上川隆也さんのドラマを見終え、興奮冷めやらぬうちに一気に小説を読みました。
ドラマのラストでは、行天四郎が拘留された後、恩地元が行天に宛てた手紙を拘置所の中で読む場面がありました。その時に行天が男泣きするシーンに目頭が熱くなりました。
行天四郎もまた、恩地元と同じように会社を変えたいという思いが強かった。しかし魑魅魍魎の輩に行く手を阻まれ大きな返り血を浴びてしまった。
小説では、行天四郎は人間味に欠ける人物像と感じるが、ドラマの行天は、ある意味恩を返す地元と一緒に戦った同士であるようにも思える。
その行天四郎を演じたのは渡部篤郎さんである。渡部さんが行天四郎を昇華させたのではないかと思った。
この物語は2人の男性が、会社に翻弄されながらもなお戦いを挑み続けた物語であり、読み終えた後、ここまで会社に対して執着できない自分が何か大切なものが欠けているような、なんとも言えない物哀しい気持ちになったのは私だけだろうか。
次は大地の子を読みます。
- フォーマット: Kindle版
- ファイルサイズ: 467 KB
- 推定ページ数: 421 ページ
- 出版社: 新潮社; 5版 (2001/11/30)
- 販売: Amazon Services International, Inc.
- 言語: 日本語
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