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沈黙の山嶺(上) 第一次世界大戦とマロリーのエヴェレスト 単行本 – 2015/5/26

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商品の説明

内容紹介

世代、階級、そして植民地主義の終焉という形で国家(英国)をものみ込んでいった第一次大戦後の時代の空気を、英雄マロリーら、エヴェレスト初登頂に賭けた若者たちの姿を通して描いた大作。

出版社からのコメント

夢枕獏氏推薦! ヒマラヤ登攀史最大の謎に迫る
  英国の登山家ジョージ・マロリーは一九二四年六月八日、アンドリュー・アーヴィンとともにエヴェレストの山頂をめざし最終キャンプを出発したが、頂上付近で目撃されたのを最後に消息を絶った。果たしてマロリーは登頂したのか――。
 十九世紀の植民地主義が終焉を迎え、大戦へと突き進んで甚大な被害を出した英国。その威信回復の象徴となったのがエヴェレスト初登頂の夢だった。一九二一〜二四年の間に三回にわたって行なわれた遠征では、参加した二六名の隊員のうち戦争経験者は二〇名にのぼった。
 本書は、血みどろの塹壕戦をからくも生き抜き、世界最高峰の頂をめざして命を懸けたマロリーら元兵士たちの生きざまを通して「時代」に息を吹き込んだ歴史ノンフィクションである。気鋭の人類学者である著者は、未発表の手紙や日記のほか各地に遍在する膨大な資料を渉猟し、執筆に一〇年をかけて彼らの死生観にまで迫る。
 兵士として隊員として、常に死と隣り合わせだった若者たちの「生」を描いた傑作!
【サミュエル・ジョンソン賞受賞】

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登録情報

  • 単行本: 400ページ
  • 出版社: 白水社 (2015/5/26)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4560084335
  • ISBN-13: 978-4560084335
  • 発売日: 2015/5/26
  • 梱包サイズ: 19.2 x 13.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 2件のカスタマーレビュー
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1921~24年にかけて計3回ヒマラヤ登頂に挑戦したマロリー等イギリス人の記録です。登頂挑戦のスタッフに26名中20名も第1次世界大戦経験者がおり、それぞれの経歴から大戦での悲惨な経験を経て、ヒマラヤ登頂に参加したかが1人、1人大変詳しく書かれています。また、チベットの歴史にも触れられておりページ数も多く、最近には珍しい1ぺーきに上下2段に書かかれていますが、一気に読んでしまう面白さがあります。 
1999年にジョージ・マロニーとサンディ・アーヴィンの2人の遺体が発見されたが1924年6月8日に頂上まであと少しのところを登っている姿が確認されているが彼らは登り切ったのか?途中で遭難したのか?歴史では1953年にエドモント・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが初登頂に成功しているがそれが変わるかも・・。(これ以上は書けませんのでぜひ、読んでください)
第1次世界大戦で大きな損害を被り、経済的にも債務国となってしまい世界の大国から転落しつつあるイギリスの威信回復の為世界で1番高い山の征服に挑んだイギリス人たちの歴史書です。今でこそ、よくこのような貧弱な装備でいどんだものだなーと感心させられます。また、下巻の注釈つき参考文献は非常に興味深いかったです。
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投稿者 大寺萌音 トップ50レビュアー 投稿日 2015/7/20
まだ上巻しか読了していない。ほかの方も書いているが2段組みなので読みごたえは十分である。
メインは1921年から24年にかけての計3回のヒマラヤ・エヴェレスト登攀の記録だ。ただ、隊員たちの多くが経験した第一次世界大戦での日々、また20世紀初頭のインド、チベット、中国の政治状況、ヒマラヤの探検史などが上巻の半分以上を占めているので、ひたすらヒマラヤ・エヴェレスト登攀のことだけを求めている人には、こういった部分は少々退屈かもしれない。

ヒマラヤ・エヴェレスト登攀には、第一次世界大戦で勝利を収めるも疲弊したイギリスの国威発揚が背景にあったため、隊員をイギリス出身者だけで構成しようという試み(結果としては無理だったのだが)、いい意味でも悪い意味でも上流階級の子弟たちにつきまとうエリート意識、オックスフォード大やケンブリッジ大に存在していた男性間における独特の“友情”なども丁寧に浮き彫りにされている。
さらに、第1回目の挑戦は、測量やルート探しなどがあり、困難を極めていることがよく分かる。また、言葉、運搬、食糧、宗教も含めた慣習・風俗の違いなどの問題を、一つ一つクリアしながら、ひたすらエヴェレストへの道を歩む姿には悲壮感と同時にそのストイックさには、ある種の美しさを感じる。

ツァンポー峡谷あたりのことは『
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