まず一番に、読みやすい文章だと思いました。
私は、この本を読む前は、「学者とは、物知りで、ひらめきがすごく、賢い人だと思いました。
しかし、そうではなく、資料に元ずく根拠をしめし、他者を納得させることができる人である。」
と考えを改めさせられました。
内容は、江戸時代の、農民の生活を、資料に元図いて、論理的に説明されています。
明治以降の庶民の生活の実態もよくわかりました。
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歴史人口学で見た日本 (文春新書) 新書 – 2001/10/19
都市は出稼ぎを集めては殺す蟻地獄だった、小作の娘ほど晩婚だった等、コンピュータを駆使して明らかにした近世庶民の家族と暮し
- ISBN-104166602004
- ISBN-13978-4166602001
- 出版社文藝春秋
- 発売日2001/10/19
- 言語日本語
- 本の長さ204ページ
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
コンピューターを駆使してこれまで打ち捨てられてきた「宗門改帳」などの人口史料を分析し、人口の観点から歴史を見直そうとするのが歴史人口学。その第一人者である著者の精緻な研究から、近世庶民の家族の姿・暮しぶりがくっきり浮かび上がってきた。例えば、江戸時代の美濃のある村では結婚数年での離婚が多く、出稼ぎから戻らない人も結構いた、十七世紀の諏訪では核家族が増えて人口爆発が起こった、などなど。知られざる刮目の近世像である。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
速水/融
1929年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。経済学博士。日本常民文化研究所研究員、慶応義塾大学教授、国際日本文化研究センター教授を経て、現在、麗沢大学教授。専攻は日本経済史、歴史人口学。2000年、文化功労者に顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1929年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。経済学博士。日本常民文化研究所研究員、慶応義塾大学教授、国際日本文化研究センター教授を経て、現在、麗沢大学教授。専攻は日本経済史、歴史人口学。2000年、文化功労者に顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2001/10/19)
- 発売日 : 2001/10/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 204ページ
- ISBN-10 : 4166602004
- ISBN-13 : 978-4166602001
- Amazon 売れ筋ランキング: - 369,814位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 712位文春新書
- - 1,203位歴史学 (本)
- - 35,997位ビジネス・経済 (本)
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2021年6月13日に日本でレビュー済み
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2021年6月27日に日本でレビュー済み
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迅速かつ丁寧な発送で、説明のとおりの商品を受け取りました。
2020年7月30日に日本でレビュー済み
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商品の状態もよく、手ごろな値段で購入できました。
2012年6月12日に日本でレビュー済み
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著者の歴史人口学の第一人者の速水融教授が歴史人口学を始めた経緯や、宗門改帳や明治の人口調査の説明といった内容が多かった。
数字的な記述や調査の具体例は少なく、入門書として読みやすく、この分野に興味が沸く内容だった。
本書の主題とは直接は関係ないが、おかしな記述があったので指摘する。
五章の二の150Pに「臨時台湾戸口調査」について、以下引用「・・・世界初の中国人社会を対象にした国勢調査であり・・・対象となった場所は台湾であり、調査対象の圧倒的多数は中国人だったのである。」
中国=シナ大陸(台湾を含む)という意味の記述であろうが、wikiの項目に「台湾人」とあるように同じ漢民族とはいえ、「台湾」は歴史的、文化的に、中国の中央の「中国人」とは別の人種といえる(戦後に台湾に渡った外省人を除く)。
著者は「台湾人」がいる事を知らなかったのだろうか。
中国や台湾あたりの地域で初という意味で使うなら「中華圏」、「日本以外の東アジアで初」とでも書くべきであろう。
そもそも、中国の中央政府から見たら辺境の地の、それも日本人が行なった調査が、初の調査だとは中国人は認めないであろうし。
歴史学者であるのに、台湾の歴史について不勉強ではなかろうか。
一般人の会話レベルならともかく、学者が書いた本としては不適切な記述である。
著者に悪意はないであろうが、いわゆるサヨク学者には、台湾が中国の一部であるかのような、つまり、歴史面で中国(シナ)と台湾、現代の中華人民共和国と中華民国を、意図的に混同した記述を見受けるのであえて指摘した。
数字的な記述や調査の具体例は少なく、入門書として読みやすく、この分野に興味が沸く内容だった。
本書の主題とは直接は関係ないが、おかしな記述があったので指摘する。
五章の二の150Pに「臨時台湾戸口調査」について、以下引用「・・・世界初の中国人社会を対象にした国勢調査であり・・・対象となった場所は台湾であり、調査対象の圧倒的多数は中国人だったのである。」
中国=シナ大陸(台湾を含む)という意味の記述であろうが、wikiの項目に「台湾人」とあるように同じ漢民族とはいえ、「台湾」は歴史的、文化的に、中国の中央の「中国人」とは別の人種といえる(戦後に台湾に渡った外省人を除く)。
著者は「台湾人」がいる事を知らなかったのだろうか。
中国や台湾あたりの地域で初という意味で使うなら「中華圏」、「日本以外の東アジアで初」とでも書くべきであろう。
そもそも、中国の中央政府から見たら辺境の地の、それも日本人が行なった調査が、初の調査だとは中国人は認めないであろうし。
歴史学者であるのに、台湾の歴史について不勉強ではなかろうか。
一般人の会話レベルならともかく、学者が書いた本としては不適切な記述である。
著者に悪意はないであろうが、いわゆるサヨク学者には、台湾が中国の一部であるかのような、つまり、歴史面で中国(シナ)と台湾、現代の中華人民共和国と中華民国を、意図的に混同した記述を見受けるのであえて指摘した。
2010年3月28日に日本でレビュー済み
ルイ・アンリが確立した歴史人口学をいち早く日本に持ち込んだ速水教授の自伝的
歴史人口学入門書。
ルイ・アンリが「教区簿冊」(教会に備え付けてある帳簿)を用いたところを、
速水教授は、日本には「宗門改帳」があるので、同様の分析が行えるはずだと
気付き、日本における歴史人口学研究を始めた。
「宗門改帳」などというミクロの資料も上手く集めて、上手く集計し、分析できれば、
そこから全体が見えてくる。
たとえば、都市は農村から人を集めて皆殺しにするブラック・ホールだったといった
知見が得られたそうだ。
研究の方法論も研究の結果も面白い。
さすが文化勲章を受章しただけのことはあると思わされ、さらにそれだけの
業績をこれだけわかりやすく書いてくれた教授に感謝したくもなる。
歴史に興味がある人は、読んでおくべき本だろう。
歴史人口学入門書。
ルイ・アンリが「教区簿冊」(教会に備え付けてある帳簿)を用いたところを、
速水教授は、日本には「宗門改帳」があるので、同様の分析が行えるはずだと
気付き、日本における歴史人口学研究を始めた。
「宗門改帳」などというミクロの資料も上手く集めて、上手く集計し、分析できれば、
そこから全体が見えてくる。
たとえば、都市は農村から人を集めて皆殺しにするブラック・ホールだったといった
知見が得られたそうだ。
研究の方法論も研究の結果も面白い。
さすが文化勲章を受章しただけのことはあると思わされ、さらにそれだけの
業績をこれだけわかりやすく書いてくれた教授に感謝したくもなる。
歴史に興味がある人は、読んでおくべき本だろう。
2009年2月25日に日本でレビュー済み
「宗門改帳」という江戸期の資料をもとに、世帯別の人口を生態的、動態的に分析することで、経済や社会の動向を憶測するという興味深い研究に関する本。個々の人間のミクロのデータから、社会と歴史のマクロの動きを跡づける。この、歴史人口学という学問を紹介するとともに、著者自身の研究史を紹介するものにもなっている。
著者の研究によれば、17世紀の日本では大きな生産性革命が生じ、それは、「合同家族世帯」が「直系家族」や「核家族」へと変わることによって、農業の生産が飛躍的に伸びたことによるとしている。また、人口一人あたりの家畜の数が縮小し、人力による作業が増加するが、それによって生産性はむしろ向上しており、通常の経済の発展(資本集約・労働節約による生産性の向上)とは異なる動きがみられるとのこと。他にも、都市部での死亡率は農村よりも高かったことなど、一般の歴史では明らかにされることのない事実の指摘が目を引く。
著者の研究によれば、17世紀の日本では大きな生産性革命が生じ、それは、「合同家族世帯」が「直系家族」や「核家族」へと変わることによって、農業の生産が飛躍的に伸びたことによるとしている。また、人口一人あたりの家畜の数が縮小し、人力による作業が増加するが、それによって生産性はむしろ向上しており、通常の経済の発展(資本集約・労働節約による生産性の向上)とは異なる動きがみられるとのこと。他にも、都市部での死亡率は農村よりも高かったことなど、一般の歴史では明らかにされることのない事実の指摘が目を引く。








