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死体格差 解剖台の上の「声なき声」より 単行本(ソフトカバー) – 2017/3/8

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単行本(ソフトカバー), 2017/3/8
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商品の説明

内容紹介

死体にも「格差」がある――。
解剖台の上の遺体には、その人が生前、どのように生きてきたか、
その痕跡が数多く残されている。老い、孤独、貧困、病…一つ歯車が狂えば、
誰もが"悲しい死"を迎える可能性がある現実を現役の法医学解剖医が明かす。

内容(「BOOK」データベースより)

リストラ後、家賃滞納のアパートで凍死(50代男性)、独り暮らしの自宅で熱中症により死亡(70代女性)、認知症の妻を介護入浴中に溺死(80代男性)…老いや貧困が“悲しい死”に直結する現実。

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登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 200ページ
  • 出版社: 双葉社 (2017/3/8)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4575312282
  • ISBN-13: 978-4575312287
  • 発売日: 2017/3/8
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13 x 1.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 4件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 11,703位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップカスタマーレビュー

関西の阪神地区というとニュースで報道されるような事件も多いし、不謹慎ながら実際死体の状況がどんなだったのか興味があって購入。
第6章「事件の死体」には、司法解剖という制度上、詳しい事件名などは書いてないものの、リンチ殺人、放火殺人、バラバラ殺人(というより粉々殺人)etc...ニュースでは知ることのできない解剖現場の話がさまざまな視点から切り取られており、非常に読み応えのあるものだった。
ただ、この本の主題は、タイトルの通り、法医解剖医にしか感じ得ない「格差」だ。
法医解剖というと、私のように「=司法解剖」と捉えがちなのではないかと思うが、多くはそうではなかった。
事件になど巻き込まれずとも、異状死する人が大勢いる。ニュースで報じられていないのは、殺人事件の詳細ではなく、なぜ死んだかわからないけど死んでしまった人が多数いる、それが今の日本の社会問題に直結しているという、もっと深刻なことだった。
特に、著者も書いている通り、子供たちの死については文字で読むだけでも苦しくなる。

そんな現実を毎日目の当たりにしているのにもかかわらず、著者の自身の使命との距離の取り方も絶妙だったと思う。

周囲の人たちのこれから(いつかくる死…)について、考え方が変わる1冊だった。
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題名の硬さに反して専門用語も少なく、非常に読みやすい良書。
どんな人間にも平等に訪れる死にすら格差があるというセンセーショナルな内容が、
長年解剖を行ってきた筆者の一種独特な、でも優しさに満ちた視点から描かれている。
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「私なんで死んだの?」声なき問いかけに20年間対峙した解剖を扱う医師が紡ぐ7章。その観察力や洞察力で死因に生命力を吹きこみ、残された家族の悲しみを受け止め、そしてまた、日々運ばれてくる遺体と向き合う医師がいた。崇高な使命をもつ、その手に解剖されるなら本望。
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長年大学で法医解剖に携わる著者が様々な切り口で、法医解剖の実際について、わかりやすく、またその時の心情も含めて解説している。地域による差や、法医解剖の中での解剖の種類による違いについて記載されている事も興味深いと感じた。また、法医学者による書籍は関東地方の著者によるものが多いので、関西の法医学者の著書である本書は大変貴重である。
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