ガンダムは今や、アニメでもマンガでも一大ジャンルとなった感があります。
しかし(本編たるアニメでも)、Zガンダム以降はミリタリーものであったり、歴史劇になったり、あるいは痛快ロボットアクションになったりして、初代ガンダムにあった「SF」としての作品作りは、いささかないがしろにされたように思います。
その中にあって、ほとんど唯一、SFとしてのガンダムを目指そうとしたのが本作とは言えまいか?
これはひとえに、長谷川裕一先生のセンスによるところが大きい気がします。
そしてSFをキープしながら、MSのアクション、きちんと立ったキャラクター、熱いドラマの展開もまた忘れない。
これは奇跡のようなバランスだと思うのです。
そしてその魅力は、現在でもいまだ色褪せてはいません。
機動戦士クロスボーン・ガンダム (1) (角川コミックス・エース 2-17) (日本語) コミック – 2011/1/26
長谷川 裕一
(著),
矢立 肇
(企画・原案),
富野 由悠季
(原著)
&
0
その他
矢立 肇
(企画・原案)
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富野 由悠季
(原著)
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6巻中1巻: 機動戦士クロスボーン・ガンダム
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本の長さ177ページ
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言語日本語
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出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
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発売日2011/1/26
-
ISBN-104047156450
-
ISBN-13978-4047156456
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.8
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファーストから続く正史のガンダムなのですが、それを咀嚼した上で、完全に長谷川裕一作品となっております。
つまり、主人公のトビア・アロナクスは、「マップス」の十鬼島ゲンに連なるアツい主人公なのですね。
しかし、ガンダムの歴代主人公たちも、戦いの場においてアツいセリフを吐きまくるので、その相乗効果でとってもアツい作品となっております。
個人的にはカラスがとっても好きですね。
彼の最後のセリフは、主人公たちに負けず劣らずアツいものでした。
私の中では、CV清川元夢で再生されています(笑)
マップスが好き、もしくはガンダムが好きで読んでいない人がいたら、是非読んでください。
損はありませんよ。
いないと思いますけど(笑)
つまり、主人公のトビア・アロナクスは、「マップス」の十鬼島ゲンに連なるアツい主人公なのですね。
しかし、ガンダムの歴代主人公たちも、戦いの場においてアツいセリフを吐きまくるので、その相乗効果でとってもアツい作品となっております。
個人的にはカラスがとっても好きですね。
彼の最後のセリフは、主人公たちに負けず劣らずアツいものでした。
私の中では、CV清川元夢で再生されています(笑)
マップスが好き、もしくはガンダムが好きで読んでいない人がいたら、是非読んでください。
損はありませんよ。
いないと思いますけど(笑)
2013年5月29日に日本でレビュー済み
面白いです
最近存在を知って初めて読んでみましたが、ドゥガチの動機を知った時最初は下らないと思い、そのあと人間とはこんなものかと生々しいな描写だな思い、そのあとトビアが安心したと言った事に共感し、読み終わったとに改めてキャラクターの関係と思想の構図に感心している所です
絵柄や戦闘描写がちょっとどうなのと思う人はいると思いますが、この漫画で一番の魅力はニュータイプ論に対する解釈と反論です
これまでのガンダムシリーズは、シャアにせよアムロにせよその他多くのスペースノイドは地球に対して並々ならぬ執着心を持っていました。単に資源に富み裕福な人が住む惑星ではなく、神聖不可侵な母親として地球を捉え、その地球を食い物にするアースノイドを粛清しようとしたり、あるいは守ろうとしたりしてきました。
しかしこの漫画では、地球に対して別に特別な感情を抱く必要はないんじゃないか?
地球への執着が人々をオールドタイプたらしめているのではないのか?といった価値観を持つ人々が出てきます。
つまり、大変ながらも宇宙で完全に独立して生活できているのだから、地球は人間の活動領域の一つに過ぎず、むしろその恵まれた環境は奪い合いのもとになるだけで却って人心を荒廃させているのでは?という見解です。
この発想はユニコーンガンダムでフルフロンタルも萌芽させています。
ニュータイプという概念は思想や哲学の領域から、むしろ生物学の領域に足を踏み入れています
シェリンドン・ロナは、ニュータイプを人類の進化形と定義し人々全てがニュータイプ化するのを待つべきだという価値観を持っていましたが、それに対しても主人公トビア君は一言物申しています。
「スペースノイドが12kmの山道を歩けますか?」これは、シャアにせよハマーンにせよシロッコにせよニュータイプ思想を持ったリーダーたち全てに対しての言葉だと思います
宇宙空間に適応して新しい能力を手に入れたとしても、同時にそれまで地球で当たり前に持っていた能力を失うだけにすぎない、ニュータイプによる「変化」を単純に進化と捉えるのは危険だと警鐘を鳴らすとともに、仮に何万年もの歳月の結果として、人がホモサピエンスから何か別の種、ニュータイプになるのだとしてもその事と人間が人間として分かりあう努力をする事とは別の事なのだ、と
最近存在を知って初めて読んでみましたが、ドゥガチの動機を知った時最初は下らないと思い、そのあと人間とはこんなものかと生々しいな描写だな思い、そのあとトビアが安心したと言った事に共感し、読み終わったとに改めてキャラクターの関係と思想の構図に感心している所です
絵柄や戦闘描写がちょっとどうなのと思う人はいると思いますが、この漫画で一番の魅力はニュータイプ論に対する解釈と反論です
これまでのガンダムシリーズは、シャアにせよアムロにせよその他多くのスペースノイドは地球に対して並々ならぬ執着心を持っていました。単に資源に富み裕福な人が住む惑星ではなく、神聖不可侵な母親として地球を捉え、その地球を食い物にするアースノイドを粛清しようとしたり、あるいは守ろうとしたりしてきました。
しかしこの漫画では、地球に対して別に特別な感情を抱く必要はないんじゃないか?
地球への執着が人々をオールドタイプたらしめているのではないのか?といった価値観を持つ人々が出てきます。
つまり、大変ながらも宇宙で完全に独立して生活できているのだから、地球は人間の活動領域の一つに過ぎず、むしろその恵まれた環境は奪い合いのもとになるだけで却って人心を荒廃させているのでは?という見解です。
この発想はユニコーンガンダムでフルフロンタルも萌芽させています。
ニュータイプという概念は思想や哲学の領域から、むしろ生物学の領域に足を踏み入れています
シェリンドン・ロナは、ニュータイプを人類の進化形と定義し人々全てがニュータイプ化するのを待つべきだという価値観を持っていましたが、それに対しても主人公トビア君は一言物申しています。
「スペースノイドが12kmの山道を歩けますか?」これは、シャアにせよハマーンにせよシロッコにせよニュータイプ思想を持ったリーダーたち全てに対しての言葉だと思います
宇宙空間に適応して新しい能力を手に入れたとしても、同時にそれまで地球で当たり前に持っていた能力を失うだけにすぎない、ニュータイプによる「変化」を単純に進化と捉えるのは危険だと警鐘を鳴らすとともに、仮に何万年もの歳月の結果として、人がホモサピエンスから何か別の種、ニュータイプになるのだとしてもその事と人間が人間として分かりあう努力をする事とは別の事なのだ、と
2015年5月9日に日本でレビュー済み
思いましたよ。なんだこの絵は。ふるくさい。子供っぽい内容で(ボンボン系の漫画みたいな)ガンダムと敵がちょっと個性的なだけな作品だろうと。
あんまり友人が進めるので見ましたよ。嫌々。
・・・すいません。気がつけば現在単行本は鋼鉄の7人とゴーストを含め全て所持しているという。
最近になって最初はそう思っていた事を思い出しました笑
これ程キャラクターが生き生きと動き、ガンダムファンを唸らせる内容、ストーリーで魅力に溢れているとは思いもしませんでした。
私のように絵で嫌わず、是非全てのガンダムファンに見ていただきたいと今は思います。
おすすめです!
あんまり友人が進めるので見ましたよ。嫌々。
・・・すいません。気がつけば現在単行本は鋼鉄の7人とゴーストを含め全て所持しているという。
最近になって最初はそう思っていた事を思い出しました笑
これ程キャラクターが生き生きと動き、ガンダムファンを唸らせる内容、ストーリーで魅力に溢れているとは思いもしませんでした。
私のように絵で嫌わず、是非全てのガンダムファンに見ていただきたいと今は思います。
おすすめです!
2012年1月3日に日本でレビュー済み
シーブック(キンケドゥ)の物語はクロスボーンガンダムで終了です。
(外伝のスカルハートや続編・鋼鉄の七人でも出て来ますが物語には絡まず)
そしてあのザビーネがあんな事に……キンケドゥとの共闘は燃えたのになぁと思いガッカリ
キンケドゥもいいですがクロスボーン一番の見所はやっぱり主人公トビアです
ビット落としやベルナデットを奪うシーンは素晴らしく熱いです
しかし長谷川先生の独特な絵柄に関しては、好みがわかれるかもしれませんね
私はVガン外伝やハーフゼータの方を先に読ませて貰ったので特に抵抗はありませんでした
(外伝のスカルハートや続編・鋼鉄の七人でも出て来ますが物語には絡まず)
そしてあのザビーネがあんな事に……キンケドゥとの共闘は燃えたのになぁと思いガッカリ
キンケドゥもいいですがクロスボーン一番の見所はやっぱり主人公トビアです
ビット落としやベルナデットを奪うシーンは素晴らしく熱いです
しかし長谷川先生の独特な絵柄に関しては、好みがわかれるかもしれませんね
私はVガン外伝やハーフゼータの方を先に読ませて貰ったので特に抵抗はありませんでした
2011年5月22日に日本でレビュー済み
新装版ですね。
懐かしく読ませて貰ってます。
富野監督 原作の宇宙世紀ガンダムです。
富野×長谷川が見事にクロスしております。
当時、長谷川先生の絵が苦手な友人が多く
あまり話題にされなかった記憶がありますが・・・
しかし、読めば読むほど面白い
F91以降のシーブック、セシリー、ザビーネのその後・・
連載中、当時の現実日本で起こった
カルト教団事件に対する富野監督の思いが
ちらりと見え隠れしている感じがします。
続刊での
・木星帝国本拠地でのシーブックの台詞
・最終決戦に向かうトビアの思い
等々
必読です。
当時思ったこと、ガンダムXより、
Xガンダムをアニメ化してほしかった。
でも漫画でしか、描けないストーリーです。
懐かしく読ませて貰ってます。
富野監督 原作の宇宙世紀ガンダムです。
富野×長谷川が見事にクロスしております。
当時、長谷川先生の絵が苦手な友人が多く
あまり話題にされなかった記憶がありますが・・・
しかし、読めば読むほど面白い
F91以降のシーブック、セシリー、ザビーネのその後・・
連載中、当時の現実日本で起こった
カルト教団事件に対する富野監督の思いが
ちらりと見え隠れしている感じがします。
続刊での
・木星帝国本拠地でのシーブックの台詞
・最終決戦に向かうトビアの思い
等々
必読です。
当時思ったこと、ガンダムXより、
Xガンダムをアニメ化してほしかった。
でも漫画でしか、描けないストーリーです。