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流れる [DVD]

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登録情報

  • 出演: 田中絹代, 山田五十鈴, 高峰秀子, 杉村春子
  • 監督: 成瀬巳喜男
  • 形式: Black & White, Dolby
  • 言語: 日本語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.33:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 東宝
  • 発売日 2005/08/26
  • 時間: 117 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7 30件のカスタマーレビュー
  • ASIN: B0000XB5OM
  • JAN: 4988104032935
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商品の説明

Amazonレビュー

   東京下町の芸者置屋では、表面の華やかさとは裏腹に、それぞれの女たちのせちがらい世界が繰り広げられていた……。
   花柳界に生きる女たちの姿を、成瀬巳喜男監督が淡々と、そして冷徹に描いた秀作。原作は幸田文の同名小説。語り部は住み込み女中役の田中絹代で、女将に山田五十鈴、その娘に高峰秀子、芸者役に杉村春子、岡田茉莉子など、さらには日本映画草創期の大スター、栗島すみ子の久々の銀幕復帰と、そうそうたる女優たちの競演ではあるが、そうした白粉の匂い濃厚な女たちの世界観を極めながらも、妙に派手にすることは避け、むしろ抑えた演技で一貫させながらそれぞれの魅力や哀しみ、はかなさなどを巧みに醸し出していくあたりは、やはり成瀬演出の真骨頂ともいえるだろう。(的田也寸志)

内容(「Oricon」データベースより)

幸田文原作小説を映画化。芸者置屋で働く女中の目を通し芸者の世界を描いた、成瀬巳喜男監督が贈るドラマ。田中絹代、山田五十鈴ほか出演。

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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

1956年作品、白黒映画、原作小説が昭和30年(1955)発表なので早い時期から脚色が開始されていたとおもわれる、「浮雲」を別格とすれば、最も成瀬巳喜男らしい傑作中の傑作、小津作品のような世界的に不変な価値観ではない日本独特のえもいわれぬ儚い情緒こそを楽しむ映画、

時間の経過に「流され」消えて行くものたちへ深い愛情をそそぐ演出はビスコンティ「山猫」からハードボイルドさを消去したようなもの、ラスト10分の静かで深い迫力は「ゴッドファーザー」からやはりハードボイルドさを取り払ったもので充分にかの作品に匹敵するとおもう、三味線の連弾にこれほど情緒を刺激されるようになるなどとは若い頃には想像もできなかったのだが、この作品を楽しめる幸福はこれから更に増すだろうとおもう、

劇は山田五十鈴と田中絹代ダブル主演、高峰・岡田・杉村・中北とオールスター映画、劇中、何度となく山田・田中・高峰がワン・カットに収まる、これが評者には和服をあだに着こなす長身の明治の女・小柄で愚直に甲斐甲斐しく働く大正の女・背筋の真っ直ぐな昭和の女に見えてしまう、それぞれの器量をおとし垢抜けなさを追加すれば自分自身の曾祖母・祖母・母の姿に重なってしまう、劇中盤、注射をむずかる幼女を田中が体堅めで抑えつけるシーンがある、幼児期に同じ行為の記憶がある自分にとって微妙な追憶を刺激される貴重
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この映画の素晴らしさを的確に指摘した多数のレビューが既にあるので、あえてユルく書かせていただく。

主な出演女優の顔ぶれは、
山田五十鈴、田中絹代、杉村春子、高峰秀子、栗島すみ子、岡田茉莉子、中北千枝子
ってあなた・・・。最初は、何かの間違いなんじゃないかと思ってしまいましたよ。もちろん、「子」がつく名前の女優が多いから何かの間違いなんじゃないかと思ったわけではない。余りの豪華メンバーに目を疑ったのである。
しかも、この七人が協力して「斜陽の芸者界」を救おうなんてことはしない。開始直後から、武者修行よろしく一騎討ちを始める。
共演などといえば聞こえはいいが、決してそんな生易しいものではない。気の強い女優ばかりワザと集めて(だから優しさ溢る香川京子などは絶対に出てこない)、現実で演技を競い合わせることでプライドをくすぐり、潰しあう女の戦場「斜陽の芸者界」を完璧に描ききるのである。
『流れる』という題名は、もののあはれを感じさせてまったく絶妙であるが、同時に、女達の生の習性「裏では流れに逆らってしのぎを削りまくる」という真実の姿を、サラリと覆い隠す仮装としても、これ以上無い効果を発揮している。

ちなみに、本物の『七人の侍』である加東大介、宮口精二も、ある意味「斬られ役」として出演していて、いい出
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川がその流れを止めないように、時代はどんどん流れ続ける。傾いた芸者置屋も華やかな花柳界も、女も男もいずれは流されてしまう。
だが、それでも流れない奴は流れない。そんな人々の日々を淡々と綴った映画だが、淡々と言っても女達が口舌の刃でジャジャンガジャンと踊り毒づきド突き合うようなドロッとした話なんですけどね。これが面白い。
溝口健二の「祇園囃子」と見比べるのも面白い。

何せ初っ端から必死に稽古をする少女が去った後、彼女たちは挨拶でも交わすように罵り合いを始めるのである。

本当に肉厚というか、豪華すぎて信じられないくらいの面子だ。
ここに原節子(「驟雨」といった傑作に出演!)もいれば完璧だったと思う。成瀬巳喜男の映画に出る女性達は他の映画では見せない素晴らしさがあるから良い。やっぱり成瀬巳喜男の映画は凄い。

田中絹代は歳相応で抑え気味の演技が素晴らしいし(溝口健二作品の絹代も凄いけど無理のない演技と高感度はこの映画がダントツ)、
山田五十鈴と杉村春子も妙な美しさ感じられる。
それに栗島すみ子の存在感(若い時の彼女は是非とも「夜ごとの夢」「淑女は何を忘れたか」等を御覧下さい)!
若い高峰秀子と岡田茉莉子の対比も効いている。とにかくこの映画、女、女、女の映画である。<
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投稿者 takashin VINE メンバー 投稿日 2008/12/25
なかなか深いと思った。皆さんが書かれている通り、いわゆる「起承転結」が用意されているわけでもなく、
ただただ淡々と時間が過ぎていく――。見終わった後、私もそんな風に感じていましたが、
スグにでもまた見たくなる。映画に求める“良い”とは個々それぞれ違っているでしょうが、
私の場合のそれは会話が飛び交い、出演者が魅力的、そして鑑賞しているそのいっときだけでも他のことを
完全に忘れさせてくれる映画です。この映画はまさにそれらにピタリと当てはまる、素晴らしい作品でした。
いずれも主役級の役者ばかりが揃っていましたが、それぞれの主張や距離感、説明的なセリフや演出の
一切ないといった強弱が絶妙、成瀬監督作品の中でも、特にファンが多いというのも納得できます。
映画としての輝きというか、カリスマ性のような力がものすごく感じられます。そして着物も素晴らしい。
コメント 6人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
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