上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0良い本です。最新の相続法改正を受けての新版発行をお願いしたいです。
2019年3月22日に日本でレビュー済み
遺言書の残念な実例が、分かり易く、数多く紹介されていて、とても良い本です。
上記が一番の感想です。あえて二番の感想・要望を言えば、「きちんとした、もめない遺言書」に関係するのかしないのか私には分かりませんが、最新の相続法改正の内容を盛り込んだ新版の発行をお願いしたいです。遺言者となった配偶者と同居していた人が、今まで住んでいた家にどんな条件や遺言なら継続居住できるのか、どんな相続が配偶者や子供たちに対して良いのかなど、相続実行する際の注意事項と合わせて、教えていただきたいです。
本書に戻って、冒頭に書いた以外の素晴らしいと思ったことを挙げれば、次の事柄です。
①実際に相続手続きをする場合に、スムーズに物事が進むように配慮したアドバイスがなされています。
②人の感情に思いを馳せて、残された人たちが傷つかないようにすることを助言しています。
③節税対策などを当初に考えず、本当に何を相続で実現したいのか、その根本を大事にするように述べています。