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池波正太郎の銀座日記(全) (新潮文庫) 文庫 – 1991/3/27

5つ星のうち4.3 154個の評価

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×月×日 アクション映画を楽しむ。×月×日 怠け癖がついてしまい悩む。
×月×日 自分の古い作品の面白さに驚く。池波先生が率直に綴る、等身大の日常。


週に何度となく出かけた街・銀座。少年のころから通いなれたあの店、この店。そこで出会った味と映画と人びとは、著者の旺盛な創作力の源であった。
「銀座日記」は、街での出来事を芯にした、ごく簡潔な記述のなかに、作家の日常とそこから導かれる死生観を巧みに浮き彫りにして大好評であった。急逝の2カ月前まで、8年にわたった連載の全てを1冊に収めた文庫オリジナル版。

【目次】

池波正太郎の銀座日記

カンペールのクッキー
夕暮れの築地あたり
痛風で銀座遠し
思い出のトロワグロ
浅草・上野・谷中
小説の素材について
〔ソフィスティケーテッド・レディース〕
挿絵画家への夢
*
長すぎる映画
どんどん焼き
〔モンテーニュ随想録〕
十年ぶりの媒酌人
新国劇の国定忠治
親おもう心にまさる親心
アステア&ロジャース
ムッソリーニの悲劇
夏の終り
聞こえないセリフ
フランス旅行
書斎の籐椅子
*
エンジン始動
風邪のち痛風
久しぶりの銀ブラ
フィルム・ノワール
川口松太郎氏のこと
新聞小説のスタート
夏バテ知らず
富十郎の芝居
昔日の俳優たち
年末の街歩き
冬の頭痛
*
連載小説のトップ・シーン
ホテルの朝食
三十年目の舞台化
五黄の年回り
ステッキ傘
写真集と画集
夏の食欲
私の夏休み
猿之助歌舞伎
イタリア映画祭
ゴン太の反逆
新しい眼鏡
*
初風邪
ジンジャー・ロジャースの色香
ビデオに夢中
九紫の星
先祖の地、井波へ
タンゴ・アルゼンチーノ
来年の賀状
山の上ホテルでの休日
最後の新国劇
〔勧進帳〕見物
ケン玉遊び
歯医者通い
*
暖かな日々

池波正太郎の新銀座日記

久しぶりの試写通い
菊池寛賞の授賞式
*
出さなかった年賀状
冬ごもり
ジューヴェの顔
訃報つぎつぎに
自作の展覧会
〔子熊物語〕
吉右衛門の“鬼平"
夏のロース・カツレツ
女の猿まわし
体の精密検査
映画狂の少年たち
ウスタロス村の四季と生活
*
テレビづけの正月
舞台の鬼平

解説:重金敦之

池波正太郎(1923-1990)
東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1991/3/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1991/3/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 592ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 410115659X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101156590
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 154個の評価

著者について

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池波 正太郎
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大正12年(1923)、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、株式仲買店に勤める。戦後、下谷区役所に勤務して長谷川伸の門下に入り新国劇の脚 本を書いて演出の腕も磨く。昭和35年(1960)、「錯乱」で直木賞を受賞。52年(1977)、吉川英治文学賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕 掛人・藤枝梅安」の三大シリーズが人気絶頂のさなか、急性白血病で逝去する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池波正太郎が書いたもうひとつの「鬼平」「剣客」「梅安」 (ISBN-13: 978-4270005859 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

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お客様のご意見

お客様はこのエッセイ集について、興味深いと評価しています。映画評や舞台評、役者評が辛辣で興味深く、志向を知る上で興味深いと感じています。また、珠玉のエッセイ集であり、日記本の傑作だと高く評価されています。古地図を集めてのこだわりも好評です。

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4人のお客様が「興味深い」について述べています。4肯定的0否定的

お客様はこの書籍について、映画評、舞台評、役者評が辛辣で興味深いと評価しています。池波正太郎氏の日頃の嗜好、思考、指向、志向を知る上で興味深いと感じています。銀座百点の時から愛読しており、文庫本になったことも喜ばれています。

"映画評、舞台評、役者評が辛辣で興味深い。本書のスペースの半分くらいを占めているのではないか。小説家で劇作家という面目躍如たるものがある。..." もっと読む

"著者 池波正太郎氏の日頃 嗜好、思考、指向、志向を知る上で興味深い! 過去に購入した冊子は、ボロボロで本の形態をなしていないので、 これで、数十年で4冊目の購入となった。" もっと読む

"...ただ、池波さんの筆致だけに、それらの感想が、たとえ、まずい(面白くない)ものであったとしても、非常に面白く、とりわけ、池波さんがおいしい(面白い)と言っている映画や食べ物、飲み物については、自分も体験したいなあと思わせてくれます..." もっと読む

"銀座百点の時から、愛読していました。文庫本になって、とても嬉しいです!!" もっと読む

3人のお客様が「内容」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこのエッセイ集について、珠玉のエッセイ集と日記本の傑作だと評価しています。また、古地図を集めてのこだわりも好評です。

"...思った通りの、こだわりが伝わってきます。劇中でも食事の場面などは、江戸時代の文献や、現在でも残っている土地、何とか坂の何々とか、古地図を集めてのこだわり。他にも池波正太郎さんの生き方みたいなものが伝わってくる、エッセイを読みたいと思っています。" もっと読む

"珠玉のエッセイ集!..." もっと読む

"日記本の傑作です..." もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年12月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    この本は昔から何度も読んでいる。読んでいくにつれて、池波正太郎さんがだんだん元気がなくなっていくのを感じる。今の自分に重ね合わせることができる。この日記は本当に名作である。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年9月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    少し前の銀座やいろいろなお店の話、散歩の情景などほっとしたいときにのんびり読んでいます
    懐古主義ではないけどいい感じです
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年5月9日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    映画評、舞台評、役者評が辛辣で興味深い。本書のスペースの半分くらいを占めているのではないか。小説家で劇作家という面目躍如たるものがある。日本の映画・舞台については、曰く、セリフが多すぎる、一所懸命汗をかいて大芝居をしているだけで何も伝わらない、武家の服装がまるで土賊風であるが違うのではないか(これは別のエッセイだったか?)、セリフが明晰でない、要するに素人芝居である、等々。著者が現今の映画・テレビドラマを見ているような気がするが、如何だろうか。

    この書は色々な読み方ができると思う。食にかかわる話題が多岐にわたるのは、池波ファンならなるほどと納得がいく。東京在住の方なら今もある様々な店を訪れることができる。かって日本橋で四年ほど勤務したことがある私にとっては、ただなつかしい。そして執筆の日常風景、読書評、身辺交流記、買い物雑記等々である。店名や個人名の一部アルファベット表記は様々な配慮があったのだと想像できる。しかし、せめて年度と日付だけは明きらかにしてもよいのではないか。

    著者の人間観は、鬼平や小兵衛を通じてうかがい知ることができる。本書の終わり近くに、外国の女優の演技を評するなかで「過去、現在にかかわらず、女は自分を納得させるために語り、論ずる。これが女の特性であって、それに、つきあわなくてはならぬ男には、到底、太刀打ちができない。できないが、女の支離滅裂な論法に立ち向うから、事が面倒になるのだ。悲劇も生まれる。」とある。世の男性諸氏のために書き添えておきたい。

    わが身はすでに著者の享年を追い越しているだけに、老境に至った著者の日常が興味深い。本書の終り頃には体の不調のために日常の生活を保つことが難しくなってくる。鬼平も梅安も最後の作品は中途で絶筆となっている。本書も同じく絶筆といってよい。最後まで作家であることを止めなかった。人気作家の業(ごう)というべきか。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年3月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    日記の初めは、銀座などで美味しいものを食べたり、每日のように映画を観ている池波正太郎が、日記後半から最後に近くなると、体調が不良になり、歩くのもきつい部分が出てきて切なくなる。池波正太郎が急逝したのが67歳だから老衰にはまだ早すぎると思っていたら急性白血病だったらしい。だんだんと映画を観に行くのが辛くなり、美味しいものも食べなくなる記載は淋しい。時代小説の巨匠は亡くなっても、池波正太郎の「鬼平犯科帳」「仕掛人藤枝梅安」「剣客商売」は不滅なのだ。
  • 2023年11月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    池波さん、とても幸せな毎日を送られてるなと、何だか嬉しくなる本です
  • 2023年4月24日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    とてもリズム良く、気軽に読むことが出来た。日記というのは、著者が、何をし何を考えどうしたかが分かりとても面白い。他人の心の声を聞く事が出来る読書ならではの楽しみだと思う。それにしても、どんなに高名な著者でも日々思うことは、私と対して変わらないことに気づく。皆、同じなのだなぁと感慨深い。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2014年3月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    銀座を題材にしたエッセイで、池波さんの交流や思いや生活ぶりが
    分かります。
    池波さんが本物を求めるときに銀座は相応しい舞台だったので
    しょうが、銀座の一面を知るとういうよりは、池波ファンが池波正太郎
    さんを発見することができる本のようです。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年4月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    著者 池波正太郎氏の日頃 嗜好、思考、指向、志向を知る上で興味深い!
    過去に購入した冊子は、ボロボロで本の形態をなしていないので、
    これで、数十年で4冊目の購入となった。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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