届いてすぐに、ざっくりと読んでみた。
自分自身、毒母に育てられた…と思っていたが、この本の内容は、どれも心に刺さらなかった。。。
子供の頃から高熱でケイレンしていても病院に連れて行って貰った事はない。具合が悪くても、お粥やうどんなんて食べさせて貰った事など一度もない。
幼稚園に入る頃から「アンタは親の面倒みるんだから、結婚したらアカンのよ」
「私達(両親)の面倒をみる為にお前は居るんだよ」
「結婚はさせないから一生、家から出て行く事は許さないからね。ずっと側に居て面倒みるんだよ」
呪いの言葉を毎日、聞かされていたが、やはり年頃になると、それなりに恋をし、結婚を夢みたけど、やはり毒母が、それを許す訳もなく、彼氏を初めて家に呼ぶ…と言った私の前に、今まで見た事のない烈火のごとく「親を捨てるのか❗」と怒った「鬼」が現れた。
それでも強行突破で彼氏を家に連れて来た時の母は完全無視を決め込み、挙げ句、夕飯の時にご飯とおかずとしてテーブルの真ん中に「食卓塩」1本。。。
信じては貰えないだろうが、本当の話です。
両親は、さも当たり前の様に、ご飯に塩をかけ食べ始めたが彼氏は、ただ無言で座り、その横で私は怒りと悲しみと情けなさと彼氏に対しての申し訳なさと…で親に対して初めて「殺意」を持った。。。
その彼氏とも結局は縁が元々なかったのでしょう…すぐ彼氏の方から別れ話が出て別れました。
母が「最近あの男の話をせんなあ」と言うので「別れたわ」と言うと、大きな声で大笑いされ「お前は結婚出来ない。一生❗」と、そして父に「男に捨てられたんやて~」と大笑いしながら報告。。。
その後も何度かあった結婚話も全て、ぶち壊されて。。。
今…母の望んだ通り、私は独り身で母の介護をしています。
今でも母は子供を「一個人」として認めず自分の思う通りに動く「単なる駒」「奴隷」としてしか私をみてない様です。無給で言いなりに働く便利な「駒」。。。
しかし毒母に育てられた私の中には「毒」が遺伝している様で(笑)
介護をしながら「毒娘」に変貌しつつあります(笑)
この本を読んで救いにはならなかったが、毒母は世間にはたくさん存在する。。。
己が毒母とも気付いて居ない憐れな母親達…。
母が亡くなったら棺の中の母の顔の横に、この本を入れてやるつもりです。
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