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海と毒薬 (新潮文庫) 文庫 – 1960/7/15

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商品の説明

内容紹介

戦争末期の恐るべき出来事――九州の大学付属病院における米軍捕虜の生体解剖事件を小説化、著者の念頭から絶えて離れることのない問い「日本人とはいかなる人間か」を追究する。解剖に参加した者は単なる異常者だったのか? どんな倫理的真空がこのような残虐行為に駆りたてたのか? 神なき日本人の“罪の意識"の不在の無気味さを描き、今なお背筋を凍らせる問題作。

内容(「BOOK」データベースより)

腕は確かだが、無愛想で一風変わった中年の町医者、勝呂。彼には、大学病院の研究生時代、外国人捕虜の生体解剖実験に関わった、忌まわしい過去があった。病院内での権力闘争と戦争を口実に、生きたままの人間を解剖したのだ。この前代未聞の事件を起こした人々の苦悩を淡淡と綴った本書は、あらためて人間の罪責意識を深く、鮮烈に問いかける衝撃の名作である。解説のほか、本書の内容がすぐにわかる「あらすじ」つき。 --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

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登録情報

  • 文庫: 208ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1960/7/15)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101123020
  • ISBN-13: 978-4101123028
  • 発売日: 1960/7/15
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 79件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 6,034位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 pommier_pomme トップ1000レビュアー 投稿日 2006/11/23
形式: 文庫
暗くてどんよりとした海。流れてはひいて、ただ同じ営みを永遠に繰り返すような、その捕らえどころのない海・・・。捕らえどころのない日本人の罪の意識。確固とした神を持たないことで、はっきりと姿を現すことのない罪のかたち、その不気味さ。作者はそれをこの小説にて絶妙に描き出している。

特に戸田の子供時代の独白には、本当にこずるい子供になら誰にでも起こりえるような無意識の演出・・・自分をよく見せよう、自分の人生をレールからはずれないようにしよう、他人からより多くの賞賛を得よう、として行う演技、ほんの少しの罪・・・が克明に描かれている。世間にそれらが露呈しない限り、戸田の罪は裁かれることがない。そして彼は何の障害もなく、「先生」と呼ばれあがめられる医者の職を得て、何食わぬ顔をして生活している。彼の罪は、寄せては返す漆黒の海に、ただ、呑まれてたゆたうのだ。

きっとそんな罪の埋没は、私のすぐ身近なところにも存在している。そして勿論、私の中にも・・・。それは、不気味なことであると同時に、とても興味深い。罪を埋没して、人を普通に生かす「黒い海」が、きっと私の心の中には確かに存在しているのだ。

自分の精神の原点に立ち返り、今一度自分を見つめてみたとき、そこに知らない、底知れぬ黒い穴を見つけてしまったような、すっと背筋が冷たくなる不気味さがあ
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投稿者 toyoji 投稿日 2005/3/30
形式: 文庫 Amazonで購入
世界大戦下、戸田と勝呂という二人の医学生の、アメリカ人捕虜の人体実験という倫理的・人道的背反に対する対照的な態度を軸に医学に携わる者の良心のあり方を問う秀作。実話をもとにして人間の内面的葛藤を掘り下げていて、単なるスキャンダルの暴露ではなく、もともと存在していた医局の派閥争いに倫理的問題と登場人物の生育歴を絡めて複雑な心理描写がリアリティーを持って表現されている。戸田と勝呂は性格的には対照となるように書かれてはいるが、両者とも医者として、および人間としての良心の所在を模索しているという点で共通している。この作品に限らず、人間の弱さと苦悩に光を当て、心の深層を追求している著者のテーマの一貫性に惹きつけられているのは私だけではないと思う。短編ではあるが、深く重い1冊である。
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形式: 文庫 Amazonで購入
 遠藤周作の「沈黙」を読んだことで本作を読むことにした。

 遠藤の作品は狐狸庵物ばかり読んできたので、「沈黙」は新鮮に読めた。続いて読んだ本作で
今更ながら遠藤という作家のシリアスさが良く分かったところである。

 本作の表題は「海と毒薬」である。

 「海」は本作では繰り返し描かれる。登場人物を飲みこんでいく「暗い海」は本作の主人公の
一人だ。その「暗い海」とは第二次世界大戦の暗喩であるとも言える。また登場人物一人一人の
心象風景かもしれない。「暗い海」をどう読み取るかは読者の自由に任せられている。

 それでは「毒薬」とは何なのだろうか。

 本作の登場人物に共通しているのは、ある種の「悪意」である。遠藤なら「罪」と表現するのかも
しれない。時代や状況に流されて「暴力」をふるってきている姿はどの登場人物にも見られる。

 ここでおそらく気を付けなくてはならないのは「本当に時代や状況に流されていることが、かかる
暴力の原因なのか」という点なのだと、僕は思う。一見、強いられて暴力を振るっているかのように
見えるが、本当は時代や状況を利用して、元々人間の心にビルドインされている「暴力」を解き放っている
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形式: 文庫
 戦争の末期、大学病院でおこったという白人捕虜の生体解剖事件を題材とし、良心とは?神とは?を問いかける。著者の初期長編であり、その後の著作に繋がるいくつかの題材が含まれている作品である。

 事件の当時研究生だった主人公。彼は助からない患者をそれでもなんとかしようと努力を続ける医師でもあったが、死に行くものをどうすることもできない虚しさも感じている。その周囲では教室間の競争で手術をさせられ、その失敗も隠される患者がある。そんな中で捕虜の解剖が「戦場での手術の基礎データ」のため、と計画される。

 描かれた大学病院の教室間での競争は、どこか「白い巨塔」に通ずるものがある。しかし、事件に参加した医師自身は、逆らえない上司の命令に従ったというのとは少し違う思いを持っている。主人公は「断れば断れたのだ」がもうどうでもいい、と承諾してしまう。もう一人の研究生は、自分には良心がないのでは、と思い続けている。

 戦時中という異常な状況のせいなのか、人間の持つなにかがそうさせてしまうのか。病院から臨める海が題名にも取り上げられているが、深く暗い題材がその海にうねりただよっているようである。「成果という大義名分」や「医の倫理」といった医療にも深く関係した問題提起を含むので、医学系の職業に携わる、あるいは携わろうとする人には、是非一度読んで
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