TV版はちゃんと観た事はなく、Gジェネ、vsZガンダム、ガンバトシリーズ等のゲームや小説版で大体の内容を把握していました。
それでも内容は三部作各々、駆け足感がありつつも自然にまとめられているように感じます
ダカール演説のカット、フォウの存在感を確実なままに残しつつ彼女に関するエピソードを短縮
後半は舞台を宇宙に切り替えてからはロザミア関連の話を大幅にカットしたことで、あくまでエゥーゴ・ティターンズ・アクシズの三勢力の三つ巴戦を重視した構成にし、コンパクトになり観やすくなりました
結末は既に広く知られている通り、原作の結末とは異なるサプライズ要素を踏まえたものになっています
そこから従来のZZ、逆襲のシャアにどう繋がるかはまあ個々の解釈・想像にお任せします
キャスト面では当時色々と話題になったようですが、声優オタでもない上に声優慣れしていない俳優がごろごろ出演しているジブリ作品をだらだら観てきた自分からすれば許容範囲内
寧ろTV版と一部違うだけで、本作で出演しているキャストは声優として実力のある方だらけなので、そのあたりは初見は気にするほどのものではないと思います
問題は作画と画質に関してです
新たに描き直されたシーンの数々は感動モノです
サンライズのロボット作品は基本的に戦闘シーンでCGはあまり使用されない特徴があり、だからこそ手描きで描き直されたMS戦艦隊戦のシーン一つ一つやキャラクターの絵が凄く良いです
しかし製作費不足なのか他に原因があるのか、なぜか30年近く前の放送当時の映像と2005年~2006年当時の新規カットの両方を使用した作品となっており、大体の人は違和感を感じるでしょう
更にこのDVD版はやたらと画質が悪く、そこそこ大きいテレビで観ると小さい粒子の粒々が目に見えるレベルです
幾らDVDとはいえここまで悪くなるものなのかどうか・・・
ですが偶然か意図的なものか、新規カット時に浮き彫りになる画質の悪さと旧カットの映像の古さが上手い具合にマッチして、不思議と慣れてきます
BDで観るとまた全然違うのかな

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