この本は海外ドラマに出てくる表現を紹介している本ではなく,どちらかというと 英語の勉強方法を書いた本かと思います。とは言え,勉強方法が書かれたページ数は少なく実際に行える勉強方法の紹介ページは本当に少ないです。
英文を瞬時に作る力のレベル分け,リスニング能力のレベル分けなどもありますが,徐々にレベルを上げていく方法が具体的に書かれていません。
例えばリスニングに使うDVDは 英語字幕がDVDを止めて読んでみれば分かるものを使うようにと指示がありますが,『ゆっくり』から『DVD本来のスピード』で理解していく為のステップなどもありません。ゆっくり読めば分かる内容なら,速く発音されていても,DVDを見ていくうちに理解できてくるからといった内容です。読んでも理解できない,知らない単語ばかりのDVDではなく 50%くらい理解できるものを使うとのことです。易しい内容のDVDを繰り返し見ることを推奨されていますが,
その程度の理解力では DVDのスピードにはついていけず,繰り返し見ても,内容が理解できないので,
私の場合はやめたくなるばかりでした。やはり,上達に繋がらないので,スッパリ諦めましたが,それで正解でした。
この本で良く分かったことは「DVD学習は やはり英語に向いてる」ということ。またスタジオジブリの映画がどのような英語でどのように表現されてるのか,海外版のDVDを買って見てみると良いということです。
日本の映画を英語で見てみましたが,日本語からの英語表現は,あまり自然な英語表現にならないということが分かりました。
作者の方が ほんの少し,英文を紹介していますが, その英文は自然な英語というよりは,受験英語が多いと思いました。スタジオジブリの映画も日本語からの英語訳は受験英語の表現が多いと感じました。 この本の作者は そういった英語を推奨しています。
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