全巻読破し、言い尽くせない疲労感、脱力感に襲われ、なかなか作品レビューを書くことができなかった作品だ。(実に読後2年近くたってようやくレビューを書いている)それほど消化に時間がかかった。
本作のように事実を基にした小説はその距離感をどのように定めるべきかに悩まされるが、ここまで古い作品なので、一度現実の出来事とは切り離して、ただ恩地のまっすぐな潔い生き方をかみ締めるのが良いのはないかと思う。モデルの人物はここまで責任を負わなかった、この部分はフィクションだと語るのは無粋でしかない。
4巻5巻は主人公恩地の陽の目と挫折が相互に語られる。蛇足という人もいるが私にとっては本作をかみ締める上での重要なエピソードだ。人生の指標としてすべての方に読んでほしい。
- フォーマット: Kindle版
- ファイルサイズ: 562 KB
- 推定ページ数: 510 ページ
- 出版社: 新潮社; 4版 (2001/11/30)
- 販売: Amazon Services International, Inc.
- 言語: 日本語
- ASIN: B0099FLY6Q
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能):
有効
- Word Wise: 有効にされていません
- カスタマーレビュー: 29件のカスタマーレビュー
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