この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
橋下徹現象と部落差別 (モナド新書 6) 新書 – 2012/12/11
購入を強化する
橋下徹氏に対する差別キャンペーンを徹底批判する!
「政治家橋下徹」の本質を明らかにするために、その「血脈」=出自を結びつけて論じるなど、ジャーナリズムとして、決してやってはならないことだ。反橋下派リベラル知識人とメディアは、このキャンペーンの差別性をなぜ見抜けなかったのか。
「政治家橋下徹」の本質を明らかにするために、その「血脈」=出自を結びつけて論じるなど、ジャーナリズムとして、決してやってはならないことだ。反橋下派リベラル知識人とメディアは、このキャンペーンの差別性をなぜ見抜けなかったのか。
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社にんげん出版
- 発売日2012/12/11
- 寸法11 x 1.7 x 17.4 cm
- ISBN-104931344356
- ISBN-13978-4931344358
よく一緒に購入されている商品
この商品を見た後に買っているのは?
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
出版社からのコメント
2012年12月23日 朝日新聞(全国版) 読書面に広告掲載!
内容(「BOOK」データベースより)
橋下徹氏に対する差別キャンペーンを徹底批判する。「政治家橋下徹」の本質を明らかにするために、その「血脈」=出自を結びつけて論じるなど、ジャーナリズムとして、決してやってはならないことだ。反橋下派リベラル知識人とメディアは、このキャンペーンの差別性をなぜ見抜けなかったのか。
著者について
宮崎学(みやざき まなぶ)
作家。1945年京都生まれ。早稲田大学法学部中退。高校時代に共産党に入党し、早大時代は学生運動に邁進。その後、週刊誌記者、家業の土建・解体業を経て、それらの経験を描いた『突破者』でデビュー。以降、各地の被差別部落を訪ねた『近代の奈落』(解放出版社)、『近代ヤクザ肯定論』(筑摩書房)、『法と掟』(洋泉社)など日本近代と社会運動を再検証する著書を多数執筆。
http://miyazakimanabu.com/
小林健治(こばやし けんじ)
1950年岡山生まれ。2004年まで解放出版社事務局長を務める。1980年から、部落解放同盟中央本部/マスコミ・文化対策部、糾弾闘争本部の一員として、出版・新聞・テレビにおける差別表現事件に取り組む。現にんげん出版代表。著書に『差別語・不快語』(にんげん出版)、『差別表現と糾弾』(共著、解放出版社)など。ウェブ上で毎週「連載 差別表現」を執筆中。「連載 差別表現:http://kanrishoku.jp/column.html」
作家。1945年京都生まれ。早稲田大学法学部中退。高校時代に共産党に入党し、早大時代は学生運動に邁進。その後、週刊誌記者、家業の土建・解体業を経て、それらの経験を描いた『突破者』でデビュー。以降、各地の被差別部落を訪ねた『近代の奈落』(解放出版社)、『近代ヤクザ肯定論』(筑摩書房)、『法と掟』(洋泉社)など日本近代と社会運動を再検証する著書を多数執筆。
http://miyazakimanabu.com/
小林健治(こばやし けんじ)
1950年岡山生まれ。2004年まで解放出版社事務局長を務める。1980年から、部落解放同盟中央本部/マスコミ・文化対策部、糾弾闘争本部の一員として、出版・新聞・テレビにおける差別表現事件に取り組む。現にんげん出版代表。著書に『差別語・不快語』(にんげん出版)、『差別表現と糾弾』(共著、解放出版社)など。ウェブ上で毎週「連載 差別表現」を執筆中。「連載 差別表現:http://kanrishoku.jp/column.html」
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮崎/学
作家。1945年京都生まれ。早稲田大学法学部中退。高校時代に共産党に入党し、早大時代は学生運動に邁進。その後、週刊誌記者、家業の土建・解体業を経て、それらの経験を描いた『突破者』でデビュー
小林/健治
1950年岡山生まれ。2004年まで解放出版社事務局長を務める。1980年から、部落解放同盟中央本部/マスコミ・文化対策部、糾弾闘争本部の一員として、出版・新聞・テレビにおける差別表現事件に取り組む。現にんげん出版代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
作家。1945年京都生まれ。早稲田大学法学部中退。高校時代に共産党に入党し、早大時代は学生運動に邁進。その後、週刊誌記者、家業の土建・解体業を経て、それらの経験を描いた『突破者』でデビュー
小林/健治
1950年岡山生まれ。2004年まで解放出版社事務局長を務める。1980年から、部落解放同盟中央本部/マスコミ・文化対策部、糾弾闘争本部の一員として、出版・新聞・テレビにおける差別表現事件に取り組む。現にんげん出版代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Kindle化リクエスト
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : にんげん出版 (2012/12/11)
- 発売日 : 2012/12/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 269ページ
- ISBN-10 : 4931344356
- ISBN-13 : 978-4931344358
- 寸法 : 11 x 1.7 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 313,521位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 141位人権問題
- - 887位マスメディア (本)
- - 11,604位社会学概論
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
星5つ中の3.7
15 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年10月20日に日本でレビュー済み
違反を報告する
Amazonで購入
普段の政治的立場からすれば、橋下氏へのネガキャンに乗りたい筈の宮崎氏が、理性的に冷静に事態を分析批判しているのが、立派。それも同氏のパフォーマンスにすぎないのかもしれないが、ストレスなく読める。相手が卑怯な奴でも、自分は卑怯な行動をしないというのが、日本人の美学。「週刊朝日」は日頃の朝日新聞や一般国民の努力を無にしたことを反省すべき。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2013年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
週刊朝日、新潮45、週刊新潮、週刊文春の卑劣
な部落差別についての本質を語っている。
基本的には部落差別をわかっていれば、当たり
前だと思うことを語っているのだが、昨今の自
称ジャーナリストや人権派という人のあまりに
も無知で的外れな危険思想を批判している。
お二人は橋下さんの事は好きではないようだが、
そんなことよりも、今回の事件に一人で戦った
姿を冷静に客観的に評価している。逆に被差別
部落民のジャーナリスト上原善広に対しては厳
しく批判している。
ただ、部落問題についての正論がしつこいくら
い繰り返し述べられているので、本質を理解し
ている人には少しじれったさがあるかも。この
問題について理解できていない人や本質の確認
をしたい人にはいいのではないでしょうか。
実際、橋下市長が当選しているところをみると、
世間は理解している人が多いと思いますが、マ
スコミや学者などの中で、世間知らずな方たち
は必ず読むべき本だと思います。
な部落差別についての本質を語っている。
基本的には部落差別をわかっていれば、当たり
前だと思うことを語っているのだが、昨今の自
称ジャーナリストや人権派という人のあまりに
も無知で的外れな危険思想を批判している。
お二人は橋下さんの事は好きではないようだが、
そんなことよりも、今回の事件に一人で戦った
姿を冷静に客観的に評価している。逆に被差別
部落民のジャーナリスト上原善広に対しては厳
しく批判している。
ただ、部落問題についての正論がしつこいくら
い繰り返し述べられているので、本質を理解し
ている人には少しじれったさがあるかも。この
問題について理解できていない人や本質の確認
をしたい人にはいいのではないでしょうか。
実際、橋下市長が当選しているところをみると、
世間は理解している人が多いと思いますが、マ
スコミや学者などの中で、世間知らずな方たち
は必ず読むべき本だと思います。
2020年3月6日に日本でレビュー済み
週刊朝日と佐野眞一氏による橋本徹氏に対する、誠に下品ともいえる差別記事事件を、当時の新聞や週刊誌では読者には不十分だった問題点を浮き彫りにしてくれます。ただ、宮崎学・小林健治氏という部落解放同盟に関係したお二人による対談形式であることから、差別をキーワードとして論は展開していくのは当然ではあります。しかしながら、その論拠は明確で、この事件の経過と問題点がよくわかります。橋本氏の反論の正当さがなるほどとうなずけ、同時にそれをサポート出来なかった解放同盟の姿勢のぶれも厳しく指摘しているのは、ある意味で自己の組織に対しての素直な批判として納得できます。
又、佐野氏だけでなく、部落出身の上原善広氏の著作と執筆姿勢を、中上健次氏との著作との比較をしながら批判しているのも、なるほどと思わされました。ただ、橋本氏の反論の正当さを強調するあまり、特に小林氏が何度も同じような発言をしているのは、その熱意は理解できるとしても少々読み飽きてしまいます。要はくどい。水平社の宣言と解放同盟の歴史を真面目に考えている方であるとは察しますが、第三者委員会による朝日新聞の謝罪にしても、85点としその不足に対する論拠も少々要求が高く無理を言っていると感じるのは自分だけでしょうか? なんにしても、差別、特に部落差別問題を考える上で参考になる一冊でした。
又、佐野氏だけでなく、部落出身の上原善広氏の著作と執筆姿勢を、中上健次氏との著作との比較をしながら批判しているのも、なるほどと思わされました。ただ、橋本氏の反論の正当さを強調するあまり、特に小林氏が何度も同じような発言をしているのは、その熱意は理解できるとしても少々読み飽きてしまいます。要はくどい。水平社の宣言と解放同盟の歴史を真面目に考えている方であるとは察しますが、第三者委員会による朝日新聞の謝罪にしても、85点としその不足に対する論拠も少々要求が高く無理を言っていると感じるのは自分だけでしょうか? なんにしても、差別、特に部落差別問題を考える上で参考になる一冊でした。
2013年5月26日に日本でレビュー済み
先週の従軍慰安婦は必要だった発言など何かと話題に事欠かない橋下大阪市長だが
従軍慰安婦の件しても朝日新聞のねつ造記事だという話もあるほどなのであの朝日新聞社の
作っている週刊朝日のあの記事はいくらなんでも悪意がありすぎだろというツッコミを入れてしまう
この本の作家2人は橋下さんの政治家としての評価は好きじゃないとこき下ろしときながらも
部落地域出身だからという部落差別につながる記事を激しく糾弾している
面識のないおやじの生き様から人格形成が作られたみたいな記事はかなり歪曲してるともいえる
それにしても思うのだが常に橋下VSほかみたいな戦いを強いられてることである
今日の報道2001(2013年5月26日)ではまだあの西尾氏が橋下側について
応戦してくれたのだがマスコミの餌食になることも多々ある
その中でも橋下さんの討論における能力の高さは見習うべきだと思う点が多いが
そもそも維新の会自体が民主に次ぐ烏合の集である部分も少なくないし
意見が結構ぶれてるという問題もある その辺が支持率の低迷にもつながってると思うのだが…
このままいくと参院選は自民党の圧勝だというのは間違いないだろう
でこの本だが肝心の部落差別そのものの問題に糾弾しているとは思いにくいのだがそれでも読んどいたほうがいい本
だとは思う
従軍慰安婦の件しても朝日新聞のねつ造記事だという話もあるほどなのであの朝日新聞社の
作っている週刊朝日のあの記事はいくらなんでも悪意がありすぎだろというツッコミを入れてしまう
この本の作家2人は橋下さんの政治家としての評価は好きじゃないとこき下ろしときながらも
部落地域出身だからという部落差別につながる記事を激しく糾弾している
面識のないおやじの生き様から人格形成が作られたみたいな記事はかなり歪曲してるともいえる
それにしても思うのだが常に橋下VSほかみたいな戦いを強いられてることである
今日の報道2001(2013年5月26日)ではまだあの西尾氏が橋下側について
応戦してくれたのだがマスコミの餌食になることも多々ある
その中でも橋下さんの討論における能力の高さは見習うべきだと思う点が多いが
そもそも維新の会自体が民主に次ぐ烏合の集である部分も少なくないし
意見が結構ぶれてるという問題もある その辺が支持率の低迷にもつながってると思うのだが…
このままいくと参院選は自民党の圧勝だというのは間違いないだろう
でこの本だが肝心の部落差別そのものの問題に糾弾しているとは思いにくいのだがそれでも読んどいたほうがいい本
だとは思う
2012年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当書籍は、宮崎学と小林健治の両論者が、互いの論を述べる対談形式で進行するが、大いに理解し易く一気に通読できる。宮崎が寄せる序文は、“俺は橋下徹がきらいだ。”との一節で書き出され、“俺は、部落差別は、絶対に許さん。”と、結ばれる。一方の小林が語る、“問題は、単に人を貶めるために、その人の「出自」を暴くことの、愚かさと傲慢さです。(後略)”との論は、本のカバー内部に掲載される論者の顔写真の横に引用されている。
時代の寵児となった話題の人こと橋下徹の出自を記事にしたのは、なにも今回の週刊朝日が初回でなく、既に「新潮45」、「週刊新潮」、「週刊文春(以下、文春)」等々が誌面に展開しております。「文春」の記事内では、橋下は元々は「ハシシタ」との読み方であり、それは被差別部落をあらわす呼称なのと、ほのめしているらしく、全国の橋下姓の人は皆、被差別部落出身と述べるも同然の記載があったとのことで、さらに「徹が生まれてハシモトに」との見出しがあったとの由(p.85 小林の言葉より)。
ここで個人的な体験を記しますが、以前に私は大阪府下の某市出身の女性と交際したことがあり、彼女は「尾下(オシタ)」との姓であった。あまり聞かない苗字だなと私自身は思っていたが、やはり被差別地区の姓であるそうで、彼女の両親は血族関係があり、いとこ同士であった。彼女との結婚を具体的に考えたのは昭和60年(1985)当時のことで、偶然ながら阪神タイガースが西武(注・当時は広岡監督が率いた)を破り、初めて日本シリーズを制した年のことである。東京のわが家に大阪出身の嫁を迎える前提で、それはいろいろな人々に相談して意見を聞いたが、私には妹がおり、妹は大学を卒業し志望した有名企業に就職する時期であった。この際、相談したある人物が言うのに、「将来、妹に良い縁談があった場合、妹の兄嫁が被差別部落(地区)の人間と判明したなら、先方の家が縁談を断る可能性がある」との進言があった。結局は、彼女との結婚を私自身が決断しなかったのだが、世間の差別とはかくも広範なものと身をもって実感した。あれから四半世紀以上が経過したが、被差別部落出身者への差別なり、好奇の対象とする傾向は全く変わってやしないのが現実なのである。
しかしながら、今般は他のレビューを拝読し、「私の父は部落出身です」との書き出しには随分と驚いた。自身は被差別部落の血族ですと明言しておられる次第だから、世の風潮なりが変わって行きつつあるのは紛れないことなのでしょう。差別という概念そのものが変わってゆく過程なのだろうか?ただ、部落イズ・ビューティフルと認知されるような時代には、当然に未だ至ってやしないのもまた事実。
歌手の五木ひろしが実は韓国籍とか、だいぶ以前から真しやかに囁かれるが、そのような事実は実際なく、但し彼は被差別部落の血族らしい。五木ひろし自身なり周辺の関係者が、五木は韓国籍との噂を一向に否定していない点を鑑みるに、被差別部落との出自が暴かれるよりも、韓国人とされるデマが流布するのがマシとでも、取捨選択したのだろうか?
部落差別とは、二十一世紀の世でも、変わることなく連綿と継続している。橋下徹を嫌うのは個々の信条に拠って自由だが、彼が被差別部落の血族であるとの出自を根拠に蔑むのには、どうしても限度がある。部落差別を主題に橋下徹を攻撃する記事は、確かに売れるのだろうが、大手出版社の各媒体は、このテーマはそろそろネタ尽きと自戒すべきなのでしょう。
当の私も、橋下徹は嫌いだが、被差別部落の血族者であるからと彼を俎上に上げる記事には、読み流す以外に意味を感じ得ません。五木ひろしも嫌いだが、別に部落差別が理由でなく、単に彼の歌が嫌いなだけです。あと、余談ながら、ジャニーズ系タレントが彼らの冠番組に於いて共演しない大御所の一人が五木ひろしだが、これはトーク全般でからみにくいのが原因なのであって、五木の人間性まで言及するのは即断に過ぎるでしょう(なお、五木に関する記述は、本書には登場しません)。
上記の女性と私が結婚しなかったのは、これも彼女の出自が理由でなく、つまり縁が無かったのと今日は思っている。
最後に、これだけは断じて言っておきたいが、部落差別する人間は私も嫌いだ。差別される人間はもっと嫌いだ。差別とは受け容れるものじゃない。かと言って、部落イズ・ビューティフルと声高にするでもないのだが、「私の父は部落出身です」とされるレビューを記された人こそ、実にお見事と感服を致しました、恐れ入ります。
時代の寵児となった話題の人こと橋下徹の出自を記事にしたのは、なにも今回の週刊朝日が初回でなく、既に「新潮45」、「週刊新潮」、「週刊文春(以下、文春)」等々が誌面に展開しております。「文春」の記事内では、橋下は元々は「ハシシタ」との読み方であり、それは被差別部落をあらわす呼称なのと、ほのめしているらしく、全国の橋下姓の人は皆、被差別部落出身と述べるも同然の記載があったとのことで、さらに「徹が生まれてハシモトに」との見出しがあったとの由(p.85 小林の言葉より)。
ここで個人的な体験を記しますが、以前に私は大阪府下の某市出身の女性と交際したことがあり、彼女は「尾下(オシタ)」との姓であった。あまり聞かない苗字だなと私自身は思っていたが、やはり被差別地区の姓であるそうで、彼女の両親は血族関係があり、いとこ同士であった。彼女との結婚を具体的に考えたのは昭和60年(1985)当時のことで、偶然ながら阪神タイガースが西武(注・当時は広岡監督が率いた)を破り、初めて日本シリーズを制した年のことである。東京のわが家に大阪出身の嫁を迎える前提で、それはいろいろな人々に相談して意見を聞いたが、私には妹がおり、妹は大学を卒業し志望した有名企業に就職する時期であった。この際、相談したある人物が言うのに、「将来、妹に良い縁談があった場合、妹の兄嫁が被差別部落(地区)の人間と判明したなら、先方の家が縁談を断る可能性がある」との進言があった。結局は、彼女との結婚を私自身が決断しなかったのだが、世間の差別とはかくも広範なものと身をもって実感した。あれから四半世紀以上が経過したが、被差別部落出身者への差別なり、好奇の対象とする傾向は全く変わってやしないのが現実なのである。
しかしながら、今般は他のレビューを拝読し、「私の父は部落出身です」との書き出しには随分と驚いた。自身は被差別部落の血族ですと明言しておられる次第だから、世の風潮なりが変わって行きつつあるのは紛れないことなのでしょう。差別という概念そのものが変わってゆく過程なのだろうか?ただ、部落イズ・ビューティフルと認知されるような時代には、当然に未だ至ってやしないのもまた事実。
歌手の五木ひろしが実は韓国籍とか、だいぶ以前から真しやかに囁かれるが、そのような事実は実際なく、但し彼は被差別部落の血族らしい。五木ひろし自身なり周辺の関係者が、五木は韓国籍との噂を一向に否定していない点を鑑みるに、被差別部落との出自が暴かれるよりも、韓国人とされるデマが流布するのがマシとでも、取捨選択したのだろうか?
部落差別とは、二十一世紀の世でも、変わることなく連綿と継続している。橋下徹を嫌うのは個々の信条に拠って自由だが、彼が被差別部落の血族であるとの出自を根拠に蔑むのには、どうしても限度がある。部落差別を主題に橋下徹を攻撃する記事は、確かに売れるのだろうが、大手出版社の各媒体は、このテーマはそろそろネタ尽きと自戒すべきなのでしょう。
当の私も、橋下徹は嫌いだが、被差別部落の血族者であるからと彼を俎上に上げる記事には、読み流す以外に意味を感じ得ません。五木ひろしも嫌いだが、別に部落差別が理由でなく、単に彼の歌が嫌いなだけです。あと、余談ながら、ジャニーズ系タレントが彼らの冠番組に於いて共演しない大御所の一人が五木ひろしだが、これはトーク全般でからみにくいのが原因なのであって、五木の人間性まで言及するのは即断に過ぎるでしょう(なお、五木に関する記述は、本書には登場しません)。
上記の女性と私が結婚しなかったのは、これも彼女の出自が理由でなく、つまり縁が無かったのと今日は思っている。
最後に、これだけは断じて言っておきたいが、部落差別する人間は私も嫌いだ。差別される人間はもっと嫌いだ。差別とは受け容れるものじゃない。かと言って、部落イズ・ビューティフルと声高にするでもないのだが、「私の父は部落出身です」とされるレビューを記された人こそ、実にお見事と感服を致しました、恐れ入ります。
2012年12月25日に日本でレビュー済み
橋下さんは弱いものいじめをするから嫌いだけど、『週刊朝日』のことでテレビに向かって話している姿は、すごく冷静で淡々と話していて、いつもとちょっと違って見えた。
でも、コメンテーターが話す『週刊朝日』の問題点は、なんだか奥歯に物が挟まったような言い方で、なにを問題にしているのか、よくわからなかった。正直、橋下さんが正しく見えてしまったことが、なんだか悔しかった。
そんなふうに思っていたけど、この本を読んで、「マスコミのタブー」とか「地名が載っているから悪いんだ」という意見が、いかに的外れかがわかって、すっきりした。
タブーがどうこうではなくて、どんな嫌いな人間でも、本人にどうにもできないことで貶めることこそ、差別なんだと書いてあった。
『週刊朝日』一〇月二六日号の記事は、人を貶しめる意図を持って、特定の人物の「本性」
を暴くという名のもとに、当該者をふくむすべての被差別部落出身者を、その抗弁できない
「出自」を根拠に、「侮辱の意志を表示した」部落差別表現であるということ。(本文より)
『週刊朝日』の記事が、なぜ悪いのかということをちゃんと言ってくれた人は、ほとんどいなかった。
それをきちんと説明してくれたこの本は、とても貴重だと思う。
でも、コメンテーターが話す『週刊朝日』の問題点は、なんだか奥歯に物が挟まったような言い方で、なにを問題にしているのか、よくわからなかった。正直、橋下さんが正しく見えてしまったことが、なんだか悔しかった。
そんなふうに思っていたけど、この本を読んで、「マスコミのタブー」とか「地名が載っているから悪いんだ」という意見が、いかに的外れかがわかって、すっきりした。
タブーがどうこうではなくて、どんな嫌いな人間でも、本人にどうにもできないことで貶めることこそ、差別なんだと書いてあった。
『週刊朝日』一〇月二六日号の記事は、人を貶しめる意図を持って、特定の人物の「本性」
を暴くという名のもとに、当該者をふくむすべての被差別部落出身者を、その抗弁できない
「出自」を根拠に、「侮辱の意志を表示した」部落差別表現であるということ。(本文より)
『週刊朝日』の記事が、なぜ悪いのかということをちゃんと言ってくれた人は、ほとんどいなかった。
それをきちんと説明してくれたこの本は、とても貴重だと思う。
2013年2月19日に日本でレビュー済み
佐野さんという方のドキュメントは、なんでも出自、幼少期の環境に無理やり理由を求めます。
東電OLの本にしても然り。家族の問題を作り上げ、プライバシーはおろか、その親族の過去まで、暴きます。
私は、この手法を、ドキュメンタリーとは、思えませんでした。
ドキュメントは、もっと深い人間への尊敬があるべきです。
なぜ本人に責任のない、根拠のない差別が、21世紀の現代まで続いたのでしょうか。
それがあることで、得する人がいたのでしょうか。
少し昔、アウシュビッツを擁護した記事を載せた日本の雑誌が、世界中から批判されて廃刊になったことがありました。
あまりにも、日本のマスコミは、こうした人権問題に鈍感すぎます。
暮れの紅白で話題になった、美輪さんの「ヨイトマケ」の歌も、根底には差別への強い抗議があると思います。
この本の感想には、なりませんでした、すいません。
東電OLの本にしても然り。家族の問題を作り上げ、プライバシーはおろか、その親族の過去まで、暴きます。
私は、この手法を、ドキュメンタリーとは、思えませんでした。
ドキュメントは、もっと深い人間への尊敬があるべきです。
なぜ本人に責任のない、根拠のない差別が、21世紀の現代まで続いたのでしょうか。
それがあることで、得する人がいたのでしょうか。
少し昔、アウシュビッツを擁護した記事を載せた日本の雑誌が、世界中から批判されて廃刊になったことがありました。
あまりにも、日本のマスコミは、こうした人権問題に鈍感すぎます。
暮れの紅白で話題になった、美輪さんの「ヨイトマケ」の歌も、根底には差別への強い抗議があると思います。
この本の感想には、なりませんでした、すいません。



