日蓮宗系の戦前の宗教団体、というかサークルが弾圧されて自爆する物語
宗教としての内容は余り重要ではないような気がする
途中から先鋭化しすぎて社会改革を目指すはずが電波系の団体化してしまい
単なる意志のための掛詞であるはずの「死なう」がテロ予告と勘違いされてしまい
手柄をはやる(今も)DQNな神奈川県警に捕まってしまう
そして右翼系テロ組織だと自白しろと拷問を受けてしまった
泣き寝入りか抗議のテロかといえば担当者を人権侵害で訴えてしまう
その後は県警との告訴取り下げの硬軟取り合わせた要求が面白すぎる
カルトかといえば正論過ぎて孤立する無害な電波さん、という感じしかしない
というか彼らを電波へと追い込んでしまった時代の雰囲気が陰惨である
そして宗教団体として成長できなかった理由は本文の中に明確に描かれているが
それはある意味で道を違えなかったことの代償でもあったのかも知れない
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