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死してなお踊れ: 一遍上人伝 単行本 – 2017/1/27

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商品の説明

内容紹介

壊してさわいで燃やしてあばれろ! 踊り念仏の一遍がダメな者たちをこそ救うためにアナーキーに甦る。注目の著者による渾身の力篇

内容(「BOOK」データベースより)

家も土地も財産も、奥さんも子どもも、ぜんぶ捨てた一遍はなぜ踊り狂ったのか―いま最高度に注目される思想家による絶後の評伝。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 単行本: 248ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2017/1/27)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4309247911
  • ISBN-13: 978-4309247915
  • 発売日: 2017/1/27
  • 商品パッケージの寸法: 19.8 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 7件のカスタマーレビュー
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形式: 単行本
すげえブッとんでる本。これはいい。こんなに文書ぶっとんでて、読み込ませる熱量と濃度持っているのに、言っていることは凄くシンプルでわかりやすい。「一遍はすべてを捨てるために、すべてを空っぽにするために踊り狂った」。唱えて唱えて、うたってうたって、叫び狂った。すべて捨てて出家したのに、その魂に人は集まる。ついてくるならついてくりゃいい。ぜんぶ捨てて踊ればいい。その姿勢は欲とカネにまみれがちな現世の自分には刺激的だ。うるせえとにかく踊って捨てろよ。大事なものなんて増やすなよと。字だけは知っていた「踊り念仏」という四文字に、これほどまでに物語があったなんて。読んで悔いなし。最高にロックな本。
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形式: 単行本
栗原康の文章にはものすごいグルーヴがあると思っていたが、この本は一遍という題材を得て文章はまさにこれまでの最高傑作といえる。
一遍上人をこのようなイメージで考えたことはなかった。これまでの一遍観が、いや仏教のイメージがぶっとばされるほどの衝撃。
ここでいう「踊り」はただ宗教論としてのみならず私たちの生活や生き方にもガンガン響いてくる概念で、
仕事であった嫌なこともぜんぶふっとんでしまうくらい、読んでいてとにかく元気がでる本でした。
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形式: 単行本
全世界の踊念仏フリーク(推計100人)待望の書がついに出版されました。
私見ですが、踊念仏のエッセンスは、現世からの恍惚的超越を伴う、その狂騒的性格にありそうです。
実際それは、「一遍上人絵巻」のなかの牛車、踊り手たちの混沌たる様子に典型的です。一遍上人いわく、踊念仏の極意は「捨ててこそ」ですが、踊り手たちの多くが文字通り衣服を捨てて、まっぱで踊り狂っています。
日本で最初に踊念仏という成仏の形態を広めたのは空也上人ですが、その300年後に生まれた一遍上人は、敬愛する空也上人の踊念仏を深化させ、当時の人々をその渦の中に巻き込んでいきました。本書によれば、少なくとも27万の札を配ったことが記録されており、その中には重複があるとはいえ、相当数の人々が踊念仏のムーブメントに引き込まれていたことがうかがえます。

となふれば われもほとけも なかりけり 南無阿弥陀ぶつ なむあみだ仏 (一遍)

これは念仏の本質をとらえた一遍の句で、本書にも掲載されています。自我と仏の境目がなくなる、それがすなわち成仏(仏に成る)を意味し、その契機として念仏があるということを意味しています。

ともはねよ かくてもをどれ こころごま みだのみのりと(弥陀の御祝詞) 聞くぞうれしき (一遍)

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形式: 単行本 Amazonで購入
歴史で習った「一遍」というお坊さんの名前と「踊念仏」というワード。昔、単なる試験対策で暗記して通り過ぎただけだったが、まさかこんなにも興味深く愛すべき人物だったなんて、驚いた。今なら「一遍」と友達になれそう。栗原康の織りなすコトバには、血が通っている。政治学者らしく学問的な文献で裏付けをとりながらも、大胆に果敢に現代語に「一遍」のあれこれを翻訳。だいぶ捨て身で潔い。「念仏となえてバカになれ。ゼロになれ。人間のあたまをハンマーでぶったたくんだ。そんなイメージだといえばわかるだろうか」(本書より。)とことん万人が実感できるところまで栗原康は降りてくる。あっぱれ。今も昔も息苦しい社会が横たわる。うんうん、それでも踊ってわめいて元気に生きます。ありがとうございます。
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