本のタイトルからして、当時の人事制度などがわかりやすく読める本なのかと思いきや、松平定信が老中を務めた時代の「よしの冊子」という町人などの話をまとめた本を引用した、この時代に役人で会った人たちの話。
この時代に興味ある人にとっては興味深いかもしれませんが、そうでなければあまりお勧めしません。
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武士の人事 (角川新書) 新書 – 2018/11/10
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平蔵は「人物は宜しからず」――。寛政の権力者が集めた江戸役人の人物評!
長谷川平蔵は「人物は宜しからず」――。天明七年、八代将軍吉宗の孫・松平定信が老中首座に任じられた。賄賂の田沼時代からの脱却を目指した寛政の権力者・定信が集めさせた、江戸役人たちの発言や噂話。出世欲、保身、家庭の悩み――当時の役人の生態が赤裸々に書き留められた希有な記録『よしの冊子』を読む。(※本書は、2015年2月に小社から刊行された新人物文庫『武士の人事評価』の角川新書版です)
[もくじ]
第一章 政権交代─松平定信と田沼意次
第二章 老中たちの評判
第三章 幕閣大名の生態
第四章 町奉行の勤務ぶり
第五章 勘定奉行と勘定所役人
第六章 江戸の機動隊、火付盗賊改
終 章 松平定信の退場
付表・諸役職就任者
[紹介している人物]
吉宗の血をひく貴公子──松平定信/地に落ちた権力者──田沼意次/賄賂で老中になった名門大名──阿部正倫
温厚、何の害もこれ無く──松平康福/心得違いを反省──水野忠友/真っ先に登用された若手の俊秀──松平信明
側用人から老中格へ──本多忠籌/次代を担う若年寄──堀田正敦/刀を忘れて自ら謹慎──京極高久
将来を嘱望された寺社奉行──脇坂安董/出世を厭う坊ちゃん育ちの大名──井上正国/失言で左遷──曲淵景漸
町方から馬鹿にされた町奉行──柳生久通/天国から地獄へ──初鹿野信興/萎縮した金太郎侍──池田長惠
御三卿・清水家を改革──柘植正寔/型破りの豪傑──根岸鎮衛/御城が家より好き──柳生久通
人々が感服する能吏──久世広民/上をだます勘定吟味役──佐久間茂之/母のために昇進を厭う──堀帯刀
江戸町人に大人気──長谷川平蔵/定信との関係を自慢する自信家──松平左金吾/平蔵の毒気に当てられる──太田資同
長谷川平蔵は「人物は宜しからず」――。天明七年、八代将軍吉宗の孫・松平定信が老中首座に任じられた。賄賂の田沼時代からの脱却を目指した寛政の権力者・定信が集めさせた、江戸役人たちの発言や噂話。出世欲、保身、家庭の悩み――当時の役人の生態が赤裸々に書き留められた希有な記録『よしの冊子』を読む。(※本書は、2015年2月に小社から刊行された新人物文庫『武士の人事評価』の角川新書版です)
[もくじ]
第一章 政権交代─松平定信と田沼意次
第二章 老中たちの評判
第三章 幕閣大名の生態
第四章 町奉行の勤務ぶり
第五章 勘定奉行と勘定所役人
第六章 江戸の機動隊、火付盗賊改
終 章 松平定信の退場
付表・諸役職就任者
[紹介している人物]
吉宗の血をひく貴公子──松平定信/地に落ちた権力者──田沼意次/賄賂で老中になった名門大名──阿部正倫
温厚、何の害もこれ無く──松平康福/心得違いを反省──水野忠友/真っ先に登用された若手の俊秀──松平信明
側用人から老中格へ──本多忠籌/次代を担う若年寄──堀田正敦/刀を忘れて自ら謹慎──京極高久
将来を嘱望された寺社奉行──脇坂安董/出世を厭う坊ちゃん育ちの大名──井上正国/失言で左遷──曲淵景漸
町方から馬鹿にされた町奉行──柳生久通/天国から地獄へ──初鹿野信興/萎縮した金太郎侍──池田長惠
御三卿・清水家を改革──柘植正寔/型破りの豪傑──根岸鎮衛/御城が家より好き──柳生久通
人々が感服する能吏──久世広民/上をだます勘定吟味役──佐久間茂之/母のために昇進を厭う──堀帯刀
江戸町人に大人気──長谷川平蔵/定信との関係を自慢する自信家──松平左金吾/平蔵の毒気に当てられる──太田資同
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2018/11/10
- 寸法11 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104040822757
- ISBN-13978-4040822754
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
長谷川平蔵は「人物は宜しからず」―。天明七年(1787)、八代将軍吉宗の孫・松平定信が老中首座に任じられた。賄賂の田沼時代からの脱却を目指した寛政の権力者・定信が集めさせた、江戸役人たちの発言や噂話。出世欲、保身、家庭の悩み―当時の役人の生態が赤裸々に書き留められた希有な記録『よしの冊子』を読む。
著者について
●山本 博文:1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書に、『決定版 江戸散歩』(KADOKAWA)、『現代語訳 武士道』(ちくま新書)、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『流れをつかむ日本史』『東大教授の「忠臣蔵」講義』(角川新書)など多数。角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』の全巻監修。NHK Eテレ「知恵泉」などテレビやラジオなどにも数多く出演。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山本/博文
1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者について
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2019年12月11日に日本でレビュー済み
他の方がレビューに、タイトルと中身が一致していない旨を書いていた。確かにその通りなのだが、
創業家のオーナー社長(将軍)がいて、その下で出世を争う武士の姿が描かれていて、
私は面白く読んだ。
町奉行などは、町人の評判なども気にしなくてはいけないし、
ライバルとの出世競争もあるし、
上からの覚えもめでたくないといけないし…と、
なんだか、大企業の部長か取締役クラスの人間が
出世しようとする姿を見るようで面白かった。
長谷川平蔵は、活躍する姿も描かれているが、
後年、出世できずに、ひねこびたようになったところも
書かれていて興味深い。
時代小説などが好きな人にも一興になるかと思う。
創業家のオーナー社長(将軍)がいて、その下で出世を争う武士の姿が描かれていて、
私は面白く読んだ。
町奉行などは、町人の評判なども気にしなくてはいけないし、
ライバルとの出世競争もあるし、
上からの覚えもめでたくないといけないし…と、
なんだか、大企業の部長か取締役クラスの人間が
出世しようとする姿を見るようで面白かった。
長谷川平蔵は、活躍する姿も描かれているが、
後年、出世できずに、ひねこびたようになったところも
書かれていて興味深い。
時代小説などが好きな人にも一興になるかと思う。