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源氏物語 上 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 Kindle Edition
日本文学最大の傑作が、明瞭な完全新訳で甦る!
<原文に沿いながらも現代的な自然な訳文で、もっとも読みやすく美しい角田訳の誕生。
上巻には、第一帖「桐壺」から第二十一帖「少女」まで、たっぷり二十一帖分を収録!>
解題=藤原克己(国文学 東京大学)
解説=池澤夏樹
月報=瀬戸内寂聴 大和和紀
- LanguageJapanese
- Publisher河出書房新社
- Publication dateSeptember 11, 2017
- File size9.6 MB
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Product description
From the Publisher
これまで与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、瀬戸内寂聴など、文豪たちが現代語訳に挑み、さまざまな訳が出たことで広く一般にも親しまれてきましたが、原稿用紙四〇〇〇枚ほどとも言われる長さゆえに、たとえ現代語訳でも読み通すには覚悟がいる作品の筆頭と言えるかもしれません。
このたびお届けする角田光代訳は、何より小説としての面白さが堪能できる『源氏物語』です。
『源氏物語 上』には、一帖「桐壺」から二十一帖「少女(おとめ)」までを収録します。類い稀なる美しさと才を兼ね備えた光源氏の誕生から、女君たちとの恋の遍歴、藤壺への思慕など、若き光君を描いた巻となります。『源氏物語』のなかでももっとも知られる名場面の連続で、夕顔の怪死、葵の上と六条御息所との車上対決、不義の子の誕生など読みどころが満載です。
About the Author
Product Details
- ASIN : B07H7FH3R7
- Publisher : 河出書房新社 (September 11, 2017)
- Publication date : September 11, 2017
- Language : Japanese
- File size : 9.6 MB
- Text-to-Speech : Enabled
- X-Ray : Not Enabled
- Word Wise : Not Enabled
- Print length : 734 pages
- Amazon Bestseller: #257,107 in Kindle Store (See Top 100 in Kindle Store)
- #254,740 in Kindle eBooks
- Customer Reviews:
About the author

1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。2010年7月には、毎日新聞の連載『ひそやかな花園』も単行本化された。
Customer reviews
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Reviewed in Japan on June 22, 2024Verified Purchase上中下を同時に買ってしまったけど、たぶん読み通せそう。角田光代さん偉大。
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Reviewed in Japan on October 12, 2017Verified Purchase高校時代から何回も挑戦し、読めなかった寂聴さんの源氏物語。こちらの本はまだ途中なのですが、とても読みやすいです。この時代に生きててよかったなぁと思います。角田光代さんに感謝!
また、本には松榮堂のしおりも付いていました。こちらの香りを感じながら源氏物語を読めるのは、なんだか雅ですね。
かなり簡略した言い回しで書かれている分、アッサリし過ぎていないかなと、初めは気掛かりだったのですが、すべて杞憂でした。昔の文書がすごくお好きでお詳しい方にはおすすめ出来ないけど、そうじゃない方は一読の価値があると思います。
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Reviewed in Japan on May 2, 2020Verified Purchase高校時代、古文があまり得意ではなく原文は少ししか読みませんでした。日本の古典の最高傑作で一度は読破したいと思っていましたが、角田光代氏の翻訳がわかりやすく、今のSTAY HOME 中に読むのに最適です。
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Reviewed in Japan on April 14, 2024Verified Purchaseこのレビュー投稿時の大河ドラマが紫式部の生涯をモチーフにした作品であったことから、俄に源氏物語が一部界隈で再び脚光を浴びていたと記憶している。
我々日本人にとって源氏物語と言えば高校古典の常連で、時代によっては受験の常連だったと思う。
日本文学が高等教育で存在する国(例えば英国)からすると源氏物語は「murasaki」と言う通称で呼ばれており、それなりに教養のある人からすると「murasakiを読んでいない日本人がいるのか?」と言われる程だそうな。
そんな源氏物語だが私は恥ずかしながら受験や古典の授業で頻出となる、紫の上を光源氏が見つけるシーンでしか読んだことがなく、池澤夏樹編なら間違いなかろう…と思い、本書を手に取った。
この池澤夏樹編シリーズは他に平家物語も読んだことがあるのだが、原典に慣れた人程違和感を覚える構成らしい。
私は上に書いた様に源氏は知らない口だが、全編通して違和感を常に覚えていた。
まず光源氏の喋り方がおかしい。
いくら口語訳小説の体を成しているとしても、こんな喋り方をする男はいない。
また超有名な紫の上を見つけるシーンも、記憶にある口語訳と本書の文章が全く違うのだ。
こいつぁ一体どうしたことだぜ…?と後書きを読んでみると、何と筆者の角田女史は「源氏は知らない」と弩ストレートに白状してしまっているのである。
知らないから自由に意訳した結果が、私が終始覚えていた違和感の正体だった。
上に書いた平家の口語訳も違和感を覚えたという読者がかなりの割合で存在していて、そっちでも思っくそ意訳にしましたと筆者が弩ストレートに白状してしまっている。
と、なるとある程度、物語は原典に沿っているだろうが有名な言い回し等は意図的に変えられている可能性が高く、折角日本の文学として豪勢な装填にしているのに、そいつぁどうなのよ?と言う感想を持ってしまう。
源氏を始め有名古典の口語訳は腐る程存在するから、何をもって区別化するかというところに池澤夏樹は悩んだだろうが、その結果がこれならば些か残念である。
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Reviewed in Japan on October 6, 2020Verified Purchase迅速、丁寧に対応していただき、ありがとうございました。商品も大変綺麗でした。
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Reviewed in Japan on April 22, 2020Verified Purchase年表に登場人物の年齢が書かれていれば、もっと物語に入り込めたと思う。
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Reviewed in Japan on November 22, 2022前半は読むのにかなり時間がかかったが、後半に入るとすらすら読めた。
各題につけられた副題というか、キャッチがおもしろくてよかった。
紫はもちろん、夕顔、空蝉、末摘花、花散る里などのわき役もそれぞれ魅力的でおもしろい。とくに「蓬生」はちょっと泣けた。
源氏は鼻もちならないところもあるけれど、いったん愛した女性を見捨てないところはいい。
だから、腹立たしくも光源治は千年にわたって日本女性に愛されてきたのかも。
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Reviewed in Japan on September 10, 2017Verified Purchaseまだ購入したばかりで、いくらも読み進んでいないが、冒頭から驚かされた。「いつの帝の御時だったのでしょうか―。…帝の深い寵愛を受けたこの女は、高い家柄の出身ではなく、自身の位も、女御より劣る更衣であった。女に与えられた部屋は桐壺という。」冒頭は天皇が治めていた時代を述べるので、「御時だったのでしょうか」と敬語を遣い、「ですます体」の文章を用い、桐壺の更衣を「女」と表現し、側室の中でも女御より劣る更衣であったこと、「桐壺」という名称が部屋の名前に由来することを訳文で示している。「ですます体」と「である体」の併用が登場人物たちの身分の違いを浮き彫りにする絶大な効果を発揮する。天皇と更衣の身分の差異、側室の身分の差異をはっきり示して、この身分の低い「女」がなぜ天皇の寵愛をこれほどまでに受けていたのか、その肝心な点をはっきりと訳文で暗示しているのである。すばらしい現代語訳である。現代語訳が作家を好むのは、作家の卓越した表現力、創作で身に付けた作品の構想力を生かすことができるからであろう。分かりやすさが現代語訳に求められるのだが、『源氏物語』の現代語訳は多数あり、現代作家の訳文はどれもが分かりやすい。それだけでは物足りない。原文を読むような味わい深さと作品理解を踏まえた彫琢された現代語訳が求められている。角田氏の訳はそうした読者の贅沢な要求を叶えてくれるであろう。古川氏の『平家物語』の現代語訳も素晴らしい。その素晴らしさは角田氏の『源氏物語』の現代語訳と共通している。深い作品理解と彫琢された日本語である。秋の夜長に源氏を現代語訳で味読するのは最高の贅沢であろう。お勧めの一冊だ。




























































