ゲーム東京クロノスの外伝ですが、事前のゲームプレイは必須ではありません。
なんなら敢えてこの本を先に読むのも有りです。
東京クロノスと同じ舞台でありながら全く別といっていい内容です。
なお、東京クロノスの続編にあたるアルトデウスBCのネタバレの類は全くありませんのでそこはご安心
猟奇的、性的描写が結構刺激的であり既に成人している私でも
思わず心臓が脈打つするシーンもありました。
ゲームの外伝でありながら、ちゃんと「デスゲーム」としてレベルの高い作品です。
ラストは若干尻切れ感が拭えませんが、この後に東京クロノスをプレイすることで補完できます。
逆に東京クロノスをプレイ済みの方は事前にその理由がわかっているので問題ないかと。
順番はどちらでも良いのですが、この作品単体では完成度9割、東京クロノスのプレイで10割になるかな
渋谷隔絶 東京クロノス (講談社タイガ) (日本語) 文庫 – 2019/7/19
小山 恭平
(著)
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本の長さ320ページ
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2019/7/19
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寸法10.6 x 1.3 x 14.9 cm
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ISBN-104065164923
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ISBN-13978-4065164921
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「君を守る、たとえこの手を血に汚してでも」渋谷の異空間に隔離された政治一族・神谷家。そこは投票で選出された人を殺す、残酷な“剪定選挙”が支配する空間だった。冷徹な父を嫌悪する才は愛する咲恵を守るため、選挙に参加するが―。完璧な兄、不穏な叔父、奔放な姉貴分、そして最愛の人…あなたは誰を殺しますか?大人気VRゲーム『東京クロノス』完全新作ストーリー。
著者について
小山 恭平
2014年、『「英雄」解体』で第25回BOX‐AiR新人賞を受賞。2016年、同作で講談社BOXでデビュー。「飽くなき欲の秘蹟」シリーズ(ガガガ文庫)、「我が姫にささぐダーティープレイ」シリーズ(講談社ラノベ文庫)を各社で執筆するほか、VRアドベンチャーゲーム「東京クロノス」でメインシナリオライターをつとめる。
2014年、『「英雄」解体』で第25回BOX‐AiR新人賞を受賞。2016年、同作で講談社BOXでデビュー。「飽くなき欲の秘蹟」シリーズ(ガガガ文庫)、「我が姫にささぐダーティープレイ」シリーズ(講談社ラノベ文庫)を各社で執筆するほか、VRアドベンチャーゲーム「東京クロノス」でメインシナリオライターをつとめる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小山/恭平
2014年、『「英雄」解体』で第25回BOX‐AiR新人賞を受賞。2016年、同作(講談社BOX)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2014年、『「英雄」解体』で第25回BOX‐AiR新人賞を受賞。2016年、同作(講談社BOX)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2019/7/19)
- 発売日 : 2019/7/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4065164923
- ISBN-13 : 978-4065164921
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 14.9 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 42,054位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 2,664位ライトノベル (本)
- - 9,779位文庫
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2021年1月30日に日本でレビュー済み
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2020年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
異常な舞台で異常なルール、そんな中でコロシアイを止めようとする主人公、
何故かノリノリな他の参加者、ルールを逆手にとった攻撃や反撃、
ちょっとした謎解きや推理、ひねくれ者な味方、迫力ある黒幕――
一通りの要素が揃えられており、文章も分かりやすく、
「そろそろアクシデントが起こります」と展開を読みやすく、安心感すらある構成です。
小山先生による同ジャンル作への理解度の高さとリスペクトを伺えます。
ただ、本作独自の要素が弱いのと、主人公含めてキャラが立っている人物がほとんど居らず、
「このキャラはモブだろうな…」というのが文章中の触れ方で分かってしまうほど
記号化されたキャラが散見されるのが勿体無いところ。
黒幕と姉さんが一番キャラ立ちしているのにこの2人の絡みが希薄なのが残念でした。
本家は全キャラに絵が用意され、更にキャラも立っているようなので、
小説のほうは「体験版・お試し版」という印象を受けました。
何故かノリノリな他の参加者、ルールを逆手にとった攻撃や反撃、
ちょっとした謎解きや推理、ひねくれ者な味方、迫力ある黒幕――
一通りの要素が揃えられており、文章も分かりやすく、
「そろそろアクシデントが起こります」と展開を読みやすく、安心感すらある構成です。
小山先生による同ジャンル作への理解度の高さとリスペクトを伺えます。
ただ、本作独自の要素が弱いのと、主人公含めてキャラが立っている人物がほとんど居らず、
「このキャラはモブだろうな…」というのが文章中の触れ方で分かってしまうほど
記号化されたキャラが散見されるのが勿体無いところ。
黒幕と姉さんが一番キャラ立ちしているのにこの2人の絡みが希薄なのが残念でした。
本家は全キャラに絵が用意され、更にキャラも立っているようなので、
小説のほうは「体験版・お試し版」という印象を受けました。
2019年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ガガガ文庫でデビュー後、講談社ラノベ文庫で2冊出してしばらく音沙汰が無かった小山恭平だけど、今度は講談社タイガに登場。なんでも当人がメインライターを務めているゲームのノベライズという事で随分フットワークの軽い活動をしている作家さんだなと感心しつつ拝読。
物語は主人公である10歳の少年、神谷才が渋谷は神泉地区にある公園で目を覚ます所から始まる。渋谷に邸宅を構える政治の名門・神谷家の跡取り息子である才だったが、自分が何故公園で目を覚ますことになったのか記憶が曖昧な点に不安を覚える。
家に戻ろうとした才だが更に不思議なことに渋谷の街には白昼であるというのに無人という不自然な有様が広がり才を更なる不安へと追いやる。不思議なことにライフラインは生きていると思しき渋谷だが人影は見えず不安に押しつぶされそうになった才の前に現れたのは神谷家を放逐された兄の衣緒だった。
衣緒と二人渋谷を歩くうちに才は渋谷が巨大な鏡に閉ざされている事を突き止める。やがて神谷家に戻った二人を待っていたのは神谷家の一族だった。先遣隊を送っていた神谷家だが鏡は破壊できず脱出が困難な事を突き付けられる。衣緒はこれがかつて世界各地で起きたクロノス世界という鏡に覆われた世界に閉じ込められる事件に酷似している事を指摘。時を同じくして才の父親で神谷家の現当主を務める宇斗が首に縄を巻かれ木に吊るされた状態で発見される。
当主を失い混乱する神谷家だったが、夕方になり更なる怪事件が。宙に浮かんだ光が文字の形を取り、「剪定選挙」を開始すると告げる。光は神谷家の血族による選挙で不要とされる者を投票で決め、最後まで生き残った者が元の世界に戻れると告げてくるが……
一言で表すと割とベタなタイプのデスゲーム系作品。閉ざされた空間で強制参加させられる異様なゲーム、極端にキャラ付けされた登場人物に些か盛り過ぎ感すら感じられる残酷描写……一時期マンガ界では「またこれ系か」と飽きられる所までいったタイプの作品。
その一方で作者らしさみたいなものも見て取れる。物語の方は「選挙で生き残るには多数派に媚びること」を旨とする政治家の名門一族が生き残るために己の交渉術を駆使して蹴落としあいを図るという筋書きなのだけど、これ作者である小山恭平が一番書きたいテーマなのではないだろうか?
知っておられる方もおられると思うが講談社ラノベ文庫で出した「我が姫にささぐダーティプレイ」は自分の仕える主人を相手を篭絡して学園の女王へと担ぎ上げようとする主人公の話であったし(中身は女の子いっぱい、読者サービスいっぱいなコメディだったけど)、ガガガ文庫でのデビュー作でも主人公が交渉術を学ぶ場面があった様に作者の書きたいテーマはこの辺りにあるのだな、と伝わってくる。
話の軸となるのは身内同士の蹴落としあいとなるデスゲームその物であると同時に、そんな異様な状況の中で「選挙で勝つためには少数派を切り捨てることに躊躇ってはならない」という一族の掟に疑問を持つ主人公の人間的な成長である。ある意味「選挙において多数派になれば何をしても許される」といった風潮の強い現代日本の政治状況を色濃く反映した部分も感じられ、その意味で社会の現状を照射した作品になってもいる。
生き残るためとはいえ身内を殺す票を奪い合う戦いの中で使用人の娘で妹の様な存在・咲恵を守る事だけを目的に大人たちの汚い手練手管に揉まれ、兄の衣緒の派閥の一員として必死で知恵を巡らせる才が自分が忌み嫌ってきた「少数派を切り捨てる事に躊躇いを覚えない神谷」へと染まってゆき、時にそんな汚れていく自分に絶望する姿が描かれ続ける。
……そんな主人公・才の成長の物語としては悪くないのだけど主人公の年齢設定に違和感。本文は基本的に才の一人称で進められるのだけど、その一人称を通じて描かれる才の内面世界がとても10歳児のそれじゃないのである。政治家の跡取りとはいえ、特殊な頭脳を持った天才児とも書かれていない、たかだが小学校4,5年生のお子ちゃまにしてはえらく考え方が大人びていて「主人公は高校生か中学生だったっけ?」と年齢設定と実際に描かれるキャラクターとの差にどうにも不自然さが感じられてならなかった。この才にとっての妹分である咲恵に至っては9歳児なわけだけど、これがまたどう考えても喋り口調なんかが「せめてミドルティーン以上じゃないと不自然だよなあ」というぐらいに大人びている。小山恭平もデビュー後、これが5冊目なのだし、この辺りの不自然さはもう少し何とかならなかったのだろうか?
加えてラストシーンがかなり尻切れトンボだった点も指摘しておきたい。自分を真っ黒に染め上げようとした「神谷その物」の様な邪悪な存在を相手に最終決戦を挑むのは良いんだけど、その決着がつくと同時に本文が終わってしまい主人公が元の世界に戻れたかどうかすら分からずじまいというのはどうなんだろう?元ネタとなったゲームとの絡みで明かせない部分があるのかもしれないけど、少なくともこの作品単品で楽しもうとする読者にとってはえらく中途半端な終わり方だったという印象しか残らない。
ベタなデスゲーム系の作品なりに過去作とも照らし合わせて「作者はこういうテーマを掘り下げたいんだな」と伝わってくる部分は悪くないんだけど、メインとなる登場人物の人物造形が年齢設定に見合わない不自然さや締めくくりの部分での尻切れトンボ感がいささか完成度という点で足を引っ張ってしまった印象。原作となったゲームのファンであればともかく、単品として読むとちょい微妙といった所だろうか?
物語は主人公である10歳の少年、神谷才が渋谷は神泉地区にある公園で目を覚ます所から始まる。渋谷に邸宅を構える政治の名門・神谷家の跡取り息子である才だったが、自分が何故公園で目を覚ますことになったのか記憶が曖昧な点に不安を覚える。
家に戻ろうとした才だが更に不思議なことに渋谷の街には白昼であるというのに無人という不自然な有様が広がり才を更なる不安へと追いやる。不思議なことにライフラインは生きていると思しき渋谷だが人影は見えず不安に押しつぶされそうになった才の前に現れたのは神谷家を放逐された兄の衣緒だった。
衣緒と二人渋谷を歩くうちに才は渋谷が巨大な鏡に閉ざされている事を突き止める。やがて神谷家に戻った二人を待っていたのは神谷家の一族だった。先遣隊を送っていた神谷家だが鏡は破壊できず脱出が困難な事を突き付けられる。衣緒はこれがかつて世界各地で起きたクロノス世界という鏡に覆われた世界に閉じ込められる事件に酷似している事を指摘。時を同じくして才の父親で神谷家の現当主を務める宇斗が首に縄を巻かれ木に吊るされた状態で発見される。
当主を失い混乱する神谷家だったが、夕方になり更なる怪事件が。宙に浮かんだ光が文字の形を取り、「剪定選挙」を開始すると告げる。光は神谷家の血族による選挙で不要とされる者を投票で決め、最後まで生き残った者が元の世界に戻れると告げてくるが……
一言で表すと割とベタなタイプのデスゲーム系作品。閉ざされた空間で強制参加させられる異様なゲーム、極端にキャラ付けされた登場人物に些か盛り過ぎ感すら感じられる残酷描写……一時期マンガ界では「またこれ系か」と飽きられる所までいったタイプの作品。
その一方で作者らしさみたいなものも見て取れる。物語の方は「選挙で生き残るには多数派に媚びること」を旨とする政治家の名門一族が生き残るために己の交渉術を駆使して蹴落としあいを図るという筋書きなのだけど、これ作者である小山恭平が一番書きたいテーマなのではないだろうか?
知っておられる方もおられると思うが講談社ラノベ文庫で出した「我が姫にささぐダーティプレイ」は自分の仕える主人を相手を篭絡して学園の女王へと担ぎ上げようとする主人公の話であったし(中身は女の子いっぱい、読者サービスいっぱいなコメディだったけど)、ガガガ文庫でのデビュー作でも主人公が交渉術を学ぶ場面があった様に作者の書きたいテーマはこの辺りにあるのだな、と伝わってくる。
話の軸となるのは身内同士の蹴落としあいとなるデスゲームその物であると同時に、そんな異様な状況の中で「選挙で勝つためには少数派を切り捨てることに躊躇ってはならない」という一族の掟に疑問を持つ主人公の人間的な成長である。ある意味「選挙において多数派になれば何をしても許される」といった風潮の強い現代日本の政治状況を色濃く反映した部分も感じられ、その意味で社会の現状を照射した作品になってもいる。
生き残るためとはいえ身内を殺す票を奪い合う戦いの中で使用人の娘で妹の様な存在・咲恵を守る事だけを目的に大人たちの汚い手練手管に揉まれ、兄の衣緒の派閥の一員として必死で知恵を巡らせる才が自分が忌み嫌ってきた「少数派を切り捨てる事に躊躇いを覚えない神谷」へと染まってゆき、時にそんな汚れていく自分に絶望する姿が描かれ続ける。
……そんな主人公・才の成長の物語としては悪くないのだけど主人公の年齢設定に違和感。本文は基本的に才の一人称で進められるのだけど、その一人称を通じて描かれる才の内面世界がとても10歳児のそれじゃないのである。政治家の跡取りとはいえ、特殊な頭脳を持った天才児とも書かれていない、たかだが小学校4,5年生のお子ちゃまにしてはえらく考え方が大人びていて「主人公は高校生か中学生だったっけ?」と年齢設定と実際に描かれるキャラクターとの差にどうにも不自然さが感じられてならなかった。この才にとっての妹分である咲恵に至っては9歳児なわけだけど、これがまたどう考えても喋り口調なんかが「せめてミドルティーン以上じゃないと不自然だよなあ」というぐらいに大人びている。小山恭平もデビュー後、これが5冊目なのだし、この辺りの不自然さはもう少し何とかならなかったのだろうか?
加えてラストシーンがかなり尻切れトンボだった点も指摘しておきたい。自分を真っ黒に染め上げようとした「神谷その物」の様な邪悪な存在を相手に最終決戦を挑むのは良いんだけど、その決着がつくと同時に本文が終わってしまい主人公が元の世界に戻れたかどうかすら分からずじまいというのはどうなんだろう?元ネタとなったゲームとの絡みで明かせない部分があるのかもしれないけど、少なくともこの作品単品で楽しもうとする読者にとってはえらく中途半端な終わり方だったという印象しか残らない。
ベタなデスゲーム系の作品なりに過去作とも照らし合わせて「作者はこういうテーマを掘り下げたいんだな」と伝わってくる部分は悪くないんだけど、メインとなる登場人物の人物造形が年齢設定に見合わない不自然さや締めくくりの部分での尻切れトンボ感がいささか完成度という点で足を引っ張ってしまった印象。原作となったゲームのファンであればともかく、単品として読むとちょい微妙といった所だろうか?
2019年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「今回の作品は東京クロノスの名を冠しつつもこれひとつでひとつの世界を作り上げる。ゲームと別個で楽しめるものになっている」
徳島マチアソビにて聞いたその言葉は嘘じゃなかった。
政治界に君臨し続ける一族『神谷』。その理念は「多数に媚び、少数を切り捨てる」。自分すらも政治の道具と成り果てるその姿を、主人公・才は嫌悪していた。
しかし、生き残りをかけた選挙を経て、少年は成長していく。
『成長』は、いいことばかりとは限らない。
地獄の中で、才がどういう結末を選ぶのか。
あなたは『神谷』になるか、人でいられるか。
これは、全ての読者に問う、『多数決』の物語。
徳島マチアソビにて聞いたその言葉は嘘じゃなかった。
政治界に君臨し続ける一族『神谷』。その理念は「多数に媚び、少数を切り捨てる」。自分すらも政治の道具と成り果てるその姿を、主人公・才は嫌悪していた。
しかし、生き残りをかけた選挙を経て、少年は成長していく。
『成長』は、いいことばかりとは限らない。
地獄の中で、才がどういう結末を選ぶのか。
あなたは『神谷』になるか、人でいられるか。
これは、全ての読者に問う、『多数決』の物語。
2019年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作VRゲーム「東京クロノス」はまだプレイ途中ですが、発売された小説もゲームとは別ものとして楽しめるとのことで、買いました。
読みはじめてから、とにかく読む手が止まりませんでした。
先が気になるダークな展開もありますが、とにかく文章がとても読みやすい。
自分はあまり文字を読む方ではないのですが、こんな美しい文章に出会えた事にとても感動しました。
作者の小山恭平さんの他作品「我が姫にささぐダーティープレイ」も読んでみようと思います。
一気にファンにさせられてしまいました。
ありがとうございます。
そして引き続きプレイするVRゲーム本編の「東京クロノス」も、より深い気持ちで体験できそうです。
読みはじめてから、とにかく読む手が止まりませんでした。
先が気になるダークな展開もありますが、とにかく文章がとても読みやすい。
自分はあまり文字を読む方ではないのですが、こんな美しい文章に出会えた事にとても感動しました。
作者の小山恭平さんの他作品「我が姫にささぐダーティープレイ」も読んでみようと思います。
一気にファンにさせられてしまいました。
ありがとうございます。
そして引き続きプレイするVRゲーム本編の「東京クロノス」も、より深い気持ちで体験できそうです。