TVで見る、榊原氏の解りやすい解説をそのまま文に起こした様で、とても読み易い本です。内容は、自分を向上させたい人に向けた、榊原氏自身の経験に基づくメッセージです。平凡な内容と受け取れるかもしれませんが、問題は、(「夢をかなえるゾウ」で力説されている様に、)榊原氏が提言している事を実行に移せるかどうか、という事でしょう。日々の仕事で相当忙しいはずの榊原氏が時間を作って頻繁にスポーツジムに通っていたり、スキューバダイビングのために毎夏長期休暇を取っている事には驚きました。
提言については、重要性の低い会議を(穏便に)欠席する事など、その殆どは共感できますが、冒頭の「君子豹変」は、はっきり言ってその下で(上も?)仕事をしている者にとっては大変困るものです。(結果を最優先せよ、という事でしょう。もしかしたら、榊原氏は部下からは...)
榊原式スピード思考力 (日本語) 単行本 – 2008/12/1
榊原 英資
(著)
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本の長さ214ページ
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言語日本語
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出版社幻冬舎
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発売日2008/12/1
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ISBN-104344016041
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ISBN-13978-4344016040
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
情報収集、ディベート、スケジュール管理…自分の頭で考える50の方法。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
榊原/英資
1941年神奈川県生まれ。東京大学経済学部卒業後、65年に大蔵省に入省。94年に財政金融研究所所長、95年に国際金融局長を経て財務官に就任。外国為替への積極的な介入を行ない、「ミスター円」と呼ばれる。99年に大蔵省を退官し、慶應義塾大学教授に。2006年4月から早稲田大学教授。インド経済研究所所長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1941年神奈川県生まれ。東京大学経済学部卒業後、65年に大蔵省に入省。94年に財政金融研究所所長、95年に国際金融局長を経て財務官に就任。外国為替への積極的な介入を行ない、「ミスター円」と呼ばれる。99年に大蔵省を退官し、慶應義塾大学教授に。2006年4月から早稲田大学教授。インド経済研究所所長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2008/12/1)
- 発売日 : 2008/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 214ページ
- ISBN-10 : 4344016041
- ISBN-13 : 978-4344016040
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 919,468位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 3,985位仕事術・整理法
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.1
星5つ中の3.1
23 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書いていることはそんなに「大したこと」ではないです。
でも、「あー出来てないな。自分。明日から気合入れて早起き
してみようかな!」とすっと自分の中に入ってきました。
内容は50項目に要点別に書かれていて、ポイントは赤字になっていて
非常に読みやすいです。
考える力を奪ってしまうのでテレビをみない、人のいうことは疑うこと等、
書いてあることは常識的なことですばらしい!とまではいきませんが
読書、運動、早起きが考える習慣の一助となること、
歴史を学び、日本という国の成り立ち学ぶることで日本人としての
世界の中でのポジションを知り新しい考え方ができる、
など本から気づかされる点は幾つかありましたので
読んで損はないと思います。
でも、「あー出来てないな。自分。明日から気合入れて早起き
してみようかな!」とすっと自分の中に入ってきました。
内容は50項目に要点別に書かれていて、ポイントは赤字になっていて
非常に読みやすいです。
考える力を奪ってしまうのでテレビをみない、人のいうことは疑うこと等、
書いてあることは常識的なことですばらしい!とまではいきませんが
読書、運動、早起きが考える習慣の一助となること、
歴史を学び、日本という国の成り立ち学ぶることで日本人としての
世界の中でのポジションを知り新しい考え方ができる、
など本から気づかされる点は幾つかありましたので
読んで損はないと思います。
2009年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生の様々なステージで参考になる、「先輩の言葉」という趣の書。
ただ、丁寧に書かれてはいないようで、いくつか些末な部分で本論の流れが滞る。典型的には、天動説への言及の後の「ニュートン力学にせよ、アインシュタインの相対性理論にせよ、現在はすでに過去のものになっている」(p.55)という赤文字の記述。ニュートン力学は、量子論や相対論の出現によって適用範囲が明確になったのであって過去のものになったのではない。ゆえに現在でも学校で学ばれている。まして相対論は過去のものではなく、カーナビに利用されるなどしてやっと身近になりつつある、というところだ。
ただ、丁寧に書かれてはいないようで、いくつか些末な部分で本論の流れが滞る。典型的には、天動説への言及の後の「ニュートン力学にせよ、アインシュタインの相対性理論にせよ、現在はすでに過去のものになっている」(p.55)という赤文字の記述。ニュートン力学は、量子論や相対論の出現によって適用範囲が明確になったのであって過去のものになったのではない。ゆえに現在でも学校で学ばれている。まして相対論は過去のものではなく、カーナビに利用されるなどしてやっと身近になりつつある、というところだ。
VINEメンバー
○読み始めたきっかけ
榊原さんは、以前の財務官ということで名前は知っていました。
かなり個性が強く、効率的に仕事をされる方だと思い、何かいいこ
とが書いてあるだろうと思い購入しました。
○心に残る言葉
ほかのレビュアーの方もご指摘されているように、あっという間
に読み終わります。ある程度、読書に慣れている方は内容が先読み
できてしまうので、斜め読みができ、赤太文字だけ減速して読むよ
うな形になると思います。タイトルの「スピード思考力」と書いて
あるように、さくっと読めることを狙っていたのかもしれません。
人生や仕事の取り組み方の心構えについて、50のトピックに分
けて書かれていますが、結局何が一番言いたかったのかは、よく分
かりませんでした。「こんなことも考えていますよ」、「これもあ
りますよ」といった感じです。一応、「自分で調べて、自分の頭で
考えよう」というのが、ポイントかもしれません。
p.85 ぜひ歴史を学ぶということに挑戦してほしい
→現在、100年に一度の経済危機と言われています。このようなパラ
ダイムシフトの時代では、次の一手がなかなか見出しにくい状況です。
そういうときこそ、過去の歴史を振り返って何か参考になることはな
いか調べることも大切だと思いました。
p.95 混ざり合った人のほうが、やはり強い
→アメリカの強さは、移民国家ということでしょう。ひとつの職場の
中に複数の国籍や民族の社員が働いています。それを合衆国憲法と法
律、市場主義経済でまとめているのが、今の米国だと思いました。日
本の職場とはまったく、様相が異なると思います。現在、アメリカは
経済が停滞をしていますが、このような多種多様な人材がいる社会で
あれば、復活をするのにはそう時間がかからないと思います。逆に、
日本のほうが流れが悪くなるとズルズルと改革できないと思いました。
p.104 自国のことも語れないよう人間が、外国人から尊敬されるよう
なことはありえない。
→日本では自分の意見をあまり言いません。意見を言わない=その場
の空気に迎合する習慣が続くと、本当に自分の意見がなくなってしま
います。欧米では自分の意見を言う訓練を幼いころからディベートな
どで行っています。聖徳太子の「和を持って尊しとする」というのは、
議論を尽くした後に、行ってもらいたいと思いました。
p.140 毎日自分でプランをつくろう 今年中にやるべきことを決める。
→目的と具体的な目標を手帳に書こうと思いました。毎日、毎月、毎年
と分けるともっといいと思います。
○どんな人にお勧めか
早朝にジョギングをしようと考えている人
人と違う人間になりたいと思う人
日本の歴史を勉強しようと思った人
榊原さんは、以前の財務官ということで名前は知っていました。
かなり個性が強く、効率的に仕事をされる方だと思い、何かいいこ
とが書いてあるだろうと思い購入しました。
○心に残る言葉
ほかのレビュアーの方もご指摘されているように、あっという間
に読み終わります。ある程度、読書に慣れている方は内容が先読み
できてしまうので、斜め読みができ、赤太文字だけ減速して読むよ
うな形になると思います。タイトルの「スピード思考力」と書いて
あるように、さくっと読めることを狙っていたのかもしれません。
人生や仕事の取り組み方の心構えについて、50のトピックに分
けて書かれていますが、結局何が一番言いたかったのかは、よく分
かりませんでした。「こんなことも考えていますよ」、「これもあ
りますよ」といった感じです。一応、「自分で調べて、自分の頭で
考えよう」というのが、ポイントかもしれません。
p.85 ぜひ歴史を学ぶということに挑戦してほしい
→現在、100年に一度の経済危機と言われています。このようなパラ
ダイムシフトの時代では、次の一手がなかなか見出しにくい状況です。
そういうときこそ、過去の歴史を振り返って何か参考になることはな
いか調べることも大切だと思いました。
p.95 混ざり合った人のほうが、やはり強い
→アメリカの強さは、移民国家ということでしょう。ひとつの職場の
中に複数の国籍や民族の社員が働いています。それを合衆国憲法と法
律、市場主義経済でまとめているのが、今の米国だと思いました。日
本の職場とはまったく、様相が異なると思います。現在、アメリカは
経済が停滞をしていますが、このような多種多様な人材がいる社会で
あれば、復活をするのにはそう時間がかからないと思います。逆に、
日本のほうが流れが悪くなるとズルズルと改革できないと思いました。
p.104 自国のことも語れないよう人間が、外国人から尊敬されるよう
なことはありえない。
→日本では自分の意見をあまり言いません。意見を言わない=その場
の空気に迎合する習慣が続くと、本当に自分の意見がなくなってしま
います。欧米では自分の意見を言う訓練を幼いころからディベートな
どで行っています。聖徳太子の「和を持って尊しとする」というのは、
議論を尽くした後に、行ってもらいたいと思いました。
p.140 毎日自分でプランをつくろう 今年中にやるべきことを決める。
→目的と具体的な目標を手帳に書こうと思いました。毎日、毎月、毎年
と分けるともっといいと思います。
○どんな人にお勧めか
早朝にジョギングをしようと考えている人
人と違う人間になりたいと思う人
日本の歴史を勉強しようと思った人
2010年5月4日に日本でレビュー済み
著者のものごとの捉え方を知ることができるビジネス的書籍です。
内容としては新人社会人にとっては大変役に立つと思われる良質な考え方が記載されています。また、大変読みやすく構成されておりサラッと読めるのもポイントが高いです。ただし内容は常識的なビジネス本という感じで類書との差別化という意味では少し斬新さに欠けるような気がします。ビジネス書を多く読まれている方であれば、本書を読んで「ふ〜ん。ああ、そうだよね」という既知感を味わうかもしれません。
あと、タイトルにあるスピード思考はあまり関係ないので「スピード」にこだわってそのあたりを期待して読むと裏切られますのでご注意を。
内容としては新人社会人にとっては大変役に立つと思われる良質な考え方が記載されています。また、大変読みやすく構成されておりサラッと読めるのもポイントが高いです。ただし内容は常識的なビジネス本という感じで類書との差別化という意味では少し斬新さに欠けるような気がします。ビジネス書を多く読まれている方であれば、本書を読んで「ふ〜ん。ああ、そうだよね」という既知感を味わうかもしれません。
あと、タイトルにあるスピード思考はあまり関係ないので「スピード」にこだわってそのあたりを期待して読むと裏切られますのでご注意を。