「その日のまえに」などの作品で知られる小説家重松氏と
脳科学者として活躍している茂木氏が、
「人はなぜ涙を流すのだろう?」をテーマに、
心の奥底をさらけ出して語り合っている、凄みのある対談でした。
涙という題材をこれほど深く扱った本は
初めてではないでしょうか。
最近は映画も本も「泣けるブーム」ですが、
「人が死ぬことが悲劇じゃない、人はみんな死ぬんだから」という
重松氏の言葉が大変印象的でした。
お二人の辿りついた「涙の理由」は、
私たち一人ひとりに投げかけられた、大きな問いだと思います。
何度となく読み返したくなる、
そして多くの方に読んで欲しい一冊です。
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