺している。
(私も15年前に読んだ芦原伸『 西部劇を読む事典 』で、南北戦争時の南軍のリー将軍が実は奴隷解放論者であり、思想的には北軍に近いものを持ちながら出身地である南部を敵にはまわせないと敢えて南軍に身を投じた人物だった、と書かれていたので、すっかりそう信じこんでいました。)
◆アヘンから作る薬品をオピオイドと呼ぶ。ヘロインもモルヒネもオキシコドンもオピオイド。現在、全米で200万人がオピオイド依存症だという。これほどまでに依存症患者が増えたのは、1995年にオキシコンティンをFDAが認可したから。この医薬品はサックラー3兄弟が経営するパーデュー・ファーマの製品で、サックラーは医学雑誌を抱き込んで自社製品に有利な記事を掲載させていった。2007年、パーデュー・ファーマはオキシンコンティンが依存症を生む可能性を隠していたことで有罪判決を受けた。
大ヒット精神安定剤ヴァリウムもパーデュー・ファーマの商品。
◆リンゴ・スターのYou’re SixteenのPVに出ているのは当時16歳のキャリー・フィッシャー。
◆最近話題のクリステン・ルーペニアン作『キャット・パーソン』には、男はすぐに傷つき、すぐ怒るので、女性たちは身を守るために、本当の気持ちは言わず、いつも我慢している姿が描かれる。そして女性たちは曖昧な笑顔でごまかすが、男は同意だと勘違いする。それは最近のセクハラ問題ともつながっている。
著者・町山氏の文章は軽妙洒脱であると同時に鋭い批判精神に満ちています。氏の文章がえぐり出す、現代アメリカのしっちゃかめっちゃかぶりに目を見開かされる読書でした。
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ざっくりいうと、今回とりあげている話題の大半はトランプ大統領の乱痴気ぶりと、ハリウッドをはじめとする鬱々とさせられるセクハラ問題の数々です。
そして今回も様々なことを知り、思い込みを正される思いをしました。
◆大統領選でトランプに票を投じたのは、ラストベルトと言われる五大湖周辺の衰退した重工業地帯の有権者とされるが、ペンシルヴェニア州の鉄鋼都市ピッツバーグは実は市民の75%がヒラリーに投票していた。ピッツバーグの鉄鋼業は確かにアジアとの価格競争に敗れたが、すでに全米第2位の先端医療研究都市に生まれ変わっている。次世代産業への転換こそ労働者を救う道であり、それに必要なのはヒラリーも指摘したとおり教育である。
◆南北戦争で南軍の将軍リーは「奴隷制に反対しながらも南部のために戦った善意の将軍」と言われてきたが、実は「黒人に体罰は必要だ」と主張して北軍の黒人兵を「クレーターの戦い」で虐殺している。
(私も15年前に読んだ芦原伸『 西部劇を読む事典 』で、南北戦争時の南軍のリー将軍が実は奴隷解放論者であり、思想的には北軍に近いものを持ちながら出身地である南部を敵にはまわせないと敢えて南軍に身を投じた人物だった、と書かれていたので、すっかりそう信じこんでいました。)
◆アヘンから作る薬品をオピオイドと呼ぶ。ヘロインもモルヒネもオキシコドンもオピオイド。現在、全米で200万人がオピオイド依存症だという。これほどまでに依存症患者が増えたのは、1995年にオキシコンティンをFDAが認可したから。この医薬品はサックラー3兄弟が経営するパーデュー・ファーマの製品で、サックラーは医学雑誌を抱き込んで自社製品に有利な記事を掲載させていった。2007年、パーデュー・ファーマはオキシンコンティンが依存症を生む可能性を隠していたことで有罪判決を受けた。
大ヒット精神安定剤ヴァリウムもパーデュー・ファーマの商品。
◆リンゴ・スターのYou’re SixteenのPVに出ているのは当時16歳のキャリー・フィッシャー。
◆最近話題のクリステン・ルーペニアン作『キャット・パーソン』には、男はすぐに傷つき、すぐ怒るので、女性たちは身を守るために、本当の気持ちは言わず、いつも我慢している姿が描かれる。そして女性たちは曖昧な笑顔でごまかすが、男は同意だと勘違いする。それは最近のセクハラ問題ともつながっている。
著者・町山氏の文章は軽妙洒脱であると同時に鋭い批判精神に満ちています。氏の文章がえぐり出す、現代アメリカのしっちゃかめっちゃかぶりに目を見開かされる読書でした。
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2018年5月5日に日本でレビュー済み
まあネタのほとんどがトランプ関連。ほんでもっとこのトランプ大統領の当選を思いっきり外したのが著者。
色々、理由をいっていますが、やはり何かしらの色眼鏡でアメリカを見ているのでしょう。そのあたりを知ったうえで読んだほうがいいと思います。(やけに貧乏田舎白人がリスを食べるのを気にするとか、黒人が主演してたら映画の評価がやけに高いとか)
後、まえがきのアメリカのセクハラ問題で、親友タランティーノについて語っていますが、すげーー底が浅いです
色々、理由をいっていますが、やはり何かしらの色眼鏡でアメリカを見ているのでしょう。そのあたりを知ったうえで読んだほうがいいと思います。(やけに貧乏田舎白人がリスを食べるのを気にするとか、黒人が主演してたら映画の評価がやけに高いとか)
後、まえがきのアメリカのセクハラ問題で、親友タランティーノについて語っていますが、すげーー底が浅いです