植村さんの冒険、考え方のエッセンスが、バランス良く入っている
入門書として楽しめる内容です。読みやすいですが、薄いということもないと感じます。
人柄も伝わり、この中ではキャンプでの会話ということもあるのでしょうが、
普通だけど偉大な方という印象です。
若いころは、口下手で、人前などでは本当に言葉が出なかったようです。
冒険では活き活きとしていたが、帰国して原稿を前にすると固まっていた、というようなことも。
インタビューされている、BE-PALの方も昔から関係があるようで、
報道でのインタビューのようにならず、いろいろと引き出せているかと感じます。
植村直己と山で一泊―登山靴を脱いだ冒険家、最後の世間話 (小学館文庫) (日本語) 文庫 – 1998/12/1
ビーパル編集部
(編集)
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本の長さ226ページ
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日1998/12/1
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ISBN-104094110321
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ISBN-13978-4094110326
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商品の説明
出版社からのコメント
「世界のウエムラ」が語る最後のインタビュー。
内容(「BOOK」データベースより)
昭和58年5月8日、9日ビーパルのスタッフは植村直己と一泊二日のキャンプをした。日本人初のエベレスト登頂をはじめ五大陸最高峰登頂、北極圏1万2千キロ犬ゾリ走破、北極点単独到達などさまざまな偉業を達成した冒険家は、つかの間の休みを心から楽しんだ。焚き火に顔を火照らせながら、それらの冒険を振り返り、これからの夢を語った。翌年冬、マッキンリーで消息を絶ってしまう彼にとって、これが最後の世間話になってしまった。小学館ライブラリーの再編集版。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1998/12/1)
- 発売日 : 1998/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 226ページ
- ISBN-10 : 4094110321
- ISBN-13 : 978-4094110326
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 836,857位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 2,655位登山・ハイキング (本)
- - 3,752位小学館文庫
- - 51,275位歴史・地理 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月12日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素顔の植村直己に出会える一冊。一気に読み終えました。中の写真をカラーにして、装丁し直してほしいくらい。
2008年12月17日に日本でレビュー済み
偉大なる冒険家とアウトドアキャンプ。
企画としては面白いと思うが、一企画として行っている以上インタビューを受けることになる植村とて、本当にリラックスして自身がスポンサーなど何もつけずに放浪・冒険していた時のような自由な気持ちでキャンプを楽しんでいるとは思えない。
その辺は、山でキャンプをしながらの植村の行動(他人に良く気を遣う性格や口下手なところなど)や話し方からも伺える。
植村直己の記録を初めて読む者にとっては本書は面白く読み進めるであろう。
しかし、それまでに何冊も他書を読んだことがある者にとってはどこかで聞いたことがあるような話や植村直己への評価・感想に留まっていて新しい発見や展開というものは見いだせない。
企画としては中々面白いと思ったので、星3つとした。
企画としては面白いと思うが、一企画として行っている以上インタビューを受けることになる植村とて、本当にリラックスして自身がスポンサーなど何もつけずに放浪・冒険していた時のような自由な気持ちでキャンプを楽しんでいるとは思えない。
その辺は、山でキャンプをしながらの植村の行動(他人に良く気を遣う性格や口下手なところなど)や話し方からも伺える。
植村直己の記録を初めて読む者にとっては本書は面白く読み進めるであろう。
しかし、それまでに何冊も他書を読んだことがある者にとってはどこかで聞いたことがあるような話や植村直己への評価・感想に留まっていて新しい発見や展開というものは見いだせない。
企画としては中々面白いと思ったので、星3つとした。
ベスト500レビュアーVINEメンバー
1993年に出た小学館ライブラリー版の文庫化。
小学館のアウトドア雑誌『BE-PAL』の企画で、植村直己をキャンプに連れ出し、色々と語らせたもの。キャンプは1983年5月に行われたが、翌年2月、植村は遭難死してしまう。それを考えると、興味深い一冊。
植村は寡黙な男だったという。しかし、ここでは良くしゃべっている。学生時代の思い出からアラスカの生活の知恵まで、次々と話題が展開される。まあ、どこかで読んだような話が多いのは仕方ないが、失敗談や家族の話などが独特の口調で語られているところが面白い。
巻末には植村の愛用したブーツやテントなどの写真も収録されている。
小学館のアウトドア雑誌『BE-PAL』の企画で、植村直己をキャンプに連れ出し、色々と語らせたもの。キャンプは1983年5月に行われたが、翌年2月、植村は遭難死してしまう。それを考えると、興味深い一冊。
植村は寡黙な男だったという。しかし、ここでは良くしゃべっている。学生時代の思い出からアラスカの生活の知恵まで、次々と話題が展開される。まあ、どこかで読んだような話が多いのは仕方ないが、失敗談や家族の話などが独特の口調で語られているところが面白い。
巻末には植村の愛用したブーツやテントなどの写真も収録されている。