ネットで少し目にしたことはありますが、戦勝国史観に興味が沸き初めてこういった本を手に取りました。
戦後教育で日本が悪だったのだ、周辺国に恨まれて当然と思うような方こそ読んでみるべきです。
しかし読み始めてすぐ中丸氏がスピリチュアルなことを述べ、南京事件とウイグルの話題の間に地球が5次元になってフォトンベルトに入ったという発言があったり、
繰り返し国境の無いワンワールドの実現や講演が大反響だったという話題をされ、全体的に中丸氏が会話の流れから浮いており胡散臭く感じてしまいました。スピリチュアルな話は別の本で纏めて頂きたかったです。
中丸氏がどうやって大勢の著名人と出会って対談出来たかのほうに興味が沸きました。
本に挟まっていた出版社の物販案内チラシに、脳のアルファ波増幅ペンダントなどの怪しげな高額グッズがたくさん並んでいたのもこの本の内容大丈夫かな?と
ますます疑ってしまう一因となってしまったので本当に残念ながら評価を下げました。
しかしそれ以外の述べられていることはいずれも非常に興味深いですし、一つ一つの話題を深く掘り下げる所は無いものの対談形式でさらりと語られて読みやすいので、上記のことが気にならない方には広くお勧めしたいです。
一番感動的だったのが、終盤に参考資料として載っているストークス氏の日本とインド国交60周年の集いでの基調講演、
「日本はアジアの光だった」で、これを読めただけでも買う価値あったと思いました。
講演内容が全て事実であれば、日本を誇りに思える素晴らしい内容でした。
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