林さんはテレビで見たり、YouTubeの関連動画を見たりはしていますが
著書を手に取ったのは初めてでした。
自分は独立して5年ほど仕事をしていて
この本から学べることが多くありました。
特に学びになったのは
「若いうちに使ったお金は財産」というもの。
直接仕事には関係ない内容かもしれませんが、
仕事を通して得たお金をどういう風に使うのかが大事だし、
それも大人の「仕事」の大事な一側面なんじゃないかと思いました。
財布がすっからかんになってもいいから
高級料理店に言ったり一張羅のスーツを仕立てたり、
そういう経験を若いうちからしていると
ゆくゆく人生で役に立つと。
他にも「お金論」のテーマが本書にはありますが、
こういう内容も含めて、仕事をしている人には
参考になる内容ばかりだと思います。
(男性的目線で書かれている部分もあるので、
女性受けするのかどうかは別問題かなとも一部の章で思いましたが)
この本こそ、学生や新社会人、中堅、ベテランの
仕事に携わる全ての人が手にするべき本だと思いますし、
特に新入社員の人にとっては、
キャリアを重ねる中で何度か読み返すと
また別の気づきを得られる本ではないかと思います。
ビジネス書・仕事論の本は掃いて捨てるほどありますが
この本は不朽の名作です。
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林修の仕事原論 単行本(ソフトカバー) – 2014/10/25
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大人気予備校講師であるかたわら、「今でしょ! 」のひと言をきっかけに、流行語大賞受賞、テレビ番組のMC抜擢など大ブレイクした林修先生。どんな環境でも結果を残してきたその裏には、さまざまな経験によって磨かれた仕事哲学があった! 「真の人脈は仕事を通してしか広がらない」「一発逆転が必要な状況をつくらない」など、仕事について考えるすべての人に贈る珠玉のメッセージ。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社青春出版社
- 発売日2014/10/25
- ISBN-10441303919X
- ISBN-13978-4413039192
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「どう生きるか」とは、「どう仕事をするか」と等しいとまでは言えないとしても、重なる部分はあまりにも大きい。だとしたら、仕事といかに向き合うかについて、もっともっと考えるべきではないでしょうか?大人気予備校講師が贈る、珠玉のメッセージ!
著者について
1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。同校のCMに出演した際の、「いつやるか? 今でしょ! 」のセリフで大ブレイク。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
林/修
1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ベスト1000レビュアー
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2018年10月28日に日本でレビュー済み
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まず、本書は、目次に書かれた小タイトル(本書では「第〇講」)を読むだけで、内容を類推でき、有益なものであることから、ビジネスマンにとって時間節約・啓蒙上、意義のある一冊といえる。
例えば、
第4講 一流を目指すことからすべてが始まる
第18講 敗者に泣く資格はない。「すべて自分が悪い」と考えよう
第30講 物事が「そうであること」と「そう見えること」に差はない
などである。
また、経営者であれ、一人のビジネスマンであれ、
●「「オレがいなかったら、この会社は立ち行かないよ」
こんな妄言はありません。その人がもしいなくなっても、おそらくその会社はしっかり営業を続けるでしょう。組織とはそういうものであり、また、そういうふうに組織づくりを行うべきなんです」(p.26参照)
●「そうやって、仕事は「勝負」だという思いでやってきたなかで、主な敗因は三つなのではないだろうか、と考えています。それは「情報不足」「慢心」「思い込み」」(p.101)
●「時間に使われるのではなく、自分が時間を使う意識を強く持ってください。そのために、たとえば、まず一週間という時間を自分で支配するという感覚を養うのです」(p.156)
といった文章は、自分の生き方を再考する上で有益である。
さらに、
●「ネットにある店の評価は「物差し」の一つにすぎません。僕が見るに、ランチの評価や、特にコストパフォーマンスがよいかどうかに左右される度合いがあまりに高いように思われます」(p.127)
といった、ネット上の情報の価値と、自身で分析した結果のそれの価値の違いについても言及する項があり、自分で思考して生きていくことの必要性を繰り返し説いている。
以上のことから、本書は、経営者・ビジネスマンを問わず、一人の人間としての生き方を再確認できる一冊である。
例えば、
第4講 一流を目指すことからすべてが始まる
第18講 敗者に泣く資格はない。「すべて自分が悪い」と考えよう
第30講 物事が「そうであること」と「そう見えること」に差はない
などである。
また、経営者であれ、一人のビジネスマンであれ、
●「「オレがいなかったら、この会社は立ち行かないよ」
こんな妄言はありません。その人がもしいなくなっても、おそらくその会社はしっかり営業を続けるでしょう。組織とはそういうものであり、また、そういうふうに組織づくりを行うべきなんです」(p.26参照)
●「そうやって、仕事は「勝負」だという思いでやってきたなかで、主な敗因は三つなのではないだろうか、と考えています。それは「情報不足」「慢心」「思い込み」」(p.101)
●「時間に使われるのではなく、自分が時間を使う意識を強く持ってください。そのために、たとえば、まず一週間という時間を自分で支配するという感覚を養うのです」(p.156)
といった文章は、自分の生き方を再考する上で有益である。
さらに、
●「ネットにある店の評価は「物差し」の一つにすぎません。僕が見るに、ランチの評価や、特にコストパフォーマンスがよいかどうかに左右される度合いがあまりに高いように思われます」(p.127)
といった、ネット上の情報の価値と、自身で分析した結果のそれの価値の違いについても言及する項があり、自分で思考して生きていくことの必要性を繰り返し説いている。
以上のことから、本書は、経営者・ビジネスマンを問わず、一人の人間としての生き方を再確認できる一冊である。
2019年3月21日に日本でレビュー済み
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「好きなことだけして生きていく」、ワークアズライフが流行っていますが、長らく塾講師として第一線で活躍されている林先生にとって塾講師は大嫌いな仕事だということにまず驚きました。やないたかしさんの言葉も引用されていますが、「やりたくない仕事を全力でやるとやりたい仕事に近づく」この言葉がより説得力をもち、自分の仕事観について深く考えるきっかけとなりました。
part1「仕事といかに向き合うか」は林先生による魂の講義。自分のことに引きつけて考えるヒントが沢山。さらっと読めますが何度も読むと深まります。
part2「必ず結果を出す人の対人力」は休憩時間ですね(笑) 先生は賢い方なので恐らく付き合う人を選んできたように思います。色んな人を見て付き合ってくるとこの手の話は当たり前、わざわざ章立てするものではないです。
part3「すべてを勝ち負けで考える」はタイトルと若干中身があいませんが、林修の価値観、それができるまでの軌跡が読み取れます。
part4「自己管理と自己演出の方法」は私たちへのエールですね。
色々なハウツー本に踊らされて自分の身になっておらず、仕事で伸び悩んでいる方にオススメです。
part1「仕事といかに向き合うか」は林先生による魂の講義。自分のことに引きつけて考えるヒントが沢山。さらっと読めますが何度も読むと深まります。
part2「必ず結果を出す人の対人力」は休憩時間ですね(笑) 先生は賢い方なので恐らく付き合う人を選んできたように思います。色んな人を見て付き合ってくるとこの手の話は当たり前、わざわざ章立てするものではないです。
part3「すべてを勝ち負けで考える」はタイトルと若干中身があいませんが、林修の価値観、それができるまでの軌跡が読み取れます。
part4「自己管理と自己演出の方法」は私たちへのエールですね。
色々なハウツー本に踊らされて自分の身になっておらず、仕事で伸び悩んでいる方にオススメです。
2019年5月23日に日本でレビュー済み
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やりたいことが濃い人生も大切だが、できることが濃い人生のほうが大切。(実際の本の言葉とは少し違います)
この言葉がこの本で一番伝えたいことではないだろうか?
林先生はラッキーで今TVに出ている。TVに出るためにオーディション、コンテストに出まくったとかではなく、「今でしょ」のセリフとそのポーズがうけて、TV側に半分は面白そうだからオファーしてみよう。みたいなノリでそれが大当たりして今があると個人的には思っています。
しかし、もしこのラッキーすぎるチャンスがなくても彼は出来ることをやり、社会に貢献していたと思います。
僕たちからは見えない人だったかもしれませんが、しかしできることをやって人に社会に貢献するということはやっていたでしょう。
僕はTVに出る前の林先生よりも、もっと世間からは見えない活動をしています。しかし、大きな目標は薄く。小さくできる目標をコツコツ達成し、満足していくのを濃ゆくを意識しながら、人や社会に貢献していきます。と宣言していこうと思えました。
林先生感謝です。
この言葉がこの本で一番伝えたいことではないだろうか?
林先生はラッキーで今TVに出ている。TVに出るためにオーディション、コンテストに出まくったとかではなく、「今でしょ」のセリフとそのポーズがうけて、TV側に半分は面白そうだからオファーしてみよう。みたいなノリでそれが大当たりして今があると個人的には思っています。
しかし、もしこのラッキーすぎるチャンスがなくても彼は出来ることをやり、社会に貢献していたと思います。
僕たちからは見えない人だったかもしれませんが、しかしできることをやって人に社会に貢献するということはやっていたでしょう。
僕はTVに出る前の林先生よりも、もっと世間からは見えない活動をしています。しかし、大きな目標は薄く。小さくできる目標をコツコツ達成し、満足していくのを濃ゆくを意識しながら、人や社会に貢献していきます。と宣言していこうと思えました。
林先生感謝です。
2018年5月4日に日本でレビュー済み
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テレビでおもしろいことを言う方だなー、と思い購入。私自身、自分の仕事を向上させようと思ったら、問題と徹底的に向き合って、自分の頭で考えていくしかないという人なんですが、偶然にもほとんど同じ論調のことが書かれていました。ハウツー本ではないと林は主張していますが、その主張がハウツーなるかと思います.
37の章に分かれ、非常に分かりやすい仕事論。ものの数時間で読み終えます。いいことたくさん書いてあります。
万人向けに、分かりやすさを追求しているのでしょうが、あっさりし過ぎている感もあり、星一つ減点。
37の章に分かれ、非常に分かりやすい仕事論。ものの数時間で読み終えます。いいことたくさん書いてあります。
万人向けに、分かりやすさを追求しているのでしょうが、あっさりし過ぎている感もあり、星一つ減点。
ベスト500レビュアー
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林修さんの講演会を聴いてしまったあとで、本書を読むとダブルだろうなぁと思い、ずっと購入を控えていました。 しかし、なぜか最近、新聞の売れ行きランキングで10位以内にヒョッコリ(といっては失礼ですが)ランクインしているのを発見し(翌週にはランク外でしたが)どうも気になり、Amazon・ポンとなりました。
林修さんの仕事観が、サラッとまとめられており、要領のよい読者なら半日で読めそうです。 ご自身の経験から、林修流の金言が随所にちりばめられています。 すべてに「ナルホド」とは言えないまでも個人的には、ひざを打つページ7割以上ってとこでしょうか。 響いたコトバを心の片隅においておけば、本書の目的は達成されたと言っていい思います。
本書には具体的に解説はされていませんが、講演のときと同じ考え方が随所に登場してます。 たとえば、類比・対比の考え方。 林先生は、迷った時はいつも、この図を描いて思考を整理してきた、とおっしゃっていました。 大きな白板にXY軸の線を引きこう説明を始めました。 X軸右(+)にやりたいこと、同左(-)にやりたくないこと。 そしてY軸上(+)にできること、同下(-)にできないこと、と定義した4面XY座標を描きます。 線を右と左に直角交差させるだけの図ですから誰でもできますよね。 そしてここから。
僕は(林先生は)右上の面(XYとも+。つまり自分が好きで、できること)を目指したが、その左反対の面(つまりXは-だけどYは+)にも範囲を広げざるを得なかった、と。 つまり、出来るんだけど好きじゃない分野、ってことですね。 それが塾の講師だったそうです。 塾の講師はやりたいことではなかった、、、でもそれで客観的な評価がグングン高まった。 それによって人に認められ喜ばれような仕事が続いた。 それが自分を成長させた、というわけです。
自分がやりたい仕事に恵まれ、それで評価され実績を積む、、、これは理想的だけれども、こだわりが過ぎるとたいていコケるだけでなく、立ち直れなくなりがちだ、というのです。 ならば座標軸を左に2倍増やせば選択肢も当然2倍。 しかも、自分への他人からの評価は、自分が自分を評価するよりも圧倒的な妥当性がある、、、本書でも主体的な自己評価は捨てるべし、と述べておられます。 がんばるだけではなく、座標面の右下、左下に行かないようセルフコントロールしながら思考の柔軟性を、ということでしょう。
自分の夢を捨てるなという意味ではありませんが、自分の夢の選択肢を、いわば他力で正当に広げることで、新しい自分の道が拓けてゆくということでしょう。 仏教思想にも通じる考え方(我を捨てる。他力)には説得力があります。 客観的な評価にもとづく成果に恩返しすることで(利他)、さらに自分が成長する、というわけです。 他人とのかかわりの中で自分を成長させる知恵だと思います。 相応の Let it be 観が必要との箴言ですね。
ついでに言うなら、林修さんは、著述業が希望だったといいます。 しかも「食」に関するジャーナリズムの分野を目指していたらしいのです。 たしかに「食」に関するうんちくを披露した著作もあるようです。 しかし、せっかく著作の仕事が舞い込むようになっても、「その方面」ではてっきりダメで、、、と笑ってましたね。 でも、それはあきらめるのではなく、趣味として生かされ続けますよね。 皆さんも、類比・対比で視野と選択肢を広げてみませんか? と言いたくなる林先生のコトバがたくさん、です。
林修さんの仕事観が、サラッとまとめられており、要領のよい読者なら半日で読めそうです。 ご自身の経験から、林修流の金言が随所にちりばめられています。 すべてに「ナルホド」とは言えないまでも個人的には、ひざを打つページ7割以上ってとこでしょうか。 響いたコトバを心の片隅においておけば、本書の目的は達成されたと言っていい思います。
本書には具体的に解説はされていませんが、講演のときと同じ考え方が随所に登場してます。 たとえば、類比・対比の考え方。 林先生は、迷った時はいつも、この図を描いて思考を整理してきた、とおっしゃっていました。 大きな白板にXY軸の線を引きこう説明を始めました。 X軸右(+)にやりたいこと、同左(-)にやりたくないこと。 そしてY軸上(+)にできること、同下(-)にできないこと、と定義した4面XY座標を描きます。 線を右と左に直角交差させるだけの図ですから誰でもできますよね。 そしてここから。
僕は(林先生は)右上の面(XYとも+。つまり自分が好きで、できること)を目指したが、その左反対の面(つまりXは-だけどYは+)にも範囲を広げざるを得なかった、と。 つまり、出来るんだけど好きじゃない分野、ってことですね。 それが塾の講師だったそうです。 塾の講師はやりたいことではなかった、、、でもそれで客観的な評価がグングン高まった。 それによって人に認められ喜ばれような仕事が続いた。 それが自分を成長させた、というわけです。
自分がやりたい仕事に恵まれ、それで評価され実績を積む、、、これは理想的だけれども、こだわりが過ぎるとたいていコケるだけでなく、立ち直れなくなりがちだ、というのです。 ならば座標軸を左に2倍増やせば選択肢も当然2倍。 しかも、自分への他人からの評価は、自分が自分を評価するよりも圧倒的な妥当性がある、、、本書でも主体的な自己評価は捨てるべし、と述べておられます。 がんばるだけではなく、座標面の右下、左下に行かないようセルフコントロールしながら思考の柔軟性を、ということでしょう。
自分の夢を捨てるなという意味ではありませんが、自分の夢の選択肢を、いわば他力で正当に広げることで、新しい自分の道が拓けてゆくということでしょう。 仏教思想にも通じる考え方(我を捨てる。他力)には説得力があります。 客観的な評価にもとづく成果に恩返しすることで(利他)、さらに自分が成長する、というわけです。 他人とのかかわりの中で自分を成長させる知恵だと思います。 相応の Let it be 観が必要との箴言ですね。
ついでに言うなら、林修さんは、著述業が希望だったといいます。 しかも「食」に関するジャーナリズムの分野を目指していたらしいのです。 たしかに「食」に関するうんちくを披露した著作もあるようです。 しかし、せっかく著作の仕事が舞い込むようになっても、「その方面」ではてっきりダメで、、、と笑ってましたね。 でも、それはあきらめるのではなく、趣味として生かされ続けますよね。 皆さんも、類比・対比で視野と選択肢を広げてみませんか? と言いたくなる林先生のコトバがたくさん、です。
2019年2月2日に日本でレビュー済み
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予備校講師という職業人でこれだけテレビ冠番組を持つ人の出現を、私は知らない。
おそらくテレビ史上初でなないだろうか。
職業柄の知性(知識)に裏付けられたコメントに芸能人は歯が立たないだろう。
現代国語講師(東大現国専任)なのだから、永年に亘り良質な過去問に触れることでも
視聴者を鷲掴みする語彙力、表現力、説得力に長けており、もはや立ち位置は半端ない。
本書に記している「勝てる場所で誰よりも努力する」とは、このTV露出度がそれを証明している。
また、多くのビジネス書では『伝える』という一方通行に終始するが、
本書は、予備校講師の職業柄から『伝える』と『伝わる』の双方向に腐心している。
とは申せ、やはり❝生徒さん❞相手の商売だから、
オトナのビジネス全般を語るには限界もある。
余談だが、『小林秀雄』や『清水幾太郎』が引用される辺りは、
著者自身の受験期であった昭和時代の入試問題を感じさせた。
おそらくテレビ史上初でなないだろうか。
職業柄の知性(知識)に裏付けられたコメントに芸能人は歯が立たないだろう。
現代国語講師(東大現国専任)なのだから、永年に亘り良質な過去問に触れることでも
視聴者を鷲掴みする語彙力、表現力、説得力に長けており、もはや立ち位置は半端ない。
本書に記している「勝てる場所で誰よりも努力する」とは、このTV露出度がそれを証明している。
また、多くのビジネス書では『伝える』という一方通行に終始するが、
本書は、予備校講師の職業柄から『伝える』と『伝わる』の双方向に腐心している。
とは申せ、やはり❝生徒さん❞相手の商売だから、
オトナのビジネス全般を語るには限界もある。
余談だが、『小林秀雄』や『清水幾太郎』が引用される辺りは、
著者自身の受験期であった昭和時代の入試問題を感じさせた。