ずっと前に都内のライブハウスで聴いたピアニスト廣瀬みちるのオリジナル曲"Bossa for You"。素敵なメロディの曲だったという記憶がずっとあり、今回はその編成ではないけれどもCDに収録されているようなので買ってみることにしました。
まずは."The Girl from Ipanema"。第一印象としてはどこか聴きやすい声質の持ち主だなというのがあります。
また収録曲は、オリジナルは少なく、おそらく日本でも馴染みのある"Have you never been Mellow #のような定番ナンバーを中心に。また「風になりたい」のように日本語詞で聞かせてくれるvocalはどこか心が休まるようです。
そして、驚いたのは"O Morro Nao Tem Vez"。フルートの演奏がどうもかなり特徴的で、聴いているとどうしても巨匠井上信平さんの姿がかなりちらちら浮かびます。
調べてみたところどうやら演奏している方は門下出身の方のようで、ああ、それならと納得がいきました。
改めて聴きなおしてみると、いろいろと思い当たる部分が出てきます。ここはこう来て欲しいなというところで聴いている側の期待に応えてくれるフレーズが出てくるのはさすがといったところです。一度、生で演奏を聴いてみたいなと思わせてくれるサウンドだなと感じます。
確かにBossaということで日本人的に馴染みやすいリズムとメロディだとは思いますが、この独特のテンポ感を是非ともCDで感じていただきたいです。
東京BOSSA
商品の説明
BOSSAが1年中いたる所で流れている街。それは、世界中でただ一つ、TOKYOなのかもし
れない。街角のカフェ。イタリアンやフレンチレストラン。Bar.そのTOKYOでうまれ
たTOKYO感性のBOSSA.アそれがこのアルバム「東京BOSSA」
クレプスキュールのSoundが底辺に流れ、Jobinや、ジルベルトを
こよなく愛し、スタンダードBOSSAを毎日の生活の中でさりげなく
聞いている女子達。それを東京女子BOSSAと呼ぶ。
ヨーロピアンボッサでも、ブラジリアンネイティブのボッサでもない。新しい都市
のBGMとしてのBOSSA. それがこのアルバムのBossa奏されている曲は、1曲目にはスタ
ンダードとして多くのアーティストにカヴァーされている「The Girl from Ipanema」。
Bossaファンならだれでも知っている曲「Smaba Do Aviao」が2曲目。その他ビート感
溢れる「Moonlight Serenade 」は70年代のデオダートか?それもまた新鮮な響きが感
じられる。ボーカルMIHOのなんともいえない アンニュイさが心地よい。
登録情報
- Is Discontinued By Manufacturer : いいえ
- 梱包サイズ : 13.5 x 13.5 x 0.2 cm; 40 g
- メーカー : ゴイス
- EAN : 4562134400171
- レーベル : ゴイス
- ASIN : B00FJPKKS8
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 561,739位ミュージック (の売れ筋ランキングを見るミュージック)
- - 5,971位ニューエイジ
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カスタマーレビュー
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星5つ中の4.7
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すごくスローテンポのイパネマ(弦のピチカートはサンプラーですよね)で始まり、今、M−5のオリジナル曲に入ったところ聞いていますが、VoのMIHOさん、お姉さんぽい声でMの私としては、叱られたい?曲によって声のキャラが違うのも面白い。ボサの超有名曲だが、ところどころ変化球が入ってて、馴染み深く聞いてると「おっとそうきましたか」という楽しさも。M-6のYASUEさんのインスト、楽しく明るい曲でいいですね。余談ですが自動入力(ネットにつないでると自動で曲名が入ります)が、「Cancao de Futeball」となってて間違えて登録されているようです。M−9なんかはジョビンだけど珍しい選曲。オリビア・ニュートン・ジョンのカバーも好きな曲です。良いですねー。アーバンなアレンジのグレンミラーの名曲ムーンライトセレナーデは自分も大好きなスタンダードです。フルートの入ったボサは良いナーと改めて思いました。
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2013年10月24日に日本でレビュー済み
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2013年10月20日に日本でレビュー済み
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●この『東京女子BOSSA』というユニット、以前からその存在が気になっていたものの、未だ一度も聴いていなかった。そんな中、この度ファースト・アルバムがリリースされるとの情報を得て、早速購入し聴いてみた。
率直な感想を言えば、このユニットの演っている音楽は、一般的に認知されている“ボサノヴァ”とは趣が異なると思った。極端な言い方だが、ユニット名からして彼女達の音楽そのものが“東京女子BOSSA”という確立したジャンルと言えるのではないか、とさえ感じた。それだけオリジナリティー溢れる音楽であると言えるだろう。
●そもそも、「BOSSA」という言葉には「何か新しいもの」や「独自のもの」という意味があるとか。そこを踏まえて、私が一番意表を突かれたのがアルバム最後の曲『風になりたい』。あのTHE BOOMの大ヒット曲である。BOOMのオリジナル・バージョンがとても親しみやすいサンバ調の演奏なので、「オリジナル曲に彼女達なりの“味付け”をした演奏なのでは…」という安易な予想をしたが、その予想は良い意味で覆された。私はこの演奏にこそ『東京女子BOSSA』らしい一面が垣間見られる気がする。
このファースト・アルバム、全12曲中メンバーのオリジナル曲は3曲。今度はメンバーのオリジナル曲を沢山聴いてみたい。まずはライブを観に行くか…。
率直な感想を言えば、このユニットの演っている音楽は、一般的に認知されている“ボサノヴァ”とは趣が異なると思った。極端な言い方だが、ユニット名からして彼女達の音楽そのものが“東京女子BOSSA”という確立したジャンルと言えるのではないか、とさえ感じた。それだけオリジナリティー溢れる音楽であると言えるだろう。
●そもそも、「BOSSA」という言葉には「何か新しいもの」や「独自のもの」という意味があるとか。そこを踏まえて、私が一番意表を突かれたのがアルバム最後の曲『風になりたい』。あのTHE BOOMの大ヒット曲である。BOOMのオリジナル・バージョンがとても親しみやすいサンバ調の演奏なので、「オリジナル曲に彼女達なりの“味付け”をした演奏なのでは…」という安易な予想をしたが、その予想は良い意味で覆された。私はこの演奏にこそ『東京女子BOSSA』らしい一面が垣間見られる気がする。
このファースト・アルバム、全12曲中メンバーのオリジナル曲は3曲。今度はメンバーのオリジナル曲を沢山聴いてみたい。まずはライブを観に行くか…。
2013年10月20日に日本でレビュー済み
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すごくスローテンポのイパネマ(弦のピチカートはサンプラーですよね)で始まり、今、M−5のオリジナル曲に入ったところ聞いていますが、VoのMIHOさん、お姉さんぽい声でMの私としては、叱られたい?曲によって声のキャラが違うのも面白い。ボサの超有名曲だが、ところどころ変化球が入ってて、馴染み深く聞いてると「おっとそうきましたか」という楽しさも。M-6のYASUEさんのインスト、楽しく明るい曲でいいですね。余談ですが自動入力(ネットにつないでると自動で曲名が入ります)が、「Cancao de Futeball」となってて間違えて登録されているようです。M−9なんかはジョビンだけど珍しい選曲。オリビア・ニュートン・ジョンのカバーも好きな曲です。良いですねー。アーバンなアレンジのグレンミラーの名曲ムーンライトセレナーデは自分も大好きなスタンダードです。フルートの入ったボサは良いナーと改めて思いました。

すごくスローテンポのイパネマ(弦のピチカートはサンプラーですよね)で始まり、今、M−5のオリジナル曲に入ったところ聞いていますが、VoのMIHOさん、お姉さんぽい声でMの私としては、叱られたい?曲によって声のキャラが違うのも面白い。ボサの超有名曲だが、ところどころ変化球が入ってて、馴染み深く聞いてると「おっとそうきましたか」という楽しさも。M-6のYASUEさんのインスト、楽しく明るい曲でいいですね。余談ですが自動入力(ネットにつないでると自動で曲名が入ります)が、「Cancao de Futeball」となってて間違えて登録されているようです。M−9なんかはジョビンだけど珍しい選曲。オリビア・ニュートン・ジョンのカバーも好きな曲です。良いですねー。アーバンなアレンジのグレンミラーの名曲ムーンライトセレナーデは自分も大好きなスタンダードです。フルートの入ったボサは良いナーと改めて思いました。
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2013年10月20日に日本でレビュー済み
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東京女子BOSSAのデビューアルバム。お決まりのボサノバアレンジではなく、打ち込みのシンプルなベースラインが泥臭さを無くし、都会的で洗練された新しいボサノバのスタイルを作り出すことに成功している。浮遊感のある透き通ったMIHOのヴォーカルが心地よい。「そよ風の誘惑」「風になりたい」など意外な選曲も違和感無く溶け込み、ジャンルの広さを伺わせる。別々に活動していた4人の実力派女性ミュージシャンで結成されたこのグループはライブでその真価を発揮するのかもしれない。なかなかの美女揃いということなので、ぜひ次はLIVEDVDの発売を期待したい。