2006年の出版です。マーケット・プレイスで送料込500円ほどで購入しましたが、定価である1,500円
で購入したとしたら、かなり虚脱感におそわれただろうという気がします。
全編通して、過去に発売された書籍や週刊誌・雑誌の記事を丹念に調べて、よくまとめ上げていると
思います。しかし、読み終えてみると、何か記憶に残っているかというと殆ど覚えていない状態で、
これは私の頭のわるさのせいなのですが、一貫したテーマやそれに基づく構成の欠如も挙げることが
出来るかと思います。データとして載せているものが、週刊誌・雑誌の記事が多いためか、記事の文体
までもが『平凡パンチ』や『プレイボーイ』のようになっていて、しかも前後の小見出し・中見出しが
関連していない(ように思われる)場合が多かったと思います。
東大生の生活実態・意識調査を集めたものとしては、資料的な価値があると思います。よく調べてあり
ます。先のレビュアー氏が書かれている通り、非・東大(卒)がみた東大への「特別視」を浮き彫りにする
という観点もよく解ります。
ただ、読んだ感想としては、「500円より高い対価だったら許せない」というものです。長期保存とか
コレクションしておくのでないなら、出来るだけ安く中古で求めるのが得策と思います。
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東大生はなぜ「一応、東大です」と言うのか? 単行本 – 2006/7/1
日本の"学歴ピラミッド"の頂点に立つ東京大学は、京大、阪大、早稲田、慶応などの「一流大学」と比べても、世間からの扱われ方が違う。単に偏差値が高いからという理由以上に「東大」という名前だけで、何か特別すごい学校、人のように思われる。あるいは東大出というだけで、逆差別されたりもする。これって、何なのか。東大は本当にすごいのか、すごくないのか。東大という名前はなぜ特別視されるのかーー。しかも、なぜ東大生は「一応、東大です」と言うのか?
そのナゾを、東京大学文学部心理学科卒、現在流しの編集者&ライターの新保信長氏が、絶妙なゆるさで解き明かす。現役学生はもちろん、エリート官僚、はては入試合格発表会場から、本郷の就職ガイダンス、駒場祭の模擬店にまで、東大と名がつけばどこにでも出かけ、よく見て、よく聞き、「一応、東大」のナゾをやわらかめに探る。
「メディアの中の東大生」「今どきの東大生の値打ち」「東大生のプライドとコンプレックス」「『一応』と言う東大生の心理」など、やわらかめとはいっても多方面から"そのナゾ"があきらかになる。東大をめざす人、めざさない人、あるいは日本全国の隠れ学歴好きには、たぶんたまらない"学歴話"満載の"学歴ノンフィクション"の傑作である。
そのナゾを、東京大学文学部心理学科卒、現在流しの編集者&ライターの新保信長氏が、絶妙なゆるさで解き明かす。現役学生はもちろん、エリート官僚、はては入試合格発表会場から、本郷の就職ガイダンス、駒場祭の模擬店にまで、東大と名がつけばどこにでも出かけ、よく見て、よく聞き、「一応、東大」のナゾをやわらかめに探る。
「メディアの中の東大生」「今どきの東大生の値打ち」「東大生のプライドとコンプレックス」「『一応』と言う東大生の心理」など、やわらかめとはいっても多方面から"そのナゾ"があきらかになる。東大をめざす人、めざさない人、あるいは日本全国の隠れ学歴好きには、たぶんたまらない"学歴話"満載の"学歴ノンフィクション"の傑作である。
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社アスペクト
- 発売日2006/7/1
- ISBN-104757212879
- ISBN-13978-4757212879
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「一応、東大です」というセリフには、どんな心理が込められているのか?本書では、そんな「東大」にまつわる数々のナゾに迫ってみたい。あなたが東大に対してどんな意識を持っているかはわからない。けれど、本書を手に取った以上、「東大」というキーワードに反応したことは事実。これは、まさにそんなあなたのための本なのです。
著者について
新保信長(しんぼ・のぶなが)
1964年、大阪生まれ。一応、東京大学文学部心理学科卒。流しの編集者&ライター。タイガースファン。『SPA!』などの雑誌に携わりつつ、単行本の編集・執筆も手がける。西原理恵子のマンガキャラとしても一部で有名。著書に『笑う新聞』シリーズ(メディアファクトリー)、『少年法(やわらかめ)』(伊藤芳朗氏と共著/アスペクト)、『笑う入試問題』(角川書店)、『言い訳するな!』(ミリオン出版)、編書に『出禁上等!』シリーズ(ゲッツ板谷/扶桑社)、『消えたマンガ雑誌』(メディアファクトリー)などがある。尊敬する人はランディ・バース。
1964年、大阪生まれ。一応、東京大学文学部心理学科卒。流しの編集者&ライター。タイガースファン。『SPA!』などの雑誌に携わりつつ、単行本の編集・執筆も手がける。西原理恵子のマンガキャラとしても一部で有名。著書に『笑う新聞』シリーズ(メディアファクトリー)、『少年法(やわらかめ)』(伊藤芳朗氏と共著/アスペクト)、『笑う入試問題』(角川書店)、『言い訳するな!』(ミリオン出版)、編書に『出禁上等!』シリーズ(ゲッツ板谷/扶桑社)、『消えたマンガ雑誌』(メディアファクトリー)などがある。尊敬する人はランディ・バース。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
新保/信長
1964年、大阪生まれ。一応、東京大学文学部心理学科卒。流しの編集者&ライター。タイガースファン。『SPA!』などの雑誌に携わりつつ、単行本の編集・執筆も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1964年、大阪生まれ。一応、東京大学文学部心理学科卒。流しの編集者&ライター。タイガースファン。『SPA!』などの雑誌に携わりつつ、単行本の編集・執筆も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : アスペクト (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 279ページ
- ISBN-10 : 4757212879
- ISBN-13 : 978-4757212879
- Amazon 売れ筋ランキング: - 683,446位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年9月18日に日本でレビュー済み
キャッチーな題名と脱力系の装丁、軽い文体に油断してると、足元をすくわれます。
読売新聞の書評で茂木健一郎氏も指摘してましたが、
本書は、東大や東大生そのものより、いまだに「東大」というブランドを特別視しがちな
日本社会に対する批評となっている気がします。
その批評が有効なのも筆者が東大卒だから? と思ってしまうところがまた、
筆者の術中にハマってるようで、やっかいなのかな?
立花隆や宮台真司に対する痛烈な皮肉もあったりして、見た目より戦闘的な本かも。
読売新聞の書評で茂木健一郎氏も指摘してましたが、
本書は、東大や東大生そのものより、いまだに「東大」というブランドを特別視しがちな
日本社会に対する批評となっている気がします。
その批評が有効なのも筆者が東大卒だから? と思ってしまうところがまた、
筆者の術中にハマってるようで、やっかいなのかな?
立花隆や宮台真司に対する痛烈な皮肉もあったりして、見た目より戦闘的な本かも。