●2000年4~6月TBS系にて放映 ●第10~11話放映分を収録(最終巻) ●各巻ともTVでは放映されなかった未公開シーンを収録 十手の回 士(サムライ)の回 原作:石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」(文藝春秋刊) 演出:堤幸彦 伊佐野英樹 金子文紀 脚本:宮藤官九郎 主題歌:「忘却の空」Sads(東芝EMI) プロデューサー:磯山晶 製作著作:TBS 出演 長瀬智也/加藤あい/窪塚洋介/山下智久/妻夫木聡/坂口憲二/ 矢沢心/佐藤隆太/小雪/きたろう/森下愛子/渡辺謙
とにかくカッコいい。「池袋ウエストゲートパーク」は、ハイテンションな傑作ドラマである。 まずタイトルのネーミングも含め、舞台に池袋を選んだ石田衣良による原作のセンスがいい。そこに『GO』の脚本でも注目を集めた宮藤官九郎、「ケイゾク」で斬新な演出をみせた堤幸彦のセンスが加わり、コミカルで奥行きのある世界が構築されている。そこに長瀬智也、窪塚洋介をはじめ、名前をあげたらきりがないほどの豪華キャスト陣が、それぞれ強烈なキャラクターを演じ、違和感なくとけ込んでいるのも見事だ。 物語はギャングの抗争、少女の殺人などを背景に、今どきの若者の現実をポップに描いている。が、その奥に彼らが持つ深い孤独感をじわーっと臭わせていて、単にテンションが高いだけのドラマに終わってはいない。また、不良だけにスポットを当てるのではなく、オタク、ヒキコモリといった少年たちが同じ土俵で活躍する展開も、どこか浪花節的なものを感じさせ、それが実にキモチいい。(井上新八)
池袋に集うイマドキの若者たちが、連続レイプ殺人事件の解決に奔走する姿を描いた青春サスペンス。『ケイゾク』で注目を集めた堤幸彦がメイン演出を担当。 -- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)演出: 堤幸彦/伊佐野英樹/金子文紀 原作: 石田衣良 脚本: 宮藤官九郎 出演: 長瀬智也/加藤あい/窪塚洋介/山下智久/妻夫木聡/坂口憲二/矢沢心/佐藤隆太/小雪/きたろう/森下愛子/渡辺謙 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)