内容(「BOOK」データベースより)
東大医学部助教にして元役者、ブリーフセラピー系心理士にして、日本全国から人が集まるKIDSカウンセリングシステムを立ち上げた森俊夫は、2015年3月に57歳で永眠した。本書は、森の死の直前に行われた名臨床家たちとの対談集。新しい心理療法の世界を切り開いてきた仲間たち―白木孝二、津川秀夫、中島央・東豊、東京大学医学部保健学専攻森ゼミ生らが登場し、黒沢幸子もまじえて、セラピストの成長や心理療法、対人援助に関する叡智について存分に語った。この本は、その刺激に満ちた対話を余すことなくまとめたものである。心理面接のエッセンスを語る、ユーモアと真剣さに満ちた一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森/俊夫
東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野助教。KIDSカウンセリング・システムスーパーバイザー。1981年東京大学医学部保健学科卒業。1988年東京大学大学院医学系研究科保健学専攻(精神衛生学)博士課程修了。博士(保健学)、臨床心理士。専門はコミュニティ・メンタルヘルス、ブリーフセラピー、発達障害への対応。2001年日本ブリーフサイコセラピー学会賞受賞。2015年逝去
黒沢/幸子
目白大学人間学部心理カウンセリング学科/同大学院心理学研究科臨床心理学専攻特任教授。KIDSカウンセリング・システムチーフコンサルタント。1983年上智大学大学院文学研究科教育学専攻心理学コース博士前期課程修了。臨床心理士。専門はスクールカウンセリング、思春期青年期への心理臨床、保護者支援、解決志向ブリーフセラピー。2016年日本ブリーフサイコセラピー学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)