そらあすかさんの作品はよく読ませて頂いてますが、今までは本人の趣味の世界ということで許されていた部分もあったかもしれませんが、今回はオリジナルキャラのバスガイドを主人公に持ってきたことで、バスガイドの趣味を客や会社に押し付けるのはどうなのかと思ってしまいました。
だったら、自分でツアー企画を立てて、自分で行ったらええやんかと。
バスガイドは深くはなくても、ある程度幅広い知識を身に付けることが必要かと思うのですが、源平でも源氏スキ〜平氏のことは何も知らないと断言するし、関ヶ原でも西軍スキ〜、幕末でも長州スキ〜では知識が偏りすぎですね。
歴史は双方の事情や思惑も知ってこその歴史なので、片方だけ好きというのは、それは聞きかじりではないでしょうか。
途中に三国志も所々混じってくるし、統一感ないなと。
また、現存天守至上主義なのはよく分かりますが、大阪城のエレベーターは許せないといったセリフもどうかと思いました。
現在の大阪城は、市民の寄付によって再建されたものなので、秀吉のものでも、徳川のものでもない、大阪市民のものだということがお分かりになってないかと。
高齢者や障がい者は大阪城に行ったらいかんのかと、少々カチンときました。
そらあすかさんの歴史ツアー本的な内容であれば、まだ良かったんですけどね。
申し訳ないけど…☆1つの評価です。
長文になりましたが、アンケートはがきが入っていれば、以上の内容を書いて送りたいくらいです。
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