機動戦士ガンダムAGE 10 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 山本和臣, 神谷浩史, 伊瀬茉莉也, 山口晋 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 37 分 |
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商品の説明
新たな歴史が受け継がれる…
ガンダム史上初、三世代に亘る壮大なドラマを描く最新作がDVDで登場! !
三つの運命が 歴史になる――
◎仕様◎
【毎回封入特典】
特製解説書「AGE-FILE」(8P)
【他、仕様】
ジャケットイラストはキャラクターデザイン千葉道徳、チーフメカアニメーター大塚 健新規描き下ろし
◎内容◎
【4話収録】
■第35話「呪われし秘宝」
ビシディアンが残した謎のメッセージカプセル。それによりこの戦争に関わる「呪われた秘宝」の正体が明かされる。
ヴェイガンが持つ驚異的な軍事技術や、それに関わるかつて地球連邦が隠蔽した衝撃の事実に、ディーヴァの一同は驚きを隠せない。
一方、ヴェイガン陣営では、ゼハートとザナルドによる新たな作戦が決行されようとしていた。キオは新たなガンダムAGE-3「オ
ービタル」に乗って戦うが、新武装を搭載したゼハートとザナルドのMSはキオを追い詰めていく…。
■第36話「奪われるガンダム」
ガンダムを捕獲するため、ディーヴァに攻撃を仕掛けるゼハートとザナルドの二つの部隊。それを向かえ討つべく、キオはAGE-3
で出撃する。ゼハートとザナルドは、競い合うようにキオを追い詰めていく。その攻撃は苛烈をきわめ、キオは窮地に陥る。そんなキ
オを救うため、フリットはAGE-1で出撃する。強力な二つのMSを相手に善戦するフリットだったが、そこには、ザナルドとゼハ
ートの仕掛けた罠が待ち構えていたのだった。
■第37話「ヴェイガンの世界」
捕らわれの身となり、火星圏にあるヴェイガンの本拠地『セカンドムーン』に連れて来られたキオ。そこでキオは、ヴェイガンの首領
イゼルカントと出会う。キオはヴェイガンの大規模な施設や軍備を見て驚きを隠せない。さらに、イゼルカントはキオに、『ヴェイガ
ンの真実』を見せようとする。それは、火星圏の民が背負った、悲しい現実だった。
■第38話「逃亡者キオ」
ルウとの出会いによって、キオの中で何かが変わっていく。ヴェイガンとは本当に憎むべき敵なのか?思い悩むキオから、イゼルカン
トは、ガンダムの解析のために必要な情報を聞き出そうとする。しかしキオは情報提供の条件として、火星圏に蔓延する病に効く薬を
要求する。ルウに与え、彼女の病気の進行を少しでも遅らせるためである。薬を届けるため、キオはルウに会いに行くようになり、二
人はしだいに心を通わせていく。そんな時、一人の男がセカンドムーンに降り立つ。
◎キャスト◎
キオ・アスノ:山本和臣/ゼハート・ガレット:神谷浩史/ウェンディ・ハーツ:伊瀬茉莉也/フリット・アスノ:井上和彦
キャプテン・アッシュ:鳥海浩輔/ナトーラ・エイナス:佐藤利奈/セリック・アビス:竹本英史/ウットビット・ガンヘイル:大畑伸太郎
フェザール・イゼルカント:大友龍三郎/ザナルド・ベイハート:江川央生/フラム・ナラ:寿 美菜子/ナレーション:井上和彦 他
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
- EAN : 4934569643025
- 監督 : 山口晋
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 37 分
- 発売日 : 2012/11/22
- 出演 : 山本和臣, 神谷浩史, 伊瀬茉莉也
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B008ZVN8N2
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 214,847位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- - 37,748位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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少年時代にユリンを失ってから悪い方向へ変わってきたのはわかりますが、アセム編では厳格な司令官という設定なのはまだマシだった。だが、キオ編のフリットはもう完全に改悪されています。復讐のためにキオを戦場に出しておきながら、都合が悪いと「子供だから」と理由にすぐ声を荒げるし、軍を退いている身でありながら「元司令」という肩書を使ってやりたい放題。もう「Zガンダム」のウォン・リーの再来としか言いようがない。最大の問題は少年時代のアセムと同じ過ちを平然と犯している点です。
かつてアセムは己の焦りからディーヴァやクルー達を危険に晒し、フリットに叱責されています。しかし今度は自分がその息子と同じ過ちを犯しておきながら反省もせず、クルーに八つ当たりしている光景を見てホント呆れました。小説版でなくともユノアがキレるのも当然です。
そして極めつけはアセムとの会話。自分の家族を捨てた事を非難していますが、アセムは反論するどころか黙ってこの愚かな父親の妄言を聞いてるだけです。アセムはもっとこのジジイにキレていいと思う。
一方で後半から出てくるルウは素晴らしかったです。「第二のユリン」とも言うべきこの少女はある意味キオ編以降で最もまともで純粋で良心的なキャラクター。
かつてゼハートがアセムやロマリーと共に学生時代を送った時間が彼にとって「楽園」だったように、キオにとってルウとの交流は彼にとって唯一の「楽園」だったかもしれない。
今回は、「アセムが生きていた」ことにまつわる人間模様が良く描かれていた。
アセムの親であるフリット、妹であるユノア。そして息子でありながら、アセムの記憶をほとんど持たずに育ったキオ。
13年前のアセムをよく知る、かつての仲間、ロディとオブライト。
アセムを知らない、ディーヴァのクルー達。
その中で、噂をする者、それに乗らない者。
キオとフリットの会話に聞き耳を立てていたメカニックマン達の中には、ウットビットのようにアセムのことを知ろうとする者もいる。あるいはセリックのように、フリットにその件で物申す者も。メッセージカプセルから再生された映像にアセムの姿を認めた瞬間、ロディが思わず「アセム…」と声を上げていたのも印象的。
今回、「呪われし秘宝」の異名を持ち、戦争の行く末を左右するとされるEXA-DBの存在が明らかになった。現在は行方不明になっているそれを、連邦もヴェイガンも以前から秘密裏に捜索し続けているというのだ。
その説明の中で、ゼハートがサラッと「80年前、イゼルカントは地球圏にて腐敗した連邦の調査を行っていた」という旨を語っている。80年前と言えば、フリットが生まれる10年前である。やはり、イゼルカント(彼を含むヴェイガンからの潜入部隊)と、アスノ家には何か関係があるのだろうか。
モビルスーツ戦では、ガンダムAGE-3オービタルが初登場。オープニングでの印象は「ボディのボリュームはΖΖガンダム風のまま、ボディのラインをΖガンダム風にしたようなガンダム」だったが、本編で見るとΖガンダムっぽさをほとんど感じない。砂漠戦・広範囲掃射型のフォートレスが一寸ドムっぽかったこともあり、普通に宇宙戦・高機動型のAGE-3という感じ。
ザナルド専用の重モビルスーツ・ザムドラーグが尻尾を使った一撃でAGE-3オービタルの動きを止め、
「攻撃方法はビームや剣だけではないのだよ!」
と言い放ったシーンは、ある意味カッコ良かった。ヴェイガン側のモビルスーツのキャラが立ったと思えた瞬間である。
第36話『奪われるガンダム』
『Ζガンダム』から始まった“奪われるガンダム”というイベント。もっとも、ファーストガンダムでもジオン側はガンダムの鹵獲を狙っており、セイラが無断で操縦し出撃したときのガンダムは実際に鹵獲の危機に直面した。
そして『ガンダムAGE』第35話は、サブタイトルもズバリそのもの『奪われるガンダム』。ヴェイガン側の作戦にまんまと嵌り、ガンダムAGE-3が本当に奪われてしまうのだ。しかも、パイロットのキオも一緒に。だから今回は『奪われたキオ』でもあるわけだ。
ガンダムAGE-3鹵獲を巡る攻防戦では、家族の絆で互いを思いやるキオとフリットの行動が裏目に出て失敗し、互いを思いやるどころか仲間割れ寸前だったザナルドとゼハートの行動が功を奏するという対照的な展開。
目の前でキオを奪われたフリットは、ディーヴァに180度回頭しての砲撃を命じるが、前方の敵からの攻撃を受けている状態でのそれは、文字通りの自殺行為。
戦闘が終わってみれば、キオとAGE-3は奪われ、AGE-1は大破に近い中破、他のモビルスーツやディーヴァにも少なからぬ損傷が出た。主人公サイドの、明らかな敗北である。
敗北を喫した後の、ディーヴァ内の描写が良かった。
先ず、激しい損傷をリアルに描き込まれたAGE-1が良い。激戦を無言で物語っている。
そんな状態のAGE-1を前にして、今すぐにでもキオを奪い返しに行きたいフリットは、メカニッククルーに無茶を言い、宥めに来た娘のユノアにも当り散らす。
その様子を、少し離れた場所から黙って見つめるパイロット達。
そこから視線を移した先には、AGE-1同様、損傷をリアルに描き込まれたディーヴァのモビルスーツと、それを修理するメカニッククルー達の姿が…。
この現場の“重い空気”を感じさせる描き方が良い。そして、そんな現場を救ったのが、屈託の無い子供達だったという流れも。つまり、ディーヴァという戦艦の中に一つの小さな社会が存在するというリアリティが感じられるのだ。
その後、マッドーナ工房での点描もテンポが良い。
ララパーリーとフリット、ララパーリーとロディという軽い流れから、フリットとアセムという重い流れ。そこから、ララパーリーが仲介する形で話がまとまり、ガンダムの換装パーツが引き渡されるという伏線まで張られている。
それ以外にも、自分のダメ艦長振りを嘆くナトーラをセリックが慰めたり、ザナルドの件で納得がいかないフラムに対し、彼女の功績をさり気なく褒めるゼハートとか、細かい描写が効いていた。
今回、後半はすっかり“居ない人”だったキオが、最後に囚われの身となった姿で登場。敵艦の中、ガンダムから降ろされて独房入りとなったキオは、怯えて震える1人の子供でしかない。これこそ、「君は、生き延びることが出来るか」という状況。「ガンダムさえ手に入れば、パイロットには用は無い」とか言われたら、それまでだもんなぁ…。そりゃ震えもするわ。
第37話『ヴェイガンの世界』
『ガンダムAGE』に登場する3人の主人公の中で、キオは最も損な役どころと言えるのかも知れない。何しろ、3人の中では全話を通じての出番が最も少ないのだ。
『ガンダムAGE』の物語の時間軸は単純に過去から未来へと進んでいるため、キオはフリット編にもアセム編にも全く登場する機会が無かった。1人目の主人公であるフリットはアセム編にもキオ編にも副主人公として最初から登場し、アセムもキオ編の途中から物語のキャスティングボートを握る存在として派手な復帰を果たしている。フリットとアセムが明確な対立関係にあるため、キオはその間に挟まれた格好になって、今ひとつパッとしなかった。
そんなキオが、“シャナルワ編”以来、主人公として最大級の活躍の場を与えられた。ヴェイガンの本拠地であるセカンドムーンを、たった一人で体験することになったのだ。ヴェイガンの一般社会は、今まで具体的に描かれたことが無かった。イゼルカントはキオに「地球圏の代表としてヴェイガンの世界を見てもらう」と言ったが、TVの前にいる私達からすれば、「視聴者を代表としてヴェイガンの世界を見てもらう」ことになるわけだ。
キオ編の第1話の感想で、「キオが“戦争を終わらせる世代”であるならば、アセム以上にヴェイガンとの交流を持つ必要がある」と書いたが、こんな大胆な展開が待っているとは予想していなかった。
イゼルカントが語った戦争の理由。それは、現実における日本が他国との間で争っている領土問題と基本的には同じである。
キオから見れば「地球を奪う」という行為が、ヴェイガンから見れば「地球を取り返す」正当な行為となる。両者とも「その領土は我々のもの」と言って譲らない。地球とヴェイガンの戦争は、現実の国家間でも起こりうる領土戦争でもあるのだ。
キオは、ディーンとルウに出会ったことで、ヴェイガン市民の窮状を知る。地球ではごく当たり前のことが、ヴェイガンの市民にとっては羨望と妬みの対象になるのだ。
イゼルカント邸に戻ったキオは、出された夕食に手を出さない。その夕食は、地球人の感覚からすれば決して豪華ではなく、ファミレスで普通に出てくる程度の料理である。しかし、ディーン達の粗食を知ったキオは、手を出せないのだ。
以前、
【フリットが「過程が丁寧に描写されたパトリック・ザラ」という面を成立させたのだから…
イゼルカントには「理念が明確に描写されたギレン・ザビ」という面を成立させて欲しい。】
と書いたことがあった。実際、その通りになってきたので嬉しい。
ファーストガンダムでは、末端の戦士の描写が濃厚だった半面、軍上層部やザビ家内部の描写は比較的淡白だった。『ガンダムAGE』でイゼルカントの過去やイデオロギーが明確に描かれたことは、評価に値する。
それにしても、キオがイゼルカントの息子と似ているのは単なる偶然なのか?
それとも、直接の血縁関係を暗示しているのか?
復讐に取り付かれたフリットの暴走を止めるには、「フリットの母親は、実はイゼルカントの妹だった!」といった衝撃の展開が必要である気もするのだが。
第38話『逃亡者キオ』
イゼルカントを「邪悪な魔王」と呼んだフリットの感覚。それは…
アメリカ・イギリスを「鬼畜米英」と呼んだ、第二次世界大戦当時の日本人の感覚に通じる。
かつて、日本人はアメリカやイギリスを「絶対に倒さなければならない敵」と信じて戦争をしていたのだ。キオ編のフリットは、そんなかつての日本人のメタファーであるとも言える。
歴史は繰り返す。
ここで言うのは、『ガンダムAGE』の歴史だ。
フリットが戦争の中でユリンという同世代の少女と出会ったように、キオもまた戦争の中で、ルウという同世代の少女と出会った。少年と少女の心は通じ合ったが、二人の時間は長くは続かなかった。少女の早過ぎる死に、少年は直面するのだ。
「この辺りで一番景色が綺麗なところ」
と言って、ルウがキオを連れて行った場所、“ジャンクの丘”。そこでキオが目にした景色は、密集した住宅地を見下ろしただけの、殺風景とも言えるものだった。
そのときキオの表情が曇ったのは、決して景色が期待外れだったからではない。こんな景色を美しいと感じてしまうヴェイガンの貧しい環境に、心を痛めたからなのだ。そして、ルウ達が憧れる地球という場所で、自分が特に感謝をすることもなく当たり前に暮らしていたことに対して、罪悪感を抱いてしまったのだ。
ルウの死に直面した後、彼女が自分の余命が僅かであることを知りながら綴った“未来の日記”。そこに書かれていたことを思い出して、キオの涙が止まらない。拭っても拭っても、心の中でページを捲るたびに、また涙が溢れてくる。
だが、そんなキオの前に立ち塞がるのは、ヴェイガンのガンダムなのだった…
エンディングで歌われている歌詞に
「過去の涙が現実(いま)を導き出す 全ては守るべき明日へと」
という一節がある。
フリットもキオも、心を通じ合った少女を失ったことで涙を流し、それに導かれて進んで行く。しかし、二人の進む先は違っている。
いや、それ以前に、流した涙そのものが違うのかも知れない。
フリットの涙は、悲しみの涙であると同時に、憎しみの涙でもあった。
キオの涙は、悲しみの涙であると同時に、優しさの涙でもあった。
キオは、ヴェイガンであるルウ達にも、地球の素晴らしさを分け与えてあげたいと心のどこかで思ったのだろう。
戦争の本質が「それは俺のものだ」と言い合って奪い合うことでしかないとしたら、平和の本質とは何なのか。
永遠に続く戦争が無いように、永遠に続く平和も無い。だとしたら、『ガンダム』という作品も、「戦争と戦争の間に挟まれた平和な時代」に生まれた作品ということになる。『ガンダムAGE』を観ていると、ふとそんなことまで思ってしまう。
しかし、その総てが作品の矛盾を指摘した視聴者ユーザーに対する
言い訳がましい弁明に思えるという問題巻となりました。
・海賊の秘宝と「銀の杯条約」
この巻でどうしてガンダムが量産できないのか、
ヴェイガンと地球の技術戦力差の理由があかされます。
過去に「銀の杯条約」というものがありまして
「戦争につながるあらゆる技術を放棄した」のだそうですが
これがまったく唐突で頭を抱えました。
ちなみにどこかのレビュアーさんが書いていましたが
戦争に繋がる技術は医療も含まれるのだそうです。
(あまりにも得意げにお書きになりますからスタッフかと思いましたよ)
ところが、戦争に繋がる技術は医療ばかりではありません。
例えば私たちが食べているレトルトパックや缶詰はどうして発明されたかというと
戦場で保存の効く食料として作られたのが最初なのです。
あるいはインターネット、GPS、発電所もそうです。
戦場に利用される技術が悪という論調ですが
そもそも防衛も生活も人間が生きていく為の必要なものですよ。
国なくして人間は生きていけませんし、部門ごとで発明されたものを
融通しあって人間は発展を遂げてきたのです。
これはシリーズ構成の方が社会全般や工場で作るものに対しての理解が
まったくないとしか言い様がありません。
こんなアホ条約が真面目に地球で履行されているのが異常です。
企業は常に技術開発と利便性を追求しなければ成立ちません。
でなければ横一律の技術レベルとなり、まったく企業活動もままなりなくなります。
また医療技術も革新や今あるものを放棄すれば
難病の方はもちろん、助かる方も救えません。
こんな条約一個を履行すれば企業、サービス業、農家、患者さんから
一斉に訴訟され、原案が出た時点で廃案でしょう。
「銀の杯条約」のアホさ加減は置いておいて、オーバーテクノロジーのBOXを
探して一発逆転を目指すというアセムの話も博打に等しいです。
それよりもAGEシステムを解析してガンダムを量産するのが手っ取り早いでしょう。
現にフリットという技術者がいるではありませんか。
AGEシリーズとリンクできなくても、カスタム量産機として生産できるはずなのですよ。
現に一家庭のアスノ家さんちの財産で、AGE3が出来る状態なのです。
どう高く見積もっても現行の戦闘機一機分の予算で作れるはずです。
やっぱり、「銀杯」は言い訳のための設定にしか思えません。
それもアスノ一家がガンダムを独占しているという小さい小さいお話の言い訳でしょう。
・マーズレイと火星の少女ルウちゃん
今回キオは火星に渡ります。
そこでイゼルカントさまの歓待を受け(息子さんと似ているなんてご都合的や・・・)
火星の現状を知ります。火星はマーズレイという風土病が蔓延していて
子供さんたちが次々と死んでいきます・・・。
これがヴェイガンの人々の地球の望郷の理由であり、侵略する目的らしいのですが…。
もっと早く話を振ればよかったのに。
子供さんを思う兵士や故郷を思う兵士だって描けたはずですよ。
もっとも圧倒的な戦力なのに開戦より70年過ぎても火星人の地球移住がなっていません。
ここまで深刻な風土病の被害も、視聴者からみれば
「とってつけたような設定」にしか思えないのです。
流石に不味いとおもったのか、次巻でもう一つ理由付けが出てくるのですが・・・。
これがまた、子供思いの優しいイゼルカントさまのキャラクターを崩壊させるような
下手な言い訳でした・・・。
大体ここまでの凄惨な状況ならとっとと地球進攻しないイゼルカント様に対して
クーデターが半世紀前に起こってもおかしくありませんww
キオは偶然にもマーズレイの患者の少女のルウちゃんと出会います。
ルウちゃんとお兄さんとキオのやり取りは可愛らしくてよかったのだけど
どうしても取ってつけたような逸話にしか思えないのが哀しかった。
もっと設定を練りこめば・・・例えば地球に進攻してきたヴェイガン軍に
「地球が見たい」と密航してきてキオと出会うとか、
実はシャナルアさん(ヴェイガンにしちゃおう)の親族で
キオが火星に来た時に思い出して探してみようとして出会うとか・・・。
もうキャラクターを道具としてしか見てないから、つながりができないのでしょうね。
地球がみたいからと言って、ルウちゃんとお兄さんを連れ出そうとするキオが見たかった・・・。
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