ホラー短編集ですが話によってかなりクオリティに差がある。最初に収録されている数本はなんだかなぁ…という感じでしたが、ラスト2本はぐっと面白くなりました。定年退職後にも変わらず出勤してくる古参職員、若手女優をいびる映画監督、どちらも胸が痛くなる話でしたが読者をぐいぐい引き込む力は頭一つ抜けています。
ホラーと銘打っていますし全編霊現象がありますが、全体的に幽霊より人間のほうが恐ろしいということで一貫した内容でした。文章はかなり淡白。読みやすいですが軽い。最後の2本はともかく、他の短編はストーリー・構成・文章ともにやや稚拙に感じたため全体評価は差し引き☆2.5。
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深夜の見舞客〔小学館文庫〕 文庫 – 2009/1/8
目の前で突然、社長が倒れた! 新入社員の真衣は行きがかり上救急車に同乗、そのまま一晩付き添うはめになる。静まり返った真夜中の病院。家族の誰も駆けつけない中、ひとりの女性が現れるが……。表題作「深夜の見舞客」ほか、短篇全5作を収録した<当節怪談事情>シリーズ第3弾。日常と隣り合わせにある恐怖の世界に迷い込んだ人間の心理を、深く抉り出す。ほかに、誰の心にも潜む“魔物”を描く「近道」、ロープウェイ事故が引き起こす第2、第3の悲劇「宙吊り」、停年退職後も出社を続ける女性の物語「幽霊の椅子」など。
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2009/1/8
- ISBN-104094083375
- ISBN-13978-4094083378
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
目の前で突然、社長が倒れた!新入社員の真衣は行きがかり上救急車に同乗、そのまま一晩付き添うはめになる。静まり返った真夜中の病院。家族の誰も駆けつけない中、ひとりの女性が現れるが…。表題作「深夜の見舞客」ほか、短篇全五作を収録した“当節怪談事情”シリーズ第三弾。日常と隣り合わせにある恐怖の世界に迷い込んだ人間の心理を、深く抉り出す。ほかに、誰の心にも潜む“魔物”を描く「近道」、ロープウェイ事故が引き起こす第二、第三の悲劇「宙吊り」、停年退職後も出社を続ける女性の物語「幽霊の椅子」など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
赤川/次郎
1948年福岡県生まれ。会社勤務の傍ら執筆を始め、76年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。「三毛猫ホームズ」や「三姉妹探偵団」などの人気シリーズをはじめ、ユーモアサスペンス、ホラー、学園小説など様々なジャンルの作品を著す。2005年度第九回日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1948年福岡県生まれ。会社勤務の傍ら執筆を始め、76年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。「三毛猫ホームズ」や「三姉妹探偵団」などの人気シリーズをはじめ、ユーモアサスペンス、ホラー、学園小説など様々なジャンルの作品を著す。2005年度第九回日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2009/1/8)
- 発売日 : 2009/1/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 344ページ
- ISBN-10 : 4094083375
- ISBN-13 : 978-4094083378
- Amazon 売れ筋ランキング: - 656,310位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 3,392位小学館文庫
- - 14,338位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1948年、福岡県生まれ。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 幽霊物語 下 (ISBN-13: 978-4198931827 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち2.8
星5つ中の2.8
5 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月17日に日本でレビュー済み
いつもながら、赤川次郎の作品は楽しく読み進められます。この作品では、幽霊やヒトではないものが登場しても一向に怖くないので、ゾーッとすることを期待してはいけません。
ミステリーや謎、トリックが先にあり、登場人物のバックボーン・動機などがとってつけた感がするのも、彼の作品にはも多いです。さっと読ませ、あきさせない、楽しい作家であることはたしかなのですが、結末があっさりおわるのはこのことが原因なのではないかと思います。
この著者の作品を読むといつも気になってしまうのですが、登場人物は自分の上司を「課長さん」「社長さん」などと、さん付けで呼びかけています。呼びかけるなら「課長」「社長」ではないかと思います。著者は会社勤めしたことがないのかな、と思われるシーンが他にも散見されるので、もう少し取材などして、作品に反映させて欲しいです。
ミステリーや謎、トリックが先にあり、登場人物のバックボーン・動機などがとってつけた感がするのも、彼の作品にはも多いです。さっと読ませ、あきさせない、楽しい作家であることはたしかなのですが、結末があっさりおわるのはこのことが原因なのではないかと思います。
この著者の作品を読むといつも気になってしまうのですが、登場人物は自分の上司を「課長さん」「社長さん」などと、さん付けで呼びかけています。呼びかけるなら「課長」「社長」ではないかと思います。著者は会社勤めしたことがないのかな、と思われるシーンが他にも散見されるので、もう少し取材などして、作品に反映させて欲しいです。
殿堂入りNo1レビュアー
短編怪談集。
近道:あぶない近道はしないように。
宙吊り:ゴンドラの中では飛び跳ねないように。
深夜の見舞客:深夜にお見舞いに来てくれるなんて,ある意味しあわせかも。
幽霊の椅子:大どんでん返しの結末。
涙の味わい:映画監督と女優の気持ちのすれちがい。
やや恐い話もあるが、幽霊の方が人間味があるかもしれない。
それぞれの主人公が、悲痛な状態になるとは限らないので、
はらはらどきどきしながらも、眠れなくなることはないかもしれない。
近道:あぶない近道はしないように。
宙吊り:ゴンドラの中では飛び跳ねないように。
深夜の見舞客:深夜にお見舞いに来てくれるなんて,ある意味しあわせかも。
幽霊の椅子:大どんでん返しの結末。
涙の味わい:映画監督と女優の気持ちのすれちがい。
やや恐い話もあるが、幽霊の方が人間味があるかもしれない。
それぞれの主人公が、悲痛な状態になるとは限らないので、
はらはらどきどきしながらも、眠れなくなることはないかもしれない。
殿堂入りNo1レビュアー
短編怪談集。
近道:あぶない近道はしないように。
宙吊り:ゴンドラの中では飛び跳ねないように。
深夜の見舞客:深夜にお見舞いに来てくれるなんて,ある意味しあわせかも。
幽霊の椅子:大どんでん返しの結末。
涙の味わい:映画監督と女優の気持ちのすれちがい。
やや恐い話もあるが、幽霊の方が人間味があるかもしれない。
それぞれの主人公が、悲痛な状態になるとは限らないので、
はらはらどきどきしながらも、眠れなくなることはないかもしれない。
近道:あぶない近道はしないように。
宙吊り:ゴンドラの中では飛び跳ねないように。
深夜の見舞客:深夜にお見舞いに来てくれるなんて,ある意味しあわせかも。
幽霊の椅子:大どんでん返しの結末。
涙の味わい:映画監督と女優の気持ちのすれちがい。
やや恐い話もあるが、幽霊の方が人間味があるかもしれない。
それぞれの主人公が、悲痛な状態になるとは限らないので、
はらはらどきどきしながらも、眠れなくなることはないかもしれない。
2006年4月15日に日本でレビュー済み
副題にもある通り、現代に怪談話を取り入れた表題作を含めた五編の短編集です。
そのそれぞれは、ある面で教訓的であり、人情本的です。しかも、そこには作者特有のブラックなユーモアも含まれています。その主人公は、普通の主婦であったり、OLであったり、やっと出てきたアイドルであったりしますが、そこに共通して流れるのは、正しく生きることであり、反権力的であることです。それを徹底するには、「怪談」と言う形を取らないと絵空事になってしまうと言うことでしょうか。
楽しく、気楽に読める作品群でした。
そのそれぞれは、ある面で教訓的であり、人情本的です。しかも、そこには作者特有のブラックなユーモアも含まれています。その主人公は、普通の主婦であったり、OLであったり、やっと出てきたアイドルであったりしますが、そこに共通して流れるのは、正しく生きることであり、反権力的であることです。それを徹底するには、「怪談」と言う形を取らないと絵空事になってしまうと言うことでしょうか。
楽しく、気楽に読める作品群でした。





