"『よくよく考えると、ぜんぶ京都なのだな』と登美彦氏は考えた。『源氏物語も平家物語も今昔物語も、ぜんぶご近所のお話なのだな』怪異が似合うのは現代の京都も同じであって、いつも登美彦氏は『横町の神秘』を想う。"2011年発刊の本書は著者作の名シーン引用と写真でおくる京都ガイド。
個人的には月1京都『豆本と文学バー』吉羊こけしの運営に関わっていることからネタ本的に、またそれでなくても著者ファンの1人であることから興味を持って手にとりました。
さて、そんな本書は『四畳半神話体系』『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』『太陽の塔』『きつねのはなし』といった各作品のセリフの引用とサカネユキの写真で巡る鴨川デルタ、下鴨神社、京都大学、大文字山、琵琶湖疎水といった京都案内になっているのですが。
良くも悪くも、それぞれ超有名スポットかつ日常的に訪れることができる場所案内になっているので、【何かの都合で近くを訪れた時にふっと思い出す】そんな使い勝手の良さと、ディープな案内を勝手に期待してしまった身としては、ちょっと肩すかしの様な読後感でした。(『横町の神秘』としては正しく思いますが)
一方で、著者自身も写真に登場しての随筆二篇は、それぞれに【人柄を感じさせるようなほのぼのとしたもので】こちらはこちらでファンとして楽しめる部分があり癒されました。
著者作品のファン、または手軽かつ『異化的な』京都文学観光ガイドを探す人にもオススメ。
森見登美彦の京都ぐるぐる案内 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2014/6/27
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森見 登美彦
(著)
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本の長さ140ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2014/6/27
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寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
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ISBN-104101290547
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ISBN-13978-4101290546
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
京都―小説家・森見登美彦を育んだ地であり、数々の傑作の舞台である。『太陽の塔』『きつねのはなし』『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』…。各作品の名シーンと、サカネユキ氏による叙情的な写真の競演。そして、現実と妄想が螺旋を描いて交わる、登美彦氏の古都愛溢るる随筆二篇を収録。本書をポケットに、あなたも、不思議で奥深い、この町の魅力に触れてみませんか?
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森見/登美彦
1979(昭和54)年、奈良県生れ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003(平成15)年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。’07年、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。’10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1979(昭和54)年、奈良県生れ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003(平成15)年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。’07年、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。’10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2014/6/27)
- 発売日 : 2014/6/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 140ページ
- ISBN-10 : 4101290547
- ISBN-13 : 978-4101290546
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 60,655位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,419位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル買いしてしまいましたが、現物を見たらこれまで読んだ森見さん作品の抜粋と舞台となった現地を明確に示した一冊で、そこに書き下しの短いのが入っているというものでした。正直なところガッカリ......。
森見さん作品のコピペ&情報というのではなく、純粋に森見さんが京都案内しているものを読みたいです。
まぁ、個人的に好きな場所というのは公にしたくないものも多いかもしれませんが、こういうタイトルならばそうであってほしかった!
森見さん作品のコピペ&情報というのではなく、純粋に森見さんが京都案内しているものを読みたいです。
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