【2018年のトップ本】
この本は今年イチでした。
物理本で読んだ上、kindleも買った。
残業を個人の責任に押し付けず、構造的かつ積み重ねによる負債と位置づけ、課題の提示にとどまらず解決まで踏み込む意欲作。
ここまで調査結果を使って、しかも強い意志を持って残業の解決まで切り込んでるものは初めて見た。
本書を読みながら自身の今までを振り返ると、残業経験で身についたことに比べて、業務外で周りの人と違うことを学んだり、積極的に社内や取引先からのフィードバックをもらいに行き続けたことが、周りが取り組まないモノを作り続けられる源泉になっていることに気づいた。
残業経験はむしろ負債だった。
そして、この本の内容や掲載調査自体が、他のことにも応用するインスピレーションを生む「社外での学び」にもなり、一石三鳥ぐらいの読書体験になりました。
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残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~ (光文社新書) Kindle版
超高齢化社会を迎え、あらゆる仕組みをアップデートする必要に迫られている日本。多様な人々の力が鍵となる中、それを拒む障壁が、日本独特の働き方「残業」。政府も企業も「働き方改革」を叫ぶ今、必要なのはそれぞれの「持論」ではなく、データを基にした「ガチ」な対話。一体なぜ、日本人は長時間労働をしているのか? 歴史、習慣、システム、働く人の思い――二万人を超える調査データを分析し、徹底的に残業の実態を解明。
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2018/12/20
- ファイルサイズ34114 KB
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登録情報
- ASIN : B07L5QHS62
- 出版社 : 光文社 (2018/12/20)
- 発売日 : 2018/12/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 34114 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 412ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 14,770位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 27位労働問題社会学
- - 80位光文社新書
- - 508位社会学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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立教大学経営学部 教授。大阪大学博士(人間科学)。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等をへて、2006年より現職。
「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発、組織開発を研究している。専門は経営学習論・組織行動論。立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース主査、リーダーシップ研究所副所長をつとめる。
研究の詳細は、Blog:NAKAHARA-LAB.NET(http://www.nakahara-lab.net/)。Twitter ID : nakaharajun
【最近のその他の共著】
「職場学習論」「経営学習論」「人材開発研究大全」(東京大学出版会)「企業内人材育成入門」(ダイヤモンド社)、「ダイアローグ 対話する組織」(ダイヤモンド社)、「リフレクティブマネジャー」(光文社)、「フィードバック入門」(PHP新書)など多数
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カスタマーレビュー
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2018年12月23日に日本でレビュー済み
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37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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残業は、生活費を稼ぐため、自身の成長のためなど理由は様々あるが、決して個人の問題だけではない。むしろ、組織的に醸成されてきた側面がある。
長期的な視点で考えると自分にとっても企業にとっても長時間労働はリスクになる。
なぜ、リスクになるのか、どうして組織的に育まれてきたのかなど、身近なテーマである残業の本質をデータを用いて分かりやすく学べる良書。
残業が習慣化・組織化・遺伝・伝染する理由
・1人ではこなせない量の仕事があり、残業せざるを得なくなる
・36協定を労働組合と結べば40時間以上残業や休日出勤も可能になり、実質残業が無制限にできるようになる
・残業が当たり前になり、残業代を考慮した生活設計となる
・残業代が減ると損した気分になり、残業を求めるようになる
・長時間労働によって仕事が評価されると幸福感(出世見込みなど)が増し、残業を求めるようになる
・残業で評価された人がマネージメント側に回り、残業している人を評価する。そして組織内に残業文化が根付き、次の世代に遺伝する
・転職によって残業文化が他社に持ち込まれ、上述した過程を経て自己増殖していく
長時間労働は自信が実感するほど成長してないことが多い
・仕事の質ではなく量に依存しているため
・成長には適切なフィードバックが必要だが、長時間労働のせいでフィードバックの時間が取れていない
・職場外での学習機会を損失している
長時間労働によるリスク
(従業員)
・60時間以上の残業常習化している人の半分は何らかの健康問題を抱えている
・終身雇用が確約されなくなり、長時間労働による会社への貢献に対する見返りが必ずあるとは限らない
(企業)
・企業にとっては社外からの新しい知識や技術が持ち込まれなくなる
長期的な視点で考えると自分にとっても企業にとっても長時間労働はリスクになる。
なぜ、リスクになるのか、どうして組織的に育まれてきたのかなど、身近なテーマである残業の本質をデータを用いて分かりやすく学べる良書。
残業が習慣化・組織化・遺伝・伝染する理由
・1人ではこなせない量の仕事があり、残業せざるを得なくなる
・36協定を労働組合と結べば40時間以上残業や休日出勤も可能になり、実質残業が無制限にできるようになる
・残業が当たり前になり、残業代を考慮した生活設計となる
・残業代が減ると損した気分になり、残業を求めるようになる
・長時間労働によって仕事が評価されると幸福感(出世見込みなど)が増し、残業を求めるようになる
・残業で評価された人がマネージメント側に回り、残業している人を評価する。そして組織内に残業文化が根付き、次の世代に遺伝する
・転職によって残業文化が他社に持ち込まれ、上述した過程を経て自己増殖していく
長時間労働は自信が実感するほど成長してないことが多い
・仕事の質ではなく量に依存しているため
・成長には適切なフィードバックが必要だが、長時間労働のせいでフィードバックの時間が取れていない
・職場外での学習機会を損失している
長時間労働によるリスク
(従業員)
・60時間以上の残業常習化している人の半分は何らかの健康問題を抱えている
・終身雇用が確約されなくなり、長時間労働による会社への貢献に対する見返りが必ずあるとは限らない
(企業)
・企業にとっては社外からの新しい知識や技術が持ち込まれなくなる
2019年1月8日に日本でレビュー済み
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問題意識が明確であり、またこれまでに指摘されていたこともうまく整理されていて参考になりました。方向性として残業をなくす、減らしていくというコンテキストなので、表現が難しいのかなと思える部分もいくつかありました。140ページの残業チェックリストも基本的にはむしろ奨励すべきことではないかと思うのですが、どうでしょう。「この会社にずっと勤めたいと思う」「今の会社全体について総合的には満足している」などにチェックがつくと要注意と言われてしまうのは少し言い過ぎではないかと感じます。確かに残業を誘発する要因の一つかもしれませんが、やりがいを持って働くことと残業が直結するものではありませんので、世間的にも関心が高いテーマなので誤解のない説明が重要ですね。
2018年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
残業がなぜ発生してしまうのか?
個人の要因、周囲の要因など様々な切り口でデータに基づいてわかりやすく解説してくれます。
特に、上司、組織、そして働く人の価値観や力など発散してしまいがちな要因をひとつひとつ丁寧に紐解いてくれ、頭の整理がしっかりとできます。
そして、ややもすると施策が形骸化してしまうだけの働き方改革が発生するメカニズムを解説し、そのうえで今後の組織のあり方、成果のあり方を提言してくれます。
これからの「働き方」と「生活」を考える上での必読本です。
個人の要因、周囲の要因など様々な切り口でデータに基づいてわかりやすく解説してくれます。
特に、上司、組織、そして働く人の価値観や力など発散してしまいがちな要因をひとつひとつ丁寧に紐解いてくれ、頭の整理がしっかりとできます。
そして、ややもすると施策が形骸化してしまうだけの働き方改革が発生するメカニズムを解説し、そのうえで今後の組織のあり方、成果のあり方を提言してくれます。
これからの「働き方」と「生活」を考える上での必読本です。
2018年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書でまず1番に感じるのはわかりやすさ。
講義形式のため、残業という普段深掘りする事の少ないテーマについての内容が頭に入ってきます。
2番目はグラフが多く的確に配置されているため腹落ちしながら読み進められる点。
そのデータも何万というデータソースを整理しているので非常に説得力があります。
何気なく手に取った新書でしたがこれは当たりでした。
残業ありきの働き方に対する漠然とした疑問をすっきり整理することができました。
人に勧めたい一冊です。
講義形式のため、残業という普段深掘りする事の少ないテーマについての内容が頭に入ってきます。
2番目はグラフが多く的確に配置されているため腹落ちしながら読み進められる点。
そのデータも何万というデータソースを整理しているので非常に説得力があります。
何気なく手に取った新書でしたがこれは当たりでした。
残業ありきの働き方に対する漠然とした疑問をすっきり整理することができました。
人に勧めたい一冊です。
2018年12月28日に日本でレビュー済み
この本はデータを重視すると語っているので期待して読んだのですが、例えば「週に45時間以上残業している層の30.4パーセントが手が空いていると、常に別の仕事が割り振られると回答しました」というように問題視しています。だとすると69.6パーセントは割り振られないってことになりますが、本書の中でそちら側については触れられません。
また、残業は集中、感染、麻痺、遺伝しやすく、それが起こりやすいのはデザイナー、各種クリエイター、幼稚園教諭という考察もあるのですが、これはもともと労働集約型の仕事ですから、因果関係というよりも相関関係があるというのがデータの適切な読み方ではないかと思いました。
また、データを重視すると言う割に、巻末にある大規模アンケートの実施状況には「全国15歳〜69歳の有識者10000サンプル」というようなざっくりとした記載しかなく、実施時期や実施方法も書かれておらず、15歳の有識者って例えばどういう事だろうと思ってしまいました。
それ以外にも残業の分析パートと課題解決パートのつながりはないので、他の方の評価は高いですが、ちょっと読んでてもやもやする本でした。
また、残業は集中、感染、麻痺、遺伝しやすく、それが起こりやすいのはデザイナー、各種クリエイター、幼稚園教諭という考察もあるのですが、これはもともと労働集約型の仕事ですから、因果関係というよりも相関関係があるというのがデータの適切な読み方ではないかと思いました。
また、データを重視すると言う割に、巻末にある大規模アンケートの実施状況には「全国15歳〜69歳の有識者10000サンプル」というようなざっくりとした記載しかなく、実施時期や実施方法も書かれておらず、15歳の有識者って例えばどういう事だろうと思ってしまいました。
それ以外にも残業の分析パートと課題解決パートのつながりはないので、他の方の評価は高いですが、ちょっと読んでてもやもやする本でした。
2019年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
基本的に残業をしないことを目指す立場の論点でしたが、例えば研究者として研究活動は8時間/日だけですむ物なのでしょうか?おそらく、研究者は研究テーマは自分の興味のあるところにあって、仕事と趣味との区別がつきにくいところにいると思います。プロスポーツ選手が自宅でトレーニングするのは残業なのか?など。仕事を楽しむ視点にも広げてほしかった。





