アーティストについて
【岩城里江子】
▼情報出版社勤務、ミニコミ誌主宰などを経て、1998年にテレビの子ども番組で偶然見かけたアコーディオンを衝動的に弾き始める。特定の先生にはつかず、ステージでアコーディオンを覚えていった▼2008年坂本龍一のkokoという楽曲をアレンジして応募するコンテストに応募。早朝のアンコールワットで感じた、祈りのイメージで弾いた笙のような音でグランプリを獲得▼自分の根っ子や興味のあるものをスケッチするように曲を作って1stCDの「o-ka-e-ri」を2010年に発売▼2013年に若井優也さんと出会いアルバム制作を依頼。高中正義の「虹伝説」をヒントに水の物語のストーリーで組み立て、ピアノのほかにいつも活動しているメンバーとのデュオも含めて録音▼現在はソロ活動の他、朗読との「楽香(2006 ~)」、無声人形劇との「ラクマーヤ(2010~)」、コラとの「アコラ(2012~)」、トリオ「朔(2005~)」(現在ギターとのデュオでの活動が主)が現在のパーマネントユニット▼「蛇腹がその時周りにある空気を吸い、リードに空気が細く送られて、音に変わっていく瞬間が好き。それがまた周りに伝わっていくのを感じるととてもしあわせに思う。」(岩城里江子)