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湿地(字幕版)

 (114)
1時間34分2018すべて
『エベレスト3D』のスタッフが、このミステリーがすごい大賞入選の傑作を完全映画化!ある日、レイキャヴィクのアパートで老人の死体が発見される。突発的な事件と思われたが、現場に残されたメッセージを元に捜査を進める内に、小さな町が抱える哀しくも怖ろしい運命に辿り着く。
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レビュー

5つ星のうち3.4

114件のグローバルレーティング

  1. 21%のレビュー結果:星5つ
  2. 31%のレビュー結果:星4つ
  3. 25%のレビュー結果:星3つ
  4. 16%のレビュー結果:星2つ
  5. 7%のレビュー結果:星1つ
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トップレビュー日本から

ルパン4世2018/11/21に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
アイスランドの社会的基底をよく伝えている
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北欧でもない、イギリスでもない、「アイスランド」の今日をよくビジュアルに伝えている秀逸な映画です。ハリウッドの政治宣伝まがい、あるいはCGというアニメまがいのの活劇映画に馴染んだ現代の多くの日本人には、理解できなくなっているのかもしれません。映画が「人間社会の真実」を表現する芸術の一つであることを思い出させてくれていますね。警察小説の体裁をとっていますが、34万人の独立国家アイスランド。地政学的に孤島で産業がなく、立国の歴史的経緯が固有名詞までほぼ分かっていて、島民(国民)全体の血統がほぼ判明している世界的に特異な国柄なのです。画面を聴いているとほとんどスウェーデン語に聞こえますが、これはデンマーク語でもなく、ノルウェー語でもない「アイスランド語」だそうです。実に特異な国であるという理由の一つは、デンマークの植民地になっても混血はごくわずかでしたし、国外に移民する島民も極めて低かったという歴史的事実は、このような小国では有り得ないことでしょう。わずか34万人の小国で「湿地」の原作者は母国語のアイスランド語で書きました。その自体、出版可能部数を想定すれば、有り得ない行為でしょう。1,000部も出れば出色の出来でしょう。それでも出版した出版社も偉い。
この前提から見ると、冒頭近くの死体発見現場で、鑑識の人間が天井の電灯がショートさせる場面が一瞬ですがあります。とてもリアルですね。そうなんです、未だヨーロッパと呼ばれる地域は、この種の配電技術が未熟なんです。ドイツですら電球をいつも買い置きしておかなければならない実情がありました。フランスはもっと論外で停電など日常でした。その実態を一瞬のカットで見せつけられました。また、ナイフ一本で魚か肉を切り取って主人公が食べるシーンがありますが、これも欧州の文化程度の野蛮さを見せてくれました。つまりリアルですね。小説だけでは、この野蛮さは表現しきれません。フォークが発明されたのは最近(17世紀か18世紀頃)です。それまではナイフで切り取り、手で食いちぎるのが普通だったからです。ですから汚れる指(手)を洗うためにfinger bowlが必要だった訳で、いまだおまじないのように正餐の食卓に並ぶという無様な「テーブルマナー」を生んでいる背景を示してくれています。もちろん、これはわがアイスランドは本質的にはまだ中世を多分に引きずっているんだ、という映像表現なので、日常は普通のフォークとナイフで食事しているでしょう。
この映画が秀逸なのは、そうした中世ヨーロッパを想起させるようなアイスランドで発生する殺人事件とは、単に人数的にも現実に成立不能なんじゃないか、と思いますが、それが逆に作者の作意なんでしょう。34万人(日本では、中規模な市程度)という人口規模と他に逃げ場のない孤島であるという地理環境を勘定にいれないと何故「堕胎」が犯罪的なのか宗教観(アイスランドはキリスト教福音派が主流だったはず)からくる拒絶感とは別次元の社会的嫌悪感が理解できないでしょう。
警察人員は全国で100人未満だったじゃないですか。そうした中での「警察小説」な訳で、どうしても「妊娠」は、近親相姦」というタブーの様相を帯びてきます。小さな国(北海道より少し小さい)で、居住可能面積がひどく少ない(火山国、災害国というアイスランドの置かれた過酷な環境)事情が一方にあり、国の始まりは、どうやらスコットランドから来た漁民(名前も分かっているそうです)から創始されており、全国民が濃淡差があってもほぼ血縁者ばかりという歴史的に特異な事情、小国だからこそ外国人への偏見が強烈であるという事情を勘案するとこの映画(原作)の息苦しさ(従って、暗い印象)が理解出るのではないでしょうか。一種の「部族国家」でありながら、共和制を採り、近代的法制度を始め、インフラの整備があたかも現代欧州のような外観の中で行きてゆく精神分裂状態に大いに同情します。
そうしたアイスランドにも「グローバリズム」の波が押し寄せてきて、「近親相姦」「堕胎」が悪であり回避しなければならないタブーであると納得しなければならない困惑が隠されています。自国の歴史的経緯とは合わない価値感、倫理観を無視できなくなっているという分裂症の中で、この映画(原作)が作られているのでしょう。ハリウッド映画が思考停止を誘い娯楽に徹した「グロリゼーション」の申し子ならば、「湿地」は、ハリウッド娯楽映画とは全く背馳する「ナショナル」な「特定の場所」「特定の人間」に徹した映画(原作)と言えるのではないでしょうか。
戸籍係の所に主人公の刑事が調べに行って、父親不明のケースを尋ねるシーンがありますが、父親不明で堕胎する訳を「レイプか近親相姦か外国人か」という最近では聞けない「近親相姦」「外国人」という理由を平然と戸籍係が答える異様さがゾクッと迫って来ます。レイプは現代日本でも堕胎の正当理由(?)になるでしょうが、近親相姦とか外国人が堕胎理由の一般事例になるでしょうか。
その意味で、敢えて「湿地」を今日のアイスランドの病理をよく伝えている秀逸な警察小説を原作とした社会派映画として推奨します。
429人のお客様がこれが役に立ったと考えています
東亰仮面2018/12/02に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
北欧映画の陰気な画面と独系映画にありがちな遅い展開も見方を変えて楽しく観よう!
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重大な遺伝子病により幼い娘を亡くした遺伝子研究会社の研究員が、行方のわからない自分の父親を遺伝子学の観点から探し出し、病気の復讐のために殺す。犯人も動機もわからなかった警察は現場で見つけた墓地の写真から、ずっと昔に亡くなった少女がある遺伝子病で亡くなっていることを知り、その母親を探し出し、ついに殺された男との接点を見出し、犯人を絞り込んでいく。ざっくりいえばそんなストーリーですが、国民の多くの家系と遺伝子情報が管理されているアイスランドならではの話といえるでしょう。
北欧映画にありがちな暗い画面と、ドイツ系の映画によくある綿密すぎて遅い展開に多少いらいらしますが、一度でもアイスランドに行ったことのある人なら、あるいはアイスランドに興味がある方なら、ぜひそこは見方を変えて、日本の二時間ドラマにもよくある「小京都○○殺人事件」のように話ついでに観光地アイスランドを紹介する映画だと思って観ればあら不思議、おばさん刑事は無口な山村紅葉と思ってみると親近感が出てくるし、目を凝らして画面を観ていると、「あれはハットルグリムス教会だね」「向こうに立ち昇る噴気は多分ブルーラグーンのだ!」「そうそう、郊外の交差点はラウンドアバウトさ」等と自然と言葉が出てくるはず。バウハウス風のアパートやカラフルな色の一軒家、溶岩台地を貫くハイウエー、フィヨルドをまたぐ長大な橋など、旅の思い出を思い出しつつ観ているとあっという間に話は終わってしまいます。出演者が着ているアイスランディックウールのセーターは値段が高すぎて手が出なかったけれど、代わりに買った靴下はどこにしまったっけ、とか。
というわけで、少々退屈気味で陰気な映画を楽しく観賞する方法を見つけることができたので★五つにします。
71人のお客様がこれが役に立ったと考えています
beanie2020/11/22に日本でレビュー済み
3.0/星5つ中
原作からの改変部分が期待外れ
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ネタバレあり

原作を読んでから映画の存在を知って視聴したが、わかりやすさ重視でオリンとその娘コーラに焦点を当て、コルブルンとウイドル、コルブルンの姉の件を省いてしまっているのでオリンの心情が逆に伝わりにくくなっている気がする。エーレンデュルと娘のエヴァ=リンドとの関係などもエーレンデュルが事件を捜査するうえでの姿勢に関係があるのにまったく描写されず残念。主人公であるエーレンデュルに焦点を当てればコルブルンとウイドル、オリンとコーラにもちょうどよく言及できよかったのでは。ホルベルクの共謀者二人のほうこそ省けばよかったのではと感じた。
また、オリンの母親とホルベルクのことを強姦から夫が不在がちでさびしさゆえの浮気(合意)と改変したのは理解できない。原作では強姦を受けた女性の心の傷なども細やかに描いていたし、その女性と接するエーレンデュルやエリンボルクの優しさ(と、シグルデュル=オーリの男性的鈍感さ)が伝わった。また、オリンが母親の不倫を疑い一度は母親を追い詰めてしまって後悔するところ、母親を強姦した男が父親であり、その父親から受け継いだ血によって娘が幼くして死ぬことになったというオリンの悲劇と絶望が自殺として終わってしまうことに説得力があったと思う。それに夫を裏切った浮気でできた子どもを「あの子はそれでも夫の子」というのはあまりに違和感がある。

時系列を混乱させて提示し、ホルベルクの家のガラスについた血で視聴者にそのことをわからせるという手法は面白くてよかったが、警察がその血痕に注目するでもないので鑑識ちゃんと働けという気持ちにもなった。
アイスランドという国の生活、言葉、キャラクターの顔かたちを垣間見ることができ、原作小説を読みやすくなったと思うので星三つ。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Zカスタマー2018/11/20に日本でレビュー済み
3.0/星5つ中
暗い
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良くも悪くも始終とにかく暗いです。
重厚な雰囲気の物は嫌いじゃないのですが、鬱っぽく暗いので観ていて途中苦しくなってしまいました。
話自体はミステリとかには珍しくないと思うのですが、それを北欧っぽく陰鬱なヴェールで包んで独特な雰囲気に仕上げてます。
個人的には話より出てくる建物や町や食べ物、人までもがちょっと異様でそちらの方が気になって観ていましたが。
どことなく禁忌な雰囲気があって、見てはいけないものをこっそり見てしまう感の漂う作品ではありました。
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
yossi2018/12/16に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
誰?戻って確認、また戻る。
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墓標に書かれた文字
男が殺害されているのを子供が発見、警察の捜査が始まる。
警察は「ゴルブルンの娘ウイドル」と書かれた墓標にたどりつく。
このようにこの映画では名前が多く語られる、誰の事を言っているのか
さっぱり分からない。
ストーリーは警察の捜査と子供を病気で失った父親の死因解明の行動が縄を縒る
ように交互に出てくる。
じっくり見ると良く練られたシナリオではあるが二度見ないと分からない。
荒涼としたアイスランドの風景が生んだやりきれないストーリー。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
みみたん2020/10/16に日本でレビュー済み
2.0/星5つ中
あくまで原作の補足資料として見るに留めるべき
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ハリーポッターやダヴィンチコード等、話題になった小説を映画化したもので、原作よりできの良いものに今まで出会ったことがありません。
この作品も残念ながらその例外ではありませんでした。

時間の都合上、ストーリーの一部を省略したり、登場人物を減らすのは仕方ないとしても、
映画化によって、「原作の筋やテーマを変えるべきではない」というのが私の主張です。

この「湿地」の原作はレイプや暴力に苦しむ女性をテーマにした作品です。
原作ではカートリン(犯人の母親)はレイプされたことを家族に打ち明けられずに苦しんでいたという設定なのに、この映画では不倫を楽しんでいたというストーリに書き換えられ、まるで女性の方に否があるかのようにテーマを書き換えてしまっています。
こうゆうのは許せませんね。
悪いのは100%ホルベルク(殺された男)の方で、カートリンにいっさい否はありません!

こんな勝手な改変をよく著者は許したなぁと思います。

そうゆう意味では★1つですが、
・アイスランドには行ったことがないので、レイキャヴァックの街並みやアイスランドの風景を楽しめた
・エーレンデュルが羊の頭を食べるシーンは原作には無かったけれど、アイスランドではそうゆうものを食べることがわかって面白い(日本人がマグロの頭を食べるようなものか)
・役者の演技などは良かった
とおもったので、★2つにしました。

作品のレビューで、「ミステリーとしていまいち」とか「登場人物が難しい」とかトンチンカンなことを書いている人がいますが、映画はあくまで原作の補足として見るべきです。
映画は原作の持つ世界観を1/10も表現できません(「湿地」に限らず)。
この映画だけを見てストーリを理解するのは無理だし、ミステリーの質云々を議論すべきではありませんね。

原作を読みましょう!
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
ジェーン・ドゥ2019/08/22に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
北欧らしい極上ミステリー
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日本ではあまり馴染薄い北欧の上、アイスランドは北欧5ヶ国の中で更に馴染薄い。
世界最大の露店風呂「ブルーラグーン」がある国と言えば分かる人もいるだろう。

さて、この映画の中で語られてるのは遺伝子による病気とその社会的背景。
冒頭で幼子を亡くした両親の姿が描かれる。ここからこのストーリーは始まるが、
灰皿で撲殺された男性は時系列で言うと最後の方となる。
割れた窓ガラスに着いてた乾いた血は、少年のものでは無いのが分かる。

子供を亡くしたオルンは娘の死因が遺伝性の脳腫瘍である事を知り、
自分の家系を辿っていくと、ある事件を見つける。
そして全ての要因となった事件と相手を見つけるのだが、

それと並行して撲殺された男の殺人事件を追う刑事の捜査が同時に描かれるので
混乱する人は多くいるだろう。これは時系列が逆なのである。
最後まで観ないと分からないかもしれない。

全体的に陰鬱で、母子家庭、父子家庭の複雑な人間模様を描くのは北欧ミステリーらしい。
アメリカ映画のようなド派手さが好きな人には向かないだろうと思う。
英国ミステリーのようなユーモラスさも無い。どこか哀しく救いようがない感じです。

ちなみに、撲殺された男の部屋に、呪われた絵画として有名なブルーノ・アマディオの
「泣く少年」の絵が飾ってあったので、呪いにまつわるホラー映画だと思って観てしまった。
結局、ストーリーには全く関係無かったけど、あの絵を劇中で使った意図が知りたい。
まぁ、呪われた遺伝子と言う点では合っているのかもしれないけど。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
青空2018/11/22に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
原作が面白い
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北欧ミステリーが面白い・・
原作者 アーナルデュル・インドリダソン の「湿地」、読んで面白かったです。
アイスランドのあの風景の中で生まれた小説、映画になって嬉しい。。。

英国やアメリカのミステリー小説等とは違った息苦しいほどの暗さ、厳しい環境描写、人間関係、文化の違い、、、
最近は、北欧ならではの、、ミステリー小説に魅了されています。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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