「江戸しぐさ」が江戸時代から伝わったものでないことをものであることを丁寧に論破している。ある日本を賞賛する内容の本に、「江戸しぐさ」という江戸時代からの伝統的なマナーについてかなりのページを割いて記載されていたことから興味を持ち、「江戸しぐさ」関連本を読んだ。そこに書かれている内容は、現代にも通じなるほどと思えるマナーが多い。だだ、「時泥棒」「年賀状しぐさ」「熱湯消毒」江戸時代にはないだろう???という内容への疑問もあり本書を見つけ読んでみた。
本書では、「江戸しぐさ」は1980年以降の創作であることを論理的に説明してゆくとともに、内容が良くても危険であり追放すべきものであることを真面目に説いている。
「江戸しぐさ」に興味を持った方は、本書にかなり多くの代表的な「江戸しぐさ」(と反論)が書いてあるので、「江戸しぐさ」関連本を購入する前に読んでいただきたい。
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江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書) 新書 – 2014/8/26
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「江戸しぐさ」とは、現実逃避から生まれた架空の伝統である
本書は、「江戸しぐさ」を徹底的に検証したものだ。「江戸しぐさ」は、そのネーミングとは裏腹に、一九八〇年代に芝三光という反骨の知識人によって生み出されたものである。そのため、そこで述べられるマナーは、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものとなっている。芝の没後に繰り広げられた越川禮子を中心とする普及活動、桐山勝の助力による「NPO法人設立」を経て、現在では教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになってしまった。しかし、「江戸しぐさ」は偽史であり、オカルトであり、現実逃避の産物として生み出されたものである。我々は、偽りを子供たちに教えないためにも、「江戸しぐさ」の正体を見極めねばならないのだ。
本書は、「江戸しぐさ」を徹底的に検証したものだ。「江戸しぐさ」は、そのネーミングとは裏腹に、一九八〇年代に芝三光という反骨の知識人によって生み出されたものである。そのため、そこで述べられるマナーは、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものとなっている。芝の没後に繰り広げられた越川禮子を中心とする普及活動、桐山勝の助力による「NPO法人設立」を経て、現在では教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになってしまった。しかし、「江戸しぐさ」は偽史であり、オカルトであり、現実逃避の産物として生み出されたものである。我々は、偽りを子供たちに教えないためにも、「江戸しぐさ」の正体を見極めねばならないのだ。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社星海社
- 発売日2014/8/26
- 寸法11 x 1.2 x 17.5 cm
- ISBN-104061385550
- ISBN-13978-4061385559
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
虚偽を教材に道徳を説けるのか?偽史・偽書の専門家による初の「江戸しぐさ」検証本。
著者について
原田 実
歴史研究家。1961年生まれ、広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)会員。日本でも数少ない
偽史・偽書の専門家であり、偽書『東日流外三郡誌』事件に際しては、真書派から偽書派に転じ、以降徹底的な追及を行ったことで知られる。著書は二〇冊を超え、星海社新書でも教養としてのオカルトを論じた『オカルト「超」入門』がある。本書は、ツイッター(@gishigaku)上でもしばしば報告された、「江戸しぐさ」検証の成果を収めたものであり、懐疑的立場から「江戸しぐさ」を論じる初めての書籍である。
歴史研究家。1961年生まれ、広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)会員。日本でも数少ない
偽史・偽書の専門家であり、偽書『東日流外三郡誌』事件に際しては、真書派から偽書派に転じ、以降徹底的な追及を行ったことで知られる。著書は二〇冊を超え、星海社新書でも教養としてのオカルトを論じた『オカルト「超」入門』がある。本書は、ツイッター(@gishigaku)上でもしばしば報告された、「江戸しぐさ」検証の成果を収めたものであり、懐疑的立場から「江戸しぐさ」を論じる初めての書籍である。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
原田/実
歴史研究家。1961年生まれ、広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)会員。日本でも数少ない偽史・偽書の専門家であり、偽書『東日流外三郡誌』事件に際しては、真書派から偽書派に転じ、以降徹底的な追及を行ったことで知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
歴史研究家。1961年生まれ、広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)会員。日本でも数少ない偽史・偽書の専門家であり、偽書『東日流外三郡誌』事件に際しては、真書派から偽書派に転じ、以降徹底的な追及を行ったことで知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 星海社 (2014/8/26)
- 発売日 : 2014/8/26
- 言語 : 日本語
- 新書 : 232ページ
- ISBN-10 : 4061385550
- ISBN-13 : 978-4061385559
- 寸法 : 11 x 1.2 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 80,982位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 63位道徳・生活科
- - 113位常識・マナー (本)
- - 4,017位教育学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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2020年6月14日に日本でレビュー済み
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28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸しぐさ自体がトンデモであるということがこの本では理路整然と書いてあります。
創始者とされる芝とその付き人越川氏の大嘘を暴いてくれています。
こんなことも考察できないで子供の道徳教育に使用している文部科学省はやはり
無駄な省庁の一つであるということがよくわかった。
それはさておき、江戸時代の生活習慣などについても触れられているので、
昔は良かったという妄想に取りつかれている方も是非お読みいただきたい
一冊である。
創始者とされる芝とその付き人越川氏の大嘘を暴いてくれています。
こんなことも考察できないで子供の道徳教育に使用している文部科学省はやはり
無駄な省庁の一つであるということがよくわかった。
それはさておき、江戸時代の生活習慣などについても触れられているので、
昔は良かったという妄想に取りつかれている方も是非お読みいただきたい
一冊である。
2014年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は江戸しぐさというものをよく知らずに購入しましたが、学校教育以外にも社員教育などにも採用されているらしいので、子持ちの方だけで無く独身の方も読んでおいたほうが良い内容です。
知ってる人は勿論、知らない人にとってもお勧めです。
オカルトに取り込まれないように、予防のために一体どういう内容なのか、キーワードは何なのかなどをあらかじめ知っておく必要があると思います。
本書では冒頭に江戸しぐさのさわりを紹介して、その後江戸しぐさを主に実際の江戸時代の文化のあり方から否定しています。
江戸しぐさそのものは大したことの無いオカルトという印象でしたが、それよりもその政治的な背景のほうに恐ろしいものを感じました。
第4章によると、TOSSという親学、水からの伝言などのいかがわしい教育を推進している団体があり、これが安倍首相や下村文科相と繋がりを持つことで学校教育に対する影響力を持ってしまっているようです。
一刻も早く是正されるべきでしょうが、その間にも教育現場ででたらめなオカルトが何も知らない子供に刷り込まれてると思うととても悲しくなります。
学校教育ですらあっさりと受容してしまうのだから、あとがきに有る通り、近代的で科学的な「真贋分別の目」を意識的に養ってこういうものに取り込まれないように注意しなければなりません。
知ってる人は勿論、知らない人にとってもお勧めです。
オカルトに取り込まれないように、予防のために一体どういう内容なのか、キーワードは何なのかなどをあらかじめ知っておく必要があると思います。
本書では冒頭に江戸しぐさのさわりを紹介して、その後江戸しぐさを主に実際の江戸時代の文化のあり方から否定しています。
江戸しぐさそのものは大したことの無いオカルトという印象でしたが、それよりもその政治的な背景のほうに恐ろしいものを感じました。
第4章によると、TOSSという親学、水からの伝言などのいかがわしい教育を推進している団体があり、これが安倍首相や下村文科相と繋がりを持つことで学校教育に対する影響力を持ってしまっているようです。
一刻も早く是正されるべきでしょうが、その間にも教育現場ででたらめなオカルトが何も知らない子供に刷り込まれてると思うととても悲しくなります。
学校教育ですらあっさりと受容してしまうのだから、あとがきに有る通り、近代的で科学的な「真贋分別の目」を意識的に養ってこういうものに取り込まれないように注意しなければなりません。
2014年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は「江戸しぐさ」というものをこれまで知らなかったのですが、偽史がどのように生成され、社会で消費されていくのかに興味があって本書を読みました。
内容については、他の方がレビューしているように、「江戸しぐさ」なるものがいかに荒唐無稽であるかが、論拠となる史実を丁寧に挙げて論証しており、創始者からマッチポンパーまでの流れもしっかりとおさえてあって、読み物としても楽しく、通勤の往路、1日で一気に読み終えました。よい読書ができて、満足感がありました。
プロパガンダは、嘘が100%では通用せずに、必ず真実を少し含めることが条件と言われていますが、この「江戸しぐさ」には、そのスパイスとなる真実すら欠片もなさそうで、純度100%のウソというのがちょっと意外な気がしました。これは、現在の価値観で過去を見てしまいやすいという人の心の隙間を狙った巧妙さのおかげでしょう。著者が最初に「江戸しぐさ」なるものを地下鉄の広告で目にしたときに、すぐ廃れるだろうとタカを括った、というのも頷くほど、デタラメのオンパレードのようです。
著者についてですが、かつて、偽書として知られる「東日流外三郡誌」事件を機にアカデミックの職を辞したようで、潔い身の処し方に感銘を受けるとともに、その筆の信頼感にもつながります。いったんアカデミックな世界に入ると、ズルズルと過去の誤った自分(と師匠・仲間との腐れ縁)の呪縛から逃れられず、自分と社会へウソをつき続ける人が少なからずおりまして(単に転職できないだけ)、本書の著者のような生き方を選択できる人がもう少し多ければ…と思います。
内容については、他の方がレビューしているように、「江戸しぐさ」なるものがいかに荒唐無稽であるかが、論拠となる史実を丁寧に挙げて論証しており、創始者からマッチポンパーまでの流れもしっかりとおさえてあって、読み物としても楽しく、通勤の往路、1日で一気に読み終えました。よい読書ができて、満足感がありました。
プロパガンダは、嘘が100%では通用せずに、必ず真実を少し含めることが条件と言われていますが、この「江戸しぐさ」には、そのスパイスとなる真実すら欠片もなさそうで、純度100%のウソというのがちょっと意外な気がしました。これは、現在の価値観で過去を見てしまいやすいという人の心の隙間を狙った巧妙さのおかげでしょう。著者が最初に「江戸しぐさ」なるものを地下鉄の広告で目にしたときに、すぐ廃れるだろうとタカを括った、というのも頷くほど、デタラメのオンパレードのようです。
著者についてですが、かつて、偽書として知られる「東日流外三郡誌」事件を機にアカデミックの職を辞したようで、潔い身の処し方に感銘を受けるとともに、その筆の信頼感にもつながります。いったんアカデミックな世界に入ると、ズルズルと過去の誤った自分(と師匠・仲間との腐れ縁)の呪縛から逃れられず、自分と社会へウソをつき続ける人が少なからずおりまして(単に転職できないだけ)、本書の著者のような生き方を選択できる人がもう少し多ければ…と思います。






