amazonのサジェスト機能で目に引いたので購入しました。
手前味噌で恐縮なのですが「説明がわかりやすいね」とよく評価していただきます。
説明がうまいとはどのようなことなのか、またもっと説明がうまくなるための術を知るべく拝読しました。
個人的に「人様に説明する時に気をつけてきた事ばかり」のことが記述されているのですが、
改めて理論化されると「なるほど」と思いました。
人は「なんとなくわかっているモヤモヤした実感」を言語化されると納得するものです。
本書はその理論を、頭文字をとった「IKPOLET」メソッドにて解説しています。
さすが「頭の良い説明」と銘打つだけのことはあり、簡易な説明で すぐにでも試す気になる内容でした。
ただし、Step7の「T=Transfer=転移」というワードセンスだけは絶対にいただけません。
人の心を打つ説明には 適切な語句の使用が必要だと思いますが「転移」ないでしょう。
学術的には正しいかも知れませんが、ここで日本語の「転移」を利用することは有りえません。
犬塚先生、ここは「Apply=応用」という語句が適切だと思います。
語感は若干悪くなりますが「IKPOLEA」ではいかがでしょうか。
それはさておき「他人にわかりやすく説明する簡潔な方法」が記述されているので、
すべての大人におすすめの良書です。
半日程度で読み切れるので、興味のある方は是非。
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