上巻同様、とにかく面白い。
下巻は、戦中戦後が中心です。
戦争中の主な話題
○探偵小説(特に乱歩のような猟奇的なもの)は出版できず、出版できるものも厳しい検閲がつけられたこと。
○しかし、かの井上成美(当時、兵学校校長)の「探偵小説は知力を鍛えるのに良い」ということばもあり、親しくなった海軍士官からも探偵小説肯定論を聞いたこと。
○粗食と禁煙のためかえってこの時期は健康だったこと。
○数少ない昼間の男手として、町会で大活躍だったこと。
戦後の主な話題。
○探偵小説の復興、普及への寄与。(探偵作家クラブ賞、江戸川乱歩賞など)
○創作よりも、評論、研究の方が断然多くなったということ。
下巻には索引がついており便利です。
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江戸川乱歩全集 第29巻 探偵小説四十年(下) (光文社文庫) 文庫 – 2006/2/9
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乱歩の探偵小説への関わりを幼年期から書き纏めた一つの半生記である。日本においてミステリ(探偵小説)がどのように受容され発展したか。歴史も学びながら、乱歩の探偵小説への情熱が伝わってくる。過去の全集にも含まれているものだが、写真を省略していないこと、乱歩の記述と事実との齟齬の明記などもあって資料としても充実している。これをもって2年にわたる乱歩全集は完結する(下巻が2月刊行)。今後これを上回る乱歩全集はもう出ないかもしれない。
- 本の長さ873ページ
- 出版社光文社
- 発売日2006/2/9
- ISBN-104334740235
- ISBN-13978-4334740238
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2006/2/9)
- 発売日 : 2006/2/9
- 文庫 : 873ページ
- ISBN-10 : 4334740235
- ISBN-13 : 978-4334740238
- Amazon 売れ筋ランキング: - 454,436位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,447位全集・選書 (本)
- - 2,296位光文社文庫
- - 3,035位アート・建築・デザイン作品集
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著者について
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1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以後、「D坂の殺人事件」などの探偵小説を 次々発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」などがある。日本の小説界に多大なる業績を残 す。65年没(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 大槻ケンヂが語る江戸川乱歩 私のこだわり人物伝 (ISBN-13:978-4041847213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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