砂川事件の高裁での違憲判決を最高裁でひっくり返した歴史をよくぞここまで調査されたことに敬意を表したい。
田中耕太郎最高裁長官が米国によって操られ、こともあろうか裁判所法第75条の評議の秘密を冒し、結果ありきの合憲判決を下すという売国行為に走った経緯が書かれています。
読んでいて陰鬱としてしまうのは、今の社会状況と似ていることである。
砂川事件を辺野古基地建設に、岸総理大臣を安倍総理大臣、日米安保条約および日米地位協定をTPP秘密交渉などに置き換えると従前から連綿と続く対米隷属日本が垣間見れる。
法律学を学んだ時代にはなぜ憲法の上に条約が来るのだろうかと疑問に思っていましたが、
まさに法治国家崩壊という表題にまさしく納得の内容です。
本当に日本は法治国家なのかを是非、多くの方に学んでほしいと思います。
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