「私は半分あの世にいる」と
水木さんは、「はじめに」で語っている。
確かに、彼の幸福論には
ゲゲゲの鬼太郎の妖怪たちが
見え?隠れする。
第五条「才能と収入は別」
目玉の親父は知恵ものだが
収入にトンと縁がない、いや興味がない。
大六条「怠け者になりなさい」
ねずみ男は立っているより、
ごろ寝している姿をおぼえている。
ただ彼らは、のびのび生きて?いる。
第七条「目に見えない世界を信じる」
結局、水木さんは半分あの世にいたお陰で
幸福だったのかもしれない。
この世の幸福は
今、自分の見えない世界に
潜んでいるということか。
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