巷では、作家が右翼とか言われているようで、一橋大学の学園祭での講演会は実行委員の皆さんがノイローゼになるくらいに平和活動をしている学生や教職員やその協力者の皆さんに徹底して脅されて直前中止に追い込まれましたが、そのようなくだらない評価に惑わされず、右翼も保守も左翼もリベラルも、みんなに読んでもらいたい本です。
これぞ、日本人!という誇りを遺伝子レベルから思い起こしてもらえると思います。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) (日本語) 文庫 – 2014/7/15
百田 尚樹
(著)
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本の長さ480ページ
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2014/7/15
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寸法10.9 x 1.9 x 14.8 cm
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ISBN-104062778297
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ISBN-13978-4062778299
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
著者について
百田 尚樹
1956年大阪生まれ。同志社大学中退。
2006年『永遠の0』(太田出版/講談社文庫)で小説家デビュー。同作は映画化され、関連書籍も500万部を超える大ヒットとなった。
『海賊とよばれた男』で、2013年「本屋大賞」を受賞。他の著書に『輝く夜』、 『ボックス!』、『風の中のマリア』、『影法師』(すべて講談社文庫)『錨を上げよ』(講談社)など。
1956年大阪生まれ。同志社大学中退。
2006年『永遠の0』(太田出版/講談社文庫)で小説家デビュー。同作は映画化され、関連書籍も500万部を超える大ヒットとなった。
『海賊とよばれた男』で、2013年「本屋大賞」を受賞。他の著書に『輝く夜』、 『ボックス!』、『風の中のマリア』、『影法師』(すべて講談社文庫)『錨を上げよ』(講談社)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
百田/尚樹
1956年、大阪生まれ。同志社大学中退。放送作家として人気番組「探偵!ナイトスクープ」など多数を構成。2006年、太田出版より刊行された『永遠の0』で作家デビュー。’13年『海賊とよばれた男(上下)』で第10回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1956年、大阪生まれ。同志社大学中退。放送作家として人気番組「探偵!ナイトスクープ」など多数を構成。2006年、太田出版より刊行された『永遠の0』で作家デビュー。’13年『海賊とよばれた男(上下)』で第10回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/7/15)
- 発売日 : 2014/7/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 480ページ
- ISBN-10 : 4062778297
- ISBN-13 : 978-4062778299
- 寸法 : 10.9 x 1.9 x 14.8 cm
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- - 26位経済・社会小説 (本)
- - 976位講談社文庫
- - 1,143位日本文学
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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ベスト1000レビュアー
Amazonで購入
天性の商売人、国岡鐵造(≒出光佐三)の生涯をドラマチックに描いた作品です。ほぼほぼノンフィクションです。
百田先生の作品の中でも、「永遠の0」と双璧を成す、言わずもがなな代表作でもあります。
ジャンルとしては歴史経済小説ということで、専門用語も頻出して登場人物もかなり多くなっていますので、これまでの著者の作品群と比べると若干読み進めるのに苦労するとは思いますが、非常に示唆に富んだ内容を多く含んでいて、読者個々人の人生観に大きな影響を及ぼすような、そんな強力なポテンシャルを秘めた作品にもなっています。
そういえば、将棋の藤井聡太さんも本書を愛読書のひとつとして取り上げていましたよね。
作品の具体的な内容について言及するのは「何を今更」感満載なので、ここでは個人的な感想を述べさせて頂きたいと思います。
先ず思ったのは、「仕事」というものに対する思いの強さ。
勿論、今の現代社会においても、これに対しては並々ならぬ情熱を注ぎ込んでいる偉人たちも数多く存在しているとは思いますが、鐵造が生きてきた時代には、それは人生の全てを賭け、それこそ命がけで取り組むべきものだったのだろうなというのが、強烈に伝わってきました。
その辺りというのは、今の長く続く平和な世の、多岐多様な価値観が溢れかえる中で安穏と暮らしてきた我々市井の人間には、正直若干の違和感を感じさせられたのも否めないところではあります。
鐵造の仕事や商売に対する思いや哲学、その行動や言動というのは、この現代においてはともすれば人権軽視と認識される可能性があるものもあり、況や「ブラック企業」の烙印を押されても仕方がないような部分も多く含んでいるようにも思えたからです。
ただし前述しているように、これはその時代と、そしてその時代を生きた人々の感性の違いというものをしっかりと理解した上で云々すべき事柄なのであって、今の感覚で鐵造たちの「仕事」を評価すると、とんでもない錯誤を犯してしまう結果になってしまうんだろうなとは思いました。
したがって、ここで重要なのはそうした視点で彼らの「仕事」を評価することではなく、「仕事」がもたらすことになる光の部分の存在について考えること。
その存在が大きくなればなるほど、そこに従事する人々の心も、得難い幸福感によって大きく満たされるということなのです。
要するに、「滅私奉公」の精神を、どれだけポジティヴに、そして自発的に持てるかというのが、最も大切な部分になってくるということだと思うのです。
そして、この物語の登場人物たちと彼らが生きた時代には、そうした価値観が極めて崇高な理念であるという気風が、紛れもなく存在していました。
先ずは民の生活を豊かにする。もって日本国に対する忠義を尽くす。
個人的な金儲けは二の次三の次。民と国家を幸せにすることこそが第一義である。
・・・経済人としてのそんな理想を、掛け声やお題目だけでなく、本気で追求した人が鐵造、実際には出光佐三という人だったんだなぁということが非常によく分かりました。
そう考えると、彼が何故石油販売というものに執着したのかということも自ずと見えてきます。
本文でも再三に渡って述べられている通り、石油を通じてのエネルギー革命というのは、一国の浮沈というものを決する抜き差しならぬ死活問題なのであって、日に日に厳しさを増す当時の国際環境の中にあっては最重要課題として位置付けられるものとなっていました。
そこにいち早く気付いたのが出光佐三であった訳で、しかも彼が「滅私奉公」の気風を誰よりも強く有していたと。
・・・このことは、我が国にとって何よりも得難い僥倖であったと言えるのではないでしょうか。
否、僥倖ではなく、ある意味必然的なものであったのかもしれません。
勤勉勤労を至上の基本理念とする、そんな社会基盤が存在してい日本であったからこそ、出光佐三のような人物は登場して来たのだとも考えられます。
そしてそんな彼に仕え、支え続けていきたいと、強固な意思をもって行動を共にした部下や支援者たちの姿についても、日本精神の本懐を垣間見せられたような気がしました。
・・・今のこの時代、実際の企業活動の中で、鐵造らが実践して見せたことを同じように行うことは、現実として困難だとは思います。
しかし、この日本人的な感覚というものは、是が非でも大切にしていかなくてはならないと、強く感じさせられました。
「仕事」とは、「商売」とは、「滅私奉公」の気風無くしては絶対に成り立ち得ないものなのだということを、改めて考えさせられた物語でした。
百田先生の作品の中でも、「永遠の0」と双璧を成す、言わずもがなな代表作でもあります。
ジャンルとしては歴史経済小説ということで、専門用語も頻出して登場人物もかなり多くなっていますので、これまでの著者の作品群と比べると若干読み進めるのに苦労するとは思いますが、非常に示唆に富んだ内容を多く含んでいて、読者個々人の人生観に大きな影響を及ぼすような、そんな強力なポテンシャルを秘めた作品にもなっています。
そういえば、将棋の藤井聡太さんも本書を愛読書のひとつとして取り上げていましたよね。
作品の具体的な内容について言及するのは「何を今更」感満載なので、ここでは個人的な感想を述べさせて頂きたいと思います。
先ず思ったのは、「仕事」というものに対する思いの強さ。
勿論、今の現代社会においても、これに対しては並々ならぬ情熱を注ぎ込んでいる偉人たちも数多く存在しているとは思いますが、鐵造が生きてきた時代には、それは人生の全てを賭け、それこそ命がけで取り組むべきものだったのだろうなというのが、強烈に伝わってきました。
その辺りというのは、今の長く続く平和な世の、多岐多様な価値観が溢れかえる中で安穏と暮らしてきた我々市井の人間には、正直若干の違和感を感じさせられたのも否めないところではあります。
鐵造の仕事や商売に対する思いや哲学、その行動や言動というのは、この現代においてはともすれば人権軽視と認識される可能性があるものもあり、況や「ブラック企業」の烙印を押されても仕方がないような部分も多く含んでいるようにも思えたからです。
ただし前述しているように、これはその時代と、そしてその時代を生きた人々の感性の違いというものをしっかりと理解した上で云々すべき事柄なのであって、今の感覚で鐵造たちの「仕事」を評価すると、とんでもない錯誤を犯してしまう結果になってしまうんだろうなとは思いました。
したがって、ここで重要なのはそうした視点で彼らの「仕事」を評価することではなく、「仕事」がもたらすことになる光の部分の存在について考えること。
その存在が大きくなればなるほど、そこに従事する人々の心も、得難い幸福感によって大きく満たされるということなのです。
要するに、「滅私奉公」の精神を、どれだけポジティヴに、そして自発的に持てるかというのが、最も大切な部分になってくるということだと思うのです。
そして、この物語の登場人物たちと彼らが生きた時代には、そうした価値観が極めて崇高な理念であるという気風が、紛れもなく存在していました。
先ずは民の生活を豊かにする。もって日本国に対する忠義を尽くす。
個人的な金儲けは二の次三の次。民と国家を幸せにすることこそが第一義である。
・・・経済人としてのそんな理想を、掛け声やお題目だけでなく、本気で追求した人が鐵造、実際には出光佐三という人だったんだなぁということが非常によく分かりました。
そう考えると、彼が何故石油販売というものに執着したのかということも自ずと見えてきます。
本文でも再三に渡って述べられている通り、石油を通じてのエネルギー革命というのは、一国の浮沈というものを決する抜き差しならぬ死活問題なのであって、日に日に厳しさを増す当時の国際環境の中にあっては最重要課題として位置付けられるものとなっていました。
そこにいち早く気付いたのが出光佐三であった訳で、しかも彼が「滅私奉公」の気風を誰よりも強く有していたと。
・・・このことは、我が国にとって何よりも得難い僥倖であったと言えるのではないでしょうか。
否、僥倖ではなく、ある意味必然的なものであったのかもしれません。
勤勉勤労を至上の基本理念とする、そんな社会基盤が存在してい日本であったからこそ、出光佐三のような人物は登場して来たのだとも考えられます。
そしてそんな彼に仕え、支え続けていきたいと、強固な意思をもって行動を共にした部下や支援者たちの姿についても、日本精神の本懐を垣間見せられたような気がしました。
・・・今のこの時代、実際の企業活動の中で、鐵造らが実践して見せたことを同じように行うことは、現実として困難だとは思います。
しかし、この日本人的な感覚というものは、是が非でも大切にしていかなくてはならないと、強く感じさせられました。
「仕事」とは、「商売」とは、「滅私奉公」の気風無くしては絶対に成り立ち得ないものなのだということを、改めて考えさせられた物語でした。
2019年7月6日に日本でレビュー済み
この作品の一部を他の作品で読んだ記憶はあったが誰のどの作品化までは思い出せなかった。
これほどの男国岡鐵造が数多く読んだ経済小説等で過去に名前を聞かなかったのは何故だろう。
出光興産・出光佐三をモデルとしているが今まで誰も注目しなかったのか。
一般文学通算2290作品目の感想。2019/07/06 13:05
Amazonで購入
百田作品を始めて読んで経済小説として面白いと実感した。
この作品の一部を他の作品で読んだ記憶はあったが誰のどの作品化までは思い出せなかった。
これほどの男国岡鐵造が数多く読んだ経済小説等で過去に名前を聞かなかったのは何故だろう。
出光興産・出光佐三をモデルとしているが今まで誰も注目しなかったのか。
一般文学通算2290作品目の感想。2019/07/06 13:05
この作品の一部を他の作品で読んだ記憶はあったが誰のどの作品化までは思い出せなかった。
これほどの男国岡鐵造が数多く読んだ経済小説等で過去に名前を聞かなかったのは何故だろう。
出光興産・出光佐三をモデルとしているが今まで誰も注目しなかったのか。
一般文学通算2290作品目の感想。2019/07/06 13:05

5つ星のうち5.0
出光興産の苦悩
ユーザー名: 魑魅魍魎、日付: 2019年7月6日
百田作品を始めて読んで経済小説として面白いと実感した。ユーザー名: 魑魅魍魎、日付: 2019年7月6日
この作品の一部を他の作品で読んだ記憶はあったが誰のどの作品化までは思い出せなかった。
これほどの男国岡鐵造が数多く読んだ経済小説等で過去に名前を聞かなかったのは何故だろう。
出光興産・出光佐三をモデルとしているが今まで誰も注目しなかったのか。
一般文学通算2290作品目の感想。2019/07/06 13:05
このレビューの画像

2019年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章が圧倒的にうまい。
人物の造形、ストーリー性、読みやすさのどれも素晴らしい。
しかも、ただ面白いだけでなく、戦前から現代にかけての戦争や石油の歴史、石油産業について知識が広がるため、経済書としても価値が高い。
ただ残念なのは、登場する企業や人命の一部がフィクションになっているところ。どこからが創作なのかわかりにくい。すべて実名で描いてほしかった。
作家は右寄りで問題行動が目立つが、書籍の出来は素晴らしい。
この書籍の基本的なスタンスは日本礼賛だが、気になる程ではなかった。
人物の造形、ストーリー性、読みやすさのどれも素晴らしい。
しかも、ただ面白いだけでなく、戦前から現代にかけての戦争や石油の歴史、石油産業について知識が広がるため、経済書としても価値が高い。
ただ残念なのは、登場する企業や人命の一部がフィクションになっているところ。どこからが創作なのかわかりにくい。すべて実名で描いてほしかった。
作家は右寄りで問題行動が目立つが、書籍の出来は素晴らしい。
この書籍の基本的なスタンスは日本礼賛だが、気になる程ではなかった。
2019年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国岡鐵造はなんと豪快な男なのだろう。
今の労働環境と比較して、と言ってはいけないのだろう。
「海賊と呼ばれた男」まさに。
ゲリラ戦略で力強く人もお金も引き付けてくる。
家族のように社員を守りながらも
周囲の人からの守られ愛される人が、国岡鐵造なのでしょう。
(下巻に進む)
今の労働環境と比較して、と言ってはいけないのだろう。
「海賊と呼ばれた男」まさに。
ゲリラ戦略で力強く人もお金も引き付けてくる。
家族のように社員を守りながらも
周囲の人からの守られ愛される人が、国岡鐵造なのでしょう。
(下巻に進む)
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