池上さんはニュースの解説などを分かりやすくやるというコンセプトで活動されていますし、知っている人も多いと思います。池上彰の学べるニュースという名前のテレビ番組だったと思いますが、あの番組で池上さんの存在を知って以来、こういう問題に対して興味を持つようになりました。
憲法というよくわからない複雑なものをとてもきれいにまとめてあって、説明も非常に分かりやすいです。法律と憲法の違いとは何かという初心者がまずつまずくであろうところも非常に明確に回答しており、よくニーズを理解しているなって改めて感じました。初心者の知識量を正確に仮定して、それに合わせて説明のレベルを自在に変えられるというのは並大抵の力ではまず無理です。この本はただ憲法の知識的な面をカバーするのみならず、説明の仕方を真似てうまい人のコツを盗むという意味でも役に立つのではないかと思いましたw。もちろん、この内容を丸丸コピーして発表なんかしたらダメですけどねw。他の書籍からの借り物の言葉ではなく、「自分の言葉」でしっかり説明をするということを大事にしていきたいと思えました。
池上彰の憲法入門 (ちくまプリマ―新書) (日本語) 新書 – 2013/10/9
池上 彰
(著)
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本の長さ224ページ
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言語日本語
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出版社筑摩書房
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発売日2013/10/9
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ISBN-104480689060
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ISBN-13978-4480689061
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商品の説明
出版社からのコメント
日本国憲法を、池上さんと一緒に読んでみよう!
憲法を変えるにせよ、大事に守るにせよ、憲法のことを知っていなければ話になりません。議論の前に、まずは読んでみる。そこから始めませんか?
――本当に「押しつけ憲法」なの?
私たちの「幸せな人生」には憲法が必要?
「集団的自衛権」ってなに?
憲法を「守る」べきは誰?
自衛隊はどのようにしてできあがったのか?
自衛隊はどうして海外に行くようになったのか?
「改正」すべきはどこ?
自民党の憲法改正草案はどこが問題?
……などなど、憲法についての最新情報・解説を満載。
憲法を変えるにせよ、大事に守るにせよ、憲法のことを知っていなければ話になりません。議論の前に、まずは読んでみる。そこから始めませんか?
――本当に「押しつけ憲法」なの?
私たちの「幸せな人生」には憲法が必要?
「集団的自衛権」ってなに?
憲法を「守る」べきは誰?
自衛隊はどのようにしてできあがったのか?
自衛隊はどうして海外に行くようになったのか?
「改正」すべきはどこ?
自民党の憲法改正草案はどこが問題?
……などなど、憲法についての最新情報・解説を満載。
内容(「BOOK」データベースより)
憲法はとても大事なものだから変えるにしろ守るにしろ、しっかり考える必要がある。おしえて池上さん!憲法についてのギモン点!『憲法はむずかしくない』に大幅加筆・修正した憲法入門決定版。
著者について
1950年長野県生まれ。
1973年、NHKに記者として入局。
32年間にわたり、記者として、キャスターとして、事件・事故・災害・教育問題・消費者問題など、様々な分野のニュースを取材。
1994年からは11年間、「週間こどもニュース」のお父さん役として、日本と世界の様々なニュースを子どもにも分かるように伝える仕事に専念。
2005年3月にNHKを退局、フリーランスのジャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。12年4月より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授に着任。
主な著書に『おしえて! ニュースの疑問点』『「見えざる手」が経済を動かす』(ちくまプリマー新書)、『そうだったのか! ニュース世界地図』『そうだったのか! 中国』(以上、集英社)『そうだったのか! 現代史』(集英社文庫)、『世界を変えた10冊の本』(文藝春秋)、『学び続ける力』(講談社)など多数。
1973年、NHKに記者として入局。
32年間にわたり、記者として、キャスターとして、事件・事故・災害・教育問題・消費者問題など、様々な分野のニュースを取材。
1994年からは11年間、「週間こどもニュース」のお父さん役として、日本と世界の様々なニュースを子どもにも分かるように伝える仕事に専念。
2005年3月にNHKを退局、フリーランスのジャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。12年4月より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授に着任。
主な著書に『おしえて! ニュースの疑問点』『「見えざる手」が経済を動かす』(ちくまプリマー新書)、『そうだったのか! ニュース世界地図』『そうだったのか! 中国』(以上、集英社)『そうだったのか! 現代史』(集英社文庫)、『世界を変えた10冊の本』(文藝春秋)、『学び続ける力』(講談社)など多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池上/彰
1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。社会部記者として経験を積んだ後、報道局記者主幹に。94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として様々なニュースを解説して人気に。2005年NHKを退局、フリージャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。12年4月より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授として東工大生に「教養」を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。社会部記者として経験を積んだ後、報道局記者主幹に。94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として様々なニュースを解説して人気に。2005年NHKを退局、フリージャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。12年4月より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授として東工大生に「教養」を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より
今こそ知っておくべき 憲法のギモン点に 池上さんがお答えします!

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カスタマーレビュー
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2015年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いい本ですよ。
人権の説明がいいですね。憲法の人権規定によって我々は何を守られるべきなのか、国に何を要求できるのか。。。そういうことが、市民生活の視点でしっかり書かれています。
また、日本国憲法の制定経緯や、自衛隊の発展とそれに伴う憲法9条に関する議論の歴史も分かりやすいです。
ただ、なんとなく教科書的で面白みに欠けるような感じもなくはない。これは、著者のお立場を考えれば仕方がないのかも知れません。
人権の説明がいいですね。憲法の人権規定によって我々は何を守られるべきなのか、国に何を要求できるのか。。。そういうことが、市民生活の視点でしっかり書かれています。
また、日本国憲法の制定経緯や、自衛隊の発展とそれに伴う憲法9条に関する議論の歴史も分かりやすいです。
ただ、なんとなく教科書的で面白みに欠けるような感じもなくはない。これは、著者のお立場を考えれば仕方がないのかも知れません。
2015年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
池上さんの本は興味ありましたが、なかなか読む機会がなかったのですが、今回の内容は是非知っておきたいと購入しました。
子供との話題で憲法の話があり、大人として答えられなかったので、これは参考になり、役に立ちました。
知っていなければならない基本的な事を、こんなに知らなかったんだと思いました。
これから、勉強しようと言う人は買ってみたら大いに参考になります。
子供との話題で憲法の話があり、大人として答えられなかったので、これは参考になり、役に立ちました。
知っていなければならない基本的な事を、こんなに知らなかったんだと思いました。
これから、勉強しようと言う人は買ってみたら大いに参考になります。
2015年4月6日に日本でレビュー済み
安倍政権が誕生して以降、憲法改正に関する議論が活発になってきました。
ある論者は憲法改正を求め、またある論者は護憲を唱え、喧しく議論されるようになりました。
しかし、われわれ国民は憲法改正が必要か否かを判断できるほど、憲法について学んだことがあるでしょうか。
本書は、「憲法のことを知らないで、憲法改正について論じることが、果たしてできるのでしょうか。」(7頁)と問いかけるとともに、現行憲法について、非常にわかりやすく解説してくれています。
本書の内容としては、
まずはじめに、憲法は国家権力を縛るものであるという立憲主義の基本について説明をした上で、
日本国憲法の成立過程を示し、
その上で、人権及び統治に関する規定についておおまかに解説を加えています。
その後、議論の俎上にのることの多い憲法9条について1章を割いて解説し、
最後に、憲法改正は必要かという点について論じられています。
解説は極めて中立的で、著者独自の見解が示されている箇所はさほど多くありません。
著者の見解が明確に示されているのは、いわゆる「押しつけ憲法論」に否定的見解を述べている点(42頁)と、有事立法について議論不足のまま成立させてしまったと否定している点(186頁)くらいではないでしょうか。
その他は、様々な意見がある中で、両論に配慮しつつ手堅く議論を整理してくれています。
憲法改正は国民による投票を不可欠とするため(憲法96条)、いざ憲法が改正される際には、我々国民一人ひとりが、憲法改正に対する賛否の態度を示す必要があります。
本書はその基礎知識を速やかに提供してくれます。
また、どうしても政治問題とリンクしてしまい、党派的色彩を帯びてしまいがちな憲法問題について、比較的中立的な立場からその基礎を学べるという点においても、本書は極めて優れていると思います。
ある論者は憲法改正を求め、またある論者は護憲を唱え、喧しく議論されるようになりました。
しかし、われわれ国民は憲法改正が必要か否かを判断できるほど、憲法について学んだことがあるでしょうか。
本書は、「憲法のことを知らないで、憲法改正について論じることが、果たしてできるのでしょうか。」(7頁)と問いかけるとともに、現行憲法について、非常にわかりやすく解説してくれています。
本書の内容としては、
まずはじめに、憲法は国家権力を縛るものであるという立憲主義の基本について説明をした上で、
日本国憲法の成立過程を示し、
その上で、人権及び統治に関する規定についておおまかに解説を加えています。
その後、議論の俎上にのることの多い憲法9条について1章を割いて解説し、
最後に、憲法改正は必要かという点について論じられています。
解説は極めて中立的で、著者独自の見解が示されている箇所はさほど多くありません。
著者の見解が明確に示されているのは、いわゆる「押しつけ憲法論」に否定的見解を述べている点(42頁)と、有事立法について議論不足のまま成立させてしまったと否定している点(186頁)くらいではないでしょうか。
その他は、様々な意見がある中で、両論に配慮しつつ手堅く議論を整理してくれています。
憲法改正は国民による投票を不可欠とするため(憲法96条)、いざ憲法が改正される際には、我々国民一人ひとりが、憲法改正に対する賛否の態度を示す必要があります。
本書はその基礎知識を速やかに提供してくれます。
また、どうしても政治問題とリンクしてしまい、党派的色彩を帯びてしまいがちな憲法問題について、比較的中立的な立場からその基礎を学べるという点においても、本書は極めて優れていると思います。