次世代広告進化論、と銘打っているがむしろ進化論考だし、更に言えば広告を愛をする者のエッセーのような感じになっている。筆者は博報堂出身でサイバーエージェントの現職ディレクター。四大メディア全盛期へのノスタールジーとネットコミュニケーションが加速する現代に対する危機感がない交ぜになりながらも、広告マンの矜持を保つ姿勢には共感を覚えた(自分は業界人ではないのですが、同世代のビジネスマンとして)。
広告の凋落の原因には不況もあるが、消費者の発信力が強くなったこと、「いつかはクラウン」のような消費に対する憧れの後退、といった構造要因もあって、決して昔には戻れないことを筆者も認めている。マスメディアの発言も何らか意味でのポジショントークでしかない、とか著名人のブログ参加は編集パワーに対する逆襲、などと既存メディアには謙虚さを求めつつ、広告の重要な役割は幸せな気持ちの提供である、とか広告の役割は物語の提供、など愛着とプライドが垣間見えるところもまた面白い。
「進化論」というタイトルの中には業界の未来に対する筆者の期待が籠められているようだ。メディアの分散化が進む現代、工夫すれば面白いことは創り出せるのだと励まされた思いがした。
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