宮崎在住の東国原研究者が発信する、本邦初の東国原知事分析本!
「宮崎をどげんかせんといかん」と訴えて知事になってから2年半。
東国原知事は宮崎県にどのような変化をもたらしたのか?
中央メディアでは見えにくい行政の長としての軌跡を、
宮崎在住の行政学者が県内と県外の2つの視点で検証する。
[内容紹介]
東国原英夫宮崎県知事の2年半の軌跡とその業績を、
知事本人や知事に近い人物以外が初めて本格的に分析した一冊です。
東国原知事は、2007年1月の就任以降80%以上の高い支持率を維持し、
宮崎県外の人々にとっては、宮崎県の特産品などをPRする知事であるとともに、
一政治家としての発言が常に全国的に大きく注目されてきた人物です。
しかしながら、行政の長である知事として、
実際にどのように宮崎県政を舵取りし、
具体的にどのように宮崎を変えているのかについては、
県外からではあまりよくわからないのが実情ではないでしょうか。
そこで本書は、2年半の東国原宮崎県政を
冷静に評価・検証するという目的でまとめられました。
2009年衆院選での自民党からの出馬問題までが取り上げられており、
最新の動向から就任時までを振り返ることができるようになっています。
また、東国原知事はなぜ高い支持率を集めているのかや、
なぜ特産品などに大きな注目を集めることに成功したのかといった疑問を分析しています。
さらには、知事のマニフェスト「そのまんまマニフェスト」や、
それをもとに作られた宮崎県の総合計画「新みやざき創造計画」に対する
マニフェスト評価、行政評価についても、例を示しながら丁寧に書かれています。
このように、宮崎県外から見えている東国原知事の動きと、
宮崎県内からだからこそわかる東国原知事の動きを重ねることで、
知事の全体像を浮き彫りにし、東国原英夫氏の真の姿を全国に発信します。
宮崎をどげんかせんといかん―就任から2年半、どのような変革をもたらしたのか?中央メディアからではわかりにくい実際の県政運営を、宮崎在住の東国原研究者が全国に発信する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
有馬/晋作
宮崎公立大学人文学部教授。日本地方自治研究学会理事。略歴:1955年鹿児島県生まれ。明治大学経営学部卒業、鹿児島大学大学院法学研究科修士課程修了。23年間鹿児島県庁に勤務し、高齢者福祉、過疎対策などを担当。その間に、自治省(現・総務省)財政局での「地方財政白書」の執筆や、鹿児島県大口市役所(現・伊佐市)での勤務を経験する。2004年4月より宮崎公立大学人文学部助教授、2008年4月より同大学教授。大学では「行政論」、「地方自治論」を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)