著者は、テレビ番組制作会社から農業法人に転職を経て、現在は「より多くの市民が農に親しめる新しい農園スタイル」を目指した貸し農園を運営しています。
その経験と現場から語られる、”農の力で社会にインパクトを与える”ための提言が詰まった本となります。
例えば映画『となりのトトロ』で、トウモロコシ1本から生まれたストーリー(メイが母に届けようとして迷子になる)のように、収穫物の生産利益以外で、農が持つ価値、すなわち「暮らしの豊かさの実感」に主眼が置かれています。
序盤は、都市農業振興基本計画にまつわる農政・市街化の歴史的経緯が解説され、日本の都市農業の展望が明るいことを示唆します。
そして、著者が理事を務める「くにたち農園の会」の詳細な活動レポートを始め、主に東京における都市農業に関する事業・事例・人物の紹介が多数なされています。
終盤、里山の価値の変遷をあらためて認識し直して、さらに"都市農業における里山の資産"を再定義をすることによって、今後の農サービスの方向性を示しています。
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