二〇〇五年、三月十五日。“東亰震災”。死者二万二千人、行方不明者七千人を記録した未曾有の大災害。その日を境に、俺たちの日常は一変した。東亰郊外の杜宮市に住む17歳の平凡な高校生・時坂洸は、ある夜、現実世界を侵食する“異界”に迷い込んでしまう。襲い来る化け物たち―“怪異”を前に、為すすべもなく立ち尽くすコウの前に現れたのは、同級生の美少女・柊明日香だった。彼女は一体何者なのか?杜宮市で一体何が起きているのか―?自分の住んでいる世界が一変したとしたら―どうする?
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
木野/誠太郎
シナリオライター、作家。長編小説の書籍化は『東亰ザナドゥ』のノベライズが初となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)