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海市 (P+D BOOKS) 単行本 – 2016/6/7

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商品の説明

内容紹介

親友の妻に溺れる画家の退廃と絶望を描く

妻子ある画家・渋太吉は、伊豆の海村で蜃気楼のように現れた若き女性・安見子との道ならぬ恋に溺れていく。

渋はかつて一緒に死ぬ約束をした女性を裏切り、妻とは離婚寸前の状況にあった。やがて、安見子は親友の妻であることが判明するが、彼女への思慕は変わらず、肉体関係を続けていく。

恋愛の幾つかの相を捉え、著者が得意とするカットバック手法で、それぞれの愛憎劇が複層的に展開されていく。

福永武彦が、退廃と絶望の中の愛の運命を描いた佳作の復刊に、著者の長男・池澤夏樹氏が解説を特別寄稿。

内容(「BOOK」データベースより)

妻子ある画家・渋太吉は、伊豆の海村で蜃気楼のように現れた若き女性・安見子との道ならぬ恋に溺れていく。渋はかつて一緒に死ぬ約束をした女性を裏切り、妻とは離婚寸前の状況にあった。やがて、安見子は親友の妻であることが判明するが、彼女への思慕は変わらず、肉体関係を続けていくのだったが…。福永武彦が、退廃と絶望の中の愛の運命を描いた佳作の復刊に、著者の長男である池澤夏樹氏による解説も併せて収録。


登録情報

  • 単行本: 512ページ
  • 出版社: 小学館 (2016/6/7)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4093522693
  • ISBN-13: 978-4093522694
  • 発売日: 2016/6/7
  • 商品パッケージの寸法: 18.3 x 12.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 7件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 116,153位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
 福永武彦は、常に斬新な小説技法を切り開き、しかも成功した人だった。作品に実験臭さはなく、スマートな出来映えだった。(同じような方法意識をもって執筆していた盟友の中村真一郎と比較すれば、一目瞭然です。中村真一郎は「四季」4部作で熟成するまで、本領を発揮できなかった。)中でも、この「海市」は、余人の真似のできない方法で書かれた作品です。この作品がなかったら、今日の村上春樹もいなかっただろうと、ちょっと大袈裟に言っておきましょうか。
 もう少し、具体的に書きます。この作品は、主要な4人の登場人物の内部独白を短い断片に分け、連想の糸によって並び替え、つなぎ直されています。しかも、誰の独白か判らないように、わざと三人称の表示にされていたりして、慣れるまで大変かもしれません。しかし、作者にも何らかの意図があっての作品構成なのですから、ここは無心になって読み進めるのみです。すると、不思議なことに、バイオリンのテーマをヴィオラやチェロが受けて、変奏していく弦楽四重奏曲のような味わいがあることに気づきます。しかも、三人称表示の部分が、誰の心にも共通している部分のように感じられ、通奏低音のような役割を果たしていることに気づきます。読了後、メビウスの輪のように不思議な円環を閉じる、まるで生き物のような時間の流れを感じることができたら、多分最高の読書をされたことになると思います。
 
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形式: 文庫
画家の息子として生まれ、自らも画家として確固たる自我のある作風を持ち、妻子を顧みることはない芸術家として生きることに矜持を持った主人公。片やミューズなのか単なる奔放な女性なのか分からない謎の女性・安見子。この二人が繰り広げる恋愛作品で、今読んでも非常にエロチックな作品だ。登場人物の設定や舞台となる風景、各章の語り手が入れ替わるところなど、かなり映像的だ。(映画やドラマ化はされていないようだが)主人公・安見子の性格設定はよく言えば無垢、悪く言えば曖昧で掴みきれない。存在そのものが海市(蜃気楼)のごとく、実は手に入らない物であったということで、男たちは振り回されるばかり。しかしそれだからこそ魅了されるのだという男たちが右往左往する様がよく描かれている。 
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形式: 文庫 Amazonで購入
人と向き合う事の難しさ、いや人間の業の様なものが死の匂いとともに作品の中に色濃く漂っている。愛に殉じようとした主人公に肺病の恋人との情死を思いとどまらせた堀は最愛の妻をその親友に奪われる報いを受け、愛とはなんなのかを思い知らされる。澁もまた曾て裏切った恋人の口移しの様に安見から一緒になるもしくは情死することを拒否される。最後の電話は安見がまるで、ふさこになり変わってこたえたかのようだ。あなたにできないことはもうわかっているとでもいうように。作者が描きたかったのは澁ではなく、安見の方で、メインストーリーが澁の目線で描かれているのは最終章の安見の目線のためのふせんの様な気がする。ヒロインに魅了されてしまうのは、作者の人物造形の力量もさることながら、自身の愛にひた向きなつもりでいながら、利己的な愛を連呼しているだけの男達に比して、理性的に生き様と自己の愛と格闘し、破れても直、愛する相手が自分を愛しきれないと悟った時に孤独に死と対峙する潔さ。作者は愛に生き、愛に殉じた、古の女性達の理想を幻として現代に甦らせ様としたのかもしれない。そしてそれは必然的に自由の名のもとに自己責任という重い十字架を背負った死に向かう旅路が運命付けられたものであった。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
現在と過去が比較的短い章によって交互にくり返される。時間の逆転はフォークナーに似ていなくもないが、フォークナーほど複雑な時間構造はない。視点もおおむね芸術家の視点に統一されているのでフォローしやすい。人物設定は目新しくはない。創作と結婚生活に行き詰まった芸術家が、若く神秘的な若妻と出会い、創作意欲を回復した彼は優れた作品を生み出すことができるようになり、冷却化した妻と離婚して人妻と再婚したいと思う。だが一人息子の手術をきっかけに元の鞘に収まって家庭に戻り、若い人妻も画家との恋愛に終止符を打つ――「なんだ、それだけか」と思うだろう。だが、男女心理のアヤを表現する作家の腕は見事で、心の動きを襞のなかまで入り込んで言葉に移し替えている。その意味ではヘンリー・ジェームズの作品に似たところもある。不倫を犯しても最後は家庭に帰るという保守的な価値観に支配された、死に損ないの戦中派男の情熱とずるがしこさが同時に楽しめる。
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