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東京物語 ニューデジタルリマスター

 (72)8.22時間15分1953G
年老いた親が成長した子供たちを訪ねて親子の情愛を確認しあうという題材だが、小津の手にかかるとどうなるかを示す傑作。何気ない言動が教える各人の生活、思いがけない心情の吐露と発見。そして何事もなかったような人生の悲哀と深淵が見事に描かれている。尾道に住む老夫婦、周吉ととみが東京で暮らす子供達を訪れるために上京する。子供達は久しぶりの再会で二人を歓迎するが、それぞれ家庭の都合もあり、構ってばかりはいられない。結局、戦死した次男の嫁、紀子が二人の世話をすることになる。老夫婦は子供達がすっかり変わってしまったことに気づくのであった……。ラスト近く、ひとり残された夫が、静かに海を見つめているシーンが印象的。人間の孤独感、死生観といったテーマをとりこんだ味わい深い名作。(C)1953 松竹株式会社
監督
小津安二郎
出演
笠智衆東山千栄子原節子
ジャンル
ドラマ
オーディオ言語
日本語
レンタル期間は30日間で、一度視聴を開始すると48時間でレンタルが終了します。

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詳細

出演
杉村春子山村聰三宅邦子香川京子東野英治郎中村伸郎大坂志郎十朱久雄
提供
松竹株式会社
レーティング
G(年齢制限なし)
購入権
すぐにストリーミング再生 詳細
フォーマット
Prime Video(オンラインビデオをストリーミング再生)
デバイス
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レビュー

5つ星のうち4.1

72件のグローバルレーティング

  1. 57%のレビュー結果:星5つ
  2. 16%のレビュー結果:星4つ
  3. 12%のレビュー結果:星3つ
  4. 8%のレビュー結果:星2つ
  5. 7%のレビュー結果:星1つ
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トップレビュー日本から

Amazon依存症2017/10/19に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
意味がわかる歳になりました。
確認済みの購入
本作に心酔するヴィム・ヴェンダースによる『東京画』は1983年の東京で青春時代を過ごした世代には別の意味の感慨がありましたが、同時にこれほどまでに世界の映画人を虜にする東京物語に対するバイアスが高められ過ぎ、どうしても本作前半の冗長な映像やこの時代の台詞回しに耐えられず、ライティングの不整合などに気が散ったりしておりました。
自分も中高年となり子育てを卒業した今、家族が一緒にまとまっていられる時間は案外短いということ、子や兄弟が別の社会を作り、それぞれの社会の役割・立場を持つ人間となっていくことが自然であること、肉親ゆえの馴れ合いが時に他人より遠い関係を見せることもあるというようなことをいつの間にか受け容れていることに気が付くことがあります。
たまたまAmazonプライムに29歳のまま歳を取らない女主人公の映画がありました。
それは辛いことだろうと思います。
老眼が進み、他にいくつかの不調を抱え、基礎代謝が下がっただけ時間の体感速度が加速度的に上がり、記憶力もいい塩梅に衰え、、、そうして身体も頭も老いることで家族連結の自然喪失を、悲劇でなく、粛々とほとんど日常的に認められるようになるのだと思います。
月並みになりますが、この映画が評価される所以はそこのところを的確に淡々と描いていることではないかと思います。
山村聡、原節子、香川京子らの綺麗どころに対して粗野な印象の杉村春子が重要であり、彼女の実力が後半わかるようになっていることを理解できました。
そして、なにより日本を代表する老け役、笠智衆のキャラクターがこの映画にとって大きいことは言うまでもありませんね。
彼は昭和三十年代生まれの私達の世代には最初からずっとお爺ちゃんでした。
公開時の実年齢は49歳になる筈、いつの間にかこの映画の彼の歳を越えていることにさえ特に驚かなくなっています。
やはり名作です。
リメイクである山田洋次『東京家族』も観ました。
この題材で2時間15分も観せるオリジナルの本作がいかに奇跡的な作品なのか、今はよくわかります。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Amazon カスタマー2015/02/18に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
人と人、人と世の中との距離感
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身内だから解ってくれる、大事に思ってくれる、という前提に立つからこその孤独感。
「私、ずるいんです」と精一杯微笑む紀子は、亡くなった次男の嫁だからこそ、実子よりも両親に優しくできることがわかっている。彼女は、実子と同様に理解して欲しい、とは露程も思ってはいない。
だから彼女の笑顔は切ない。
「戦争はもう懲り懲り」と酔って本音を語る三人の年老いた親父たちのバックで流れるパチンコ屋の軍艦マーチ。
外部に向かい一丸となり、戦意高揚していれば孤独では無い、という錯覚に陥るが、ふと気付けば内部はうつろになっている。
自身の内側にある孤独感、老いていく悲しさ等と、戸惑いながらも、愚直なやり方かもしれないが真摯に向き合って行く。
孤独な内界を戸惑いながらも受け取ることで、初めて人と世の中との「善き」対流が生じる。
自身も人も世の中も、変わり続ける。基本は孤独であれども「善哉」。
。。。それが「生きていく」という事なのだろうなあ、と、深く感じた。

今は無い、がらんと空の広すぎる東京の風景が、かなしくうつくしく感じた。

素晴らしい映画です。
55人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Ai love Angel2016/11/05に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
テレビもない時代だけど親子の関係は今と少しも変わらない気がした。
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おやじが3人集まり飲みながら愚痴を言う。
いつのまにか話題は子供たちのことになり、
「オタクの息子は立派に育ちいいですな~。うちなんか全然ダメ。」
「親を邪魔者扱いする。」「昔はやさしかった。」と飲み屋で語る。
今でも変わらずどこかの居酒屋で繰り広げられていそうな話題が展開する。
子供たちは折角遠いところから上京して来た久しぶりに会った親にもかかわらず、
表面上は優しいことを言うが、どこか邪険に扱う。
「そうか。そうか。」と聞き分けの良い返事をするが、冷たさが透けて見え
やっぱり寂しい。
あんなにゆっくりと時間が流れている時代なので、もっと心に余裕があるのかと
思えば、テレビやスマホに時間を奪われる現代と少しも変わらない。
いつの時代も心配しても報われない、愛しているほど愛されない、
親とは寂しいものなのかもしれないと思った。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Kindleのお客様2018/01/10に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
親はそんなもの…。
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東京に出て都会の空気に馴染んで行く子供たち。
親の恩を忘れたわけではないけど、忙しさと雑多な日々を口実に、わざわざ遠い故郷から出て来てくれた両親に対して、心から歓待出来ない気持ちも全く分からないでもない。
旅の終盤に、少し冷たかった子供たちに対して、両親夫婦は微笑みながら語り合う「うちはええ方じゃ…幸せじゃ…」と。
思わず涙がこぼれそうになった。
親なんてそんなものだ、子供たちがどうであれ、どうしてもいつまでも可愛いものなんだと、しみじみ感じる場面だった。

そして義理の娘役の、原節子さんの美しい笑顔がこの映画の清涼剤のように清々しくほっとする。

父親役のゆったりと、とつとつと話す言葉が心に沁みる映画だった。
カラーで観る事ができたら、海と島の風景などが格別だろうが、心と脳内で色や空気や匂いを再現しながら観ていた。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
アマゾンカスタマー2016/05/23に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
傑作の中の傑作
確認済みの購入
ラストシーンの、笠智衆演じる父親が独り背中を丸めて座り海を見る姿・・・。

そして、原節子演じる紀子に「いわば他人のあんたが一番よくしてくれた」と言う場面。
自分は汚れていると告白する紀子に、父親が「やっぱりあんたは正直でいい人じゃ」と言う場面。
その紀子が、香川京子演じる義妹に、現実的な義兄や義姉をかばう部分・・・。

どれをとっても、60年以上後に生きる我々の人生に同様に起きている場面です。

誰一人悪人ではなく、皆自分のために一生懸命生きている。
そしてそれゆえに哀しく、時に惨めで、時に狡猾で、時に滑稽で、時に悲しく、時には美しい。

どこにでもあるがゆえに、やるせない現実。
それでも、人の善意は信じたい私たち。

すべてのシーンとすべての台詞とすべての役者の表情に寸分の無駄もない、完璧と言うしか
無い、傑作の中の傑作です。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
あしたページ2016/08/23に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
邦画に目覚めました
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 煙突の煙、経済が豊かになっていくのとは裏腹に暗雲が立ち込める。不安がよぎる。地方から東京へ移り住む人もいた。優秀な人々は東京で一旗揚げた。そうして生活は豊かになっていくが親子の繋がり、人間の心の交流、人間の感情のやり取りは希薄になっていく。お金でパーッと熱海で楽しむ。贅沢だが本当の楽しみは無い。親への優しさ、思いやりはお金では成し得ない。とみは他人の紀子に肩をもんでもらって話をして心安らぐ。虚楽に安らぎはない。
 周吉は居酒屋で同級生3人で酒を飲んで語らうが、男の悲哀を感じる。後のサラリーマン映画、TVドラマのやり場のない悲哀に通じるものがある。周吉の感じがひょうひょうとした無責任男に似てると思った。沼田三平の感じがサラリーマンのようだ。
 故杉村春子さん演じる金子志げが、嫌味なパーマ店の女将役でシリアスな映画にユーモアを加えている。
 人物の静かな会話で物語は進んでいく。登場人物に激しい動きなど一つもない。幸一の息子が小学生ぐらいか、父の回転椅子に座ってくるりとまわるのが唯一の動きのあるシーンである。
 場面が今どこにいるのかはっきりしていて解りやすかった。アパートの廊下が映って、とみが紀子のアパートを訪れる。引き戸が映って場面が尾道という風に同じシーンが映って場所が解る。
 作品が発表されたのは、1953年(昭和28年)で終戦から8年後である。登場人物である紀子は旦那を周吉の同級生の一人は戦争で子供を失っていた。
 社会が徐々に安定を取り戻し豊かになっていた。過去の日本の時代背景を映画で知ることは興味深かった。まだ新幹線が開通していないので、尾道から東京まで1日半もかかる長旅だった。東海道線と言ってたんだな。
 市井に生きる人々はその時代にどんな事を考えていたのだろう。社会が豊かになればなるほど人の心は荒んでいく、と現在とあまり違わない気がする。「生きてる内にもっと優しゅうしとってやったら」と周吉はとみが亡くなってからぽつりとつぶやくが、昔の日本男児は亭主関白で思っていても素直に表現できなかった。現代の男性はどうだろうか、奥さんとか女性に優しさとか思いやりを自然に表現できるように変わっただろうか。アメリカ映画を視て日本も欧米化したけれども、日本的な感情のやり取りの仕方は変わっていないようにこの映画を視て思いました。
 以前、新聞で名作、小津安二郎の映画の素晴らしさを伝える記事を読んだことがあった。ソフトを買ったり、レンタルしてまでは視ていなかったのですが、アマゾンプライムでオンデマンドでネットで視れることになり、40歳代にして初めて作品に触れさして頂きました。邦画の名作にもっと触れたいと思うようになりました。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
★サクラじゃない真のレビュアー★2018/09/03に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
それはまるで生け花のような。
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現代と違い、ネットも携帯もない、当時の生活。
シンプルな生活の中で、コミュニケーションは、対面の会話が主体になる。
そこでは、より感情が浮き彫りになり、だからこそ感情がむき出しにならないような「抑制や工夫」が今よりも必要だったはずである。

シンプルな日常、ストーリーの中に、未亡人役の原節子が演じる温かく美しい情愛は、何もないところに小さくも明るく燃えるキャンドルの光のように輝いている。

作品のすばらしさは勿論、このような演出を最大限に生かし演じきった女優が見事。
ラストまで退屈にも感じた流れの中で、ふいに背中を叩かれたような感じで気が付いたら涙が溢れていた。

感情を抑える、優しい心、それは日本人固有の美学、美徳であったと思う。
それはまるで、シンプルな中に計算されつくした美がある生け花のような。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
新宿成人男子2019/02/18に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
人が生きていくとはこういうことと分からせる名作
確認済みの購入
家族といえども人は離れて暮らせば過去の親密さを忘れがちである。いや、新たな環境で別の人生を歩むためには、時の流れとともに親兄弟と分かち合ってきた愛情を少しずつ切り捨てていかねばならない。

冒頭からエディングまで、どの家族でも繰り広げられるありふれたエピソードが淡々と描写される。あえてクライマックスといえば最後に訪れる母親の死ということになろうが、これもまたどこにでもありふれた出来事である。この名作は核家族化が進むにつれて家族の親密さが薄れていく社会を批判的に描写したわけではなく、人が前を向いて生きていくとはこういうことだという悟り(開き直り)を感じさせる。もちろん多少の批判を感じなくもなかったので、動画を見終わったあと近くに住んでいながらご無沙汰してしまっている超高齢の両親に電話をかけずにはいられなかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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